テラーノベル
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はじめまして!
すいと申します。妄想が好きで考えたり、他の方の作品を読んでいるうちに自分も書きたくなり、今指を動かしています!!!
初めての作品ですので暖かい目で見守っていただけると、とっっってもうれしいです!!
よろしくお願いいたします!!!
もとぱ mtp
「チェック、お願いしまーす!」
スタッフの声と共に、ステージに爆音が走る。
いつもなら全身を震わせる快感なはずの重低音が、今は頭蓋骨を直接ハンマーで叩かれているみたいだ。
「……っ、」
ギターの鋭い高音が脳を突き刺す。一瞬、視界がぐにゃりと歪んだ。
マイクスタンドを掴む指先に、思いきり力を込めて耐える。
全神経を「立っていること」だけに注いでいる僕の隣で、不意に音が止まった。
「……一旦ストップ。ごめん、ちょっとチューニング確認させて」
若井がマイクを通して、さらっと、でも遮るように言った。
楽器隊の手が止まり、ステージに静寂が戻る。
「……元貴、こっち」
若井が僕の腕を掴んで、スピーカーの影、照明の当たらない暗がりに引き寄せた。
スタッフからは見えない位置。 彼は自分のギターを床に置くと、大きな手のひらで僕の両耳をふさぐように覆った。
「……うるさかったな。ごめん」
遮断された音の世界で、若井の体温だけが伝わってくる。
「大丈夫」と言いたいのに、声を出そうとすると吐き気がしそうで、僕はただ彼のシャツの裾をぎゅっと握りしめた。
若井の大きな掌が、僕の耳を優しく塞いでいる。
ライブ会場特有の重低音が消え、代わりに聞こえてくるのは、僕の早鐘のような鼓動と、若井の静かな呼吸音だけ。
「……ごめん」
ようやく絞り出した僕の声は、情けないほど震えていた。
プロ失格だ。大事なリハなのに。みんなに迷惑をかけている。
自分を責める言葉が頭を埋め尽くしそうになった時、ふっと耳元に温かい吐息を感じた。
「謝らないで。元貴がどんだけ頑張ってるか、俺が一番近くで見てきてるよ」
若井が掌を少し緩め、僕の顔を覗き込む。
その瞳は、いつもの悪戯っぽい光を潜め、ひたすらに穏やかで、深い。
「スタッフさんには『機材トラブルで15分押す』って伝えてある。その間、元貴はあっちの暗いとこで目閉じといて。……俺が横にいるから」
「でも、若井の練習が……」
「俺のギター、舐めないで?笑」
若井は少しだけ口角を上げて笑うと、僕の背中を優しく叩いた。
その手の温かさが、偏頭痛で尖っていた僕の心を、ゆっくりと、でも確実に溶かしていく。
「……若井」
「ん?」
「……ありがと」
暗がりのなか、誰にも見えない場所で。
僕らは一瞬だけ、プロのバンドじゃない、いつもの大森元貴と若井滉斗に戻れた気がした。
色々な設定を入れる方法がまだまだ未熟で、上手くできませんでした本当にすみません😭
分かりやすくまとめるのなら
・omrさんはこの日体調が悪くて、ライブ当日だと言うのに上手くいかない自分に情けなさを感じて、少しマイナスになってます。
・偏頭痛が原因で体調が悪いです!
・恋人同士です!
長くなって申し訳ありません😭😭😭
改めまして、興味を持ってくださりありがとうございます!!!これからもどうぞよろしくお願いします!!!!
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