TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

3月の涼風にまみれた暖かな恋

一覧ページ

「3月の涼風にまみれた暖かな恋」のメインビジュアル

3月の涼風にまみれた暖かな恋

1 - 3月の涼風にまみれた暖かな恋

♥

43

2024年07月22日

シェアするシェアする
報告する

こんにちは!!

初の!ノベルにchallengeです!

初なんで変なところもありけり…

軽めのBLっすね

多分軽めのBLです

急にキスしたらほんまにごめんなさい

それではれっつすたーてぃん!

言い忘れてました高校3年生の3月という設定です


h side


ある日の放課後。僕はいふくんに呼び出されていふくんの教室に向かった。

h)遅れちゃったかな…ガラガラ

i)!

i)ほとけ!!

h)遅れてごめんね~m(_ _)m

i)それはええねんけど、今日一緒に帰らん?

h)急だな笑

h)でもなんでー?

i)ほとけ、ストーカー被害被ってる

h)え、、?

i)俺が守ったるから、今日は一緒に帰ろ

i)さすがにほとけ1人で帰らせる訳にはいかん

h)う…ん、ありがと


自分に何が起こっているのか分からなかった。

もしいふくんが、僕のために言ってくれているのなら帰ろう。


僕は、いふくんが好きだ。

そんないふくんに今、帰ろうと誘われている所。

僕と帰ることを誘っている君の瞳は初めて見た。

いつも馬鹿らしくて、でも真面目で_。

そんな君の瞳を見るのは何百万、いや、何千万も経験してきた。

なのに今日の僕は照れてしまっている。

それは、嘘をついていないような瞳で。

僕が好きないふくんの瞳は、体は、馬鹿らしいいふくんなのに。

でもこれは一大事。

一緒に帰って安全に過ごそう。


i)そーいえばこうやって2人で帰ることもあとちょっとか~

h)ほんとだね!?あの6人組もクラス離れてからほとんど話してないし

i)俺ら親友‼️とか言ってた癖に。

i)俺は一生あの変わらない6人で過ごしたかってんけどなぁ

h)ぼくも!!!

h)そーだ!

h)あのグルラでもう1回騒いでみようよ!!

i)ええやん

i)まぁ俺が騒ぎだしたらあかんし、ほとけが騒いでみ?

h いれいすグルラ)ねーねー

h いれいすグルラ)ストーカー被害あってるみたいなんだけど、、

h いれいすグルラ)今いふくんと帰ってる!

h いれいすグルラ)話変わるけど卒業旅行とか行かない!?

h いれいすグルラ)またこの6人で思い出作りたいよ(т-т)

n いれいすグルラ)ええ久しぶりだ!

n いれいすグルラ)いいじゃん!6人で京都旅行とかどう!?

l いれいすグルラ)えーりうら沖縄とかがいいなー

s いれいすグルラ)じゃあアンケート取る!!

y いれいすグルラ)選択肢はー?


i)おお!盛り上がっとうやん!

h)安心( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )ホッ

h)卒業旅行楽しみだなぁ~

i)みんな違う大学進むからな

h)僕達は6人でひとつだし!

i)あはははっ!お前良い奴やな!

i)そらストーカーも惚れるなw

h)ストーカーは笑い事じゃありませえええん

i)でも、ほとけは良い奴やしな。

i)告白された回数は?

h)30超えるぐらい

i)経験人数と付き合った人数

h)どっちもいません

i)やろ?

i)やからモテんの


i side

はあああああ鈍感やなこいつまじで。

俺が好きなんはほとけ。

ほとけは覚えてなくても、俺ら4歳の時に仲良くて永遠に友達って約束しちゃったからなぁ。

恋人っていう関係性にはなれへんな

4歳のとき、ほとけが公園で1人しくしくと泣いていたのを思い出す。

あのときのほとけは、今みたいに口角を上げて馬鹿笑いしているほとけとは大違い。

一緒に遊んでいた子達からいじめを受けていたのだろう。

それに勘づいた俺はすぐさま仲良くなった。

ほとけと毎日遊んで5日が経った頃、ほとけの親の転勤が決まった。

10年後には戻ってくる、と話していた為俺は

「ゆびきりげんまん!!おれらずっとともだちやもん!」

「はなれてもおれのことわすれんといてな?ちゅうがくせいになったらもういっかいここのこうえんでしゅうごう!!」

「わかった?」

幼いながらも約束をしたんだ。

その10年後。

中学2年生の時だ。

家の大掃除をしていたらほとけとのアルバムを見つけた。

俺はそのとき、ほとけとの思い出が鮮明に浮き出してきた。

久しぶりにあの公園に行ってほとけを探す。

いる訳ないってわかってても探しに行きたかったんだ。

探しに行かなきゃ駄目だったんだ。

だから俺は一応の為、ほとけの苗字と住所を母親に確認した末公園に向かった。

結果は居なかったんだ。

だから書いてある通りの住所まで行き、苗字が違う事も判明。

諦めた。

高校が同じだったら、みたいな夢まで見た。

その夢は叶った。

本当に嬉しかった。

もう一度、あのときみたいに公園に行ったら何か思い出してくれるかもしれない。

だから俺は公園に誘った。


i)ダイス公園行かん?

h)あー呪いって言われてるとこ?

i)呪いなんか言われてんの?

h)うん

h)その公園に行ったら記憶が薄れちゃうんだって

i)え、?

i)そんな悲しいことあんねや、、

h)あるみたいだよ?

i)それでも俺は行きたい。

h)良いけど、、


ダイス公園到着

i)懐かしいなぁ

h)なんか、、、、ちっちゃい時にここで遊んでた記憶も無きにしも非ずなんだよねぇ

h)いふくんみたいな身長の高い子と遊んでた!

h)その子は男の子だったんだけど僕恋愛感情あってさ~

h)今もその子探してる。

h)今は好きな人変わってるんだけどね笑

i)え…っ、?

i)好きやったってほんまか!?

h)うん

h)でも、、名前も顔も、忘れちゃったよ笑


少し赤らめた顔で話す君。

3月の涼風が寒かったのか、水色のセーターで萌え袖をしている君。

俺の事が本当に好きだったのかなんて分からない。

でもそうだと夢を見る自分。

今しかチャンスねぇよ。

俺の夢物語、叶うかな


i)ほとけっ!

h)なーにー?

h)あっ!いふくん見てよー!!

h)白詰草の冠!

i)おお、可愛いやん

h)あ、なになにぼくいふくんによばれてたじゃん!

h)はなしなーにー?

i)実はさ、ここの公園で俺ら遊んでたんよ

h)え、っ?

i)4歳のとき。

i)いじめられてたほとけを助けるために遊んでた

h)…

i)やから、ほとけが好きやったんは俺。

i)こんなところで言うのもなんやけど、実は、ずっと好きでした。

i)本当に心の底から大好きです。

i)こんな俺でよければ、付き合ってくださいっ!

h)うぅ…(т-т)

i)え!?どうしたん!?

h)いや、告白してくれたのが嬉しくて。゚(゚´ω`゚)゚。

h)こんな僕でよければ、お願いします!!


帰り際


i)あの、さ、早すぎるかもしれへんから嫌なら言ってな?

h)うん

i)キス、、してもいい?

h)パァッ!

h)したい!!

i)じゃあ、目瞑って

h)パチッ(目瞑る)

i)…チュッ

h)…///

青組一同)世界で1番愛してるよ


「3月の涼風にまみれた暖かな恋」𝑒𝑛𝑑

この作品はいかがでしたか?

43

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚