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〔Epilogue〕
(ん?)
今日、なぜだかうちのクラスがざわついていた。
(まさか…また事件⁉︎もうそういうの勘弁なんだけど…!)
俺はつかさずクラスメイトに聞いた。
「何でこんなに騒いでんの…?」
「なんか今日転入生来るらしいぜ!」
「転入生⁉︎」
転入生。懐かしい。
(そういえば、何人か転校していっちゃたまま誰も来てなかったしなぁ…そのせいか)
俺はサッと準備を済ませ、席へ着いた。
そして始業の合図がなり始めた頃、先生が教室に入ってきた。
・・・
「えーっと、みんなももう知ってると思いますが、今日は転入生が来ます」
「「「「「「いえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!」」」」」」
「はい静かに、それじゃ入ってきて」
戸がそっと開き、一人の女の子が入ってきた。
「折節氷乃(おりふし ひょうの)です」
何だろう。懐かしい感覚。
(もしかしてこれって…)
胸が痛むようで心地よい、そんな感覚。
(折節さん、ね…)
「それじゃ、折節さん空いてる席に」
「はい」
・・・
俺はかさなる想いの中で新しい想いを見つけられたのかもしれない。
おかげで俺は、新しい一歩を踏み出せそうだ。
俺はただ、その子をじっと見つめていた。
かさなる想いの中で
完
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