それでは、どうぞ!
ショッピングモール
fw『とうちゃ〜く!』
hr「ねぇ、不破さん本当に社長がショッピングモールにいると思ってるの?」
fw『んや〜?知らん』
hr「適当すぎる…」
ty[まぁ、了承しちゃったんだし仕方ないよ]
hr「それもそうですね」
fw『じゃ、みんなでここの店全部回るぞ〜!』
ty[探す気ではあるんだ]
fw『あ、なぁなぁ見て!あれ良さそう!』
hr「本当に探す気か…?」
数十分後
ty[1階は、これで全部かな?]
fw『そうやな』
ty[…見つからなかったね、社長……]
hr「うん…でも、絶対どこかには居るから」
hr「まぁ、ここじゃない可能性は高いけどね」
fw『社長やったら、もしかしたら釣られてるかな〜と思って』
hr「それはそれで失礼だぞ()」
ty[ここじゃないってことは…どこだろ、会社とか?]
hr「あの状態で行きますかね…?」
ty[それもそっか…じゃ、どこだろ?]
fw『待って、2階まだ行ってへんのやけど?』
hr/ty「[ここには居ないから行かない]」
fw『そんな被せて言わんでも…』
hr「ん〜…やっぱ分かんないし、今日はもう解散で……」
プルルルルルル プルルルルルル
fw『あれ、誰か電話来とるで?』
hr「僕じゃないですよ」
ty[ごめん、僕だ]
ピッ
ty[もしもし?]
D《剣持さん!》
ty[わっ…!?ちょ、どうしたんですか?D]
D《緊急事態です!大急ぎで〇〇まで来てください!》
ty[わ、分かりました]
D《それとすみませんが、甲斐田さんと不破さんにも伝えといてくれませんか?》
ty[それなら、今2人と居るから一緒に行きますね]
D《そうなんですね!なんともありがたい…》
ty[とりあえず、大急ぎで〇〇まで行けばいいんですよね]
D《はい!お願いします!》
ty[それじゃ、失礼します]
ピッ
hr「Dからの電話っぽかったですけど、なんだったんですか?」
ty[〇〇まで大急ぎで来いだって]
fw『それはまた急やな…』
hr「とりあえず、タクシー捕まえて向かいましょう」
ty[うん]
もしかしたら、D達が社長を見つけてくれたのかもしれない
そうだとしたら早く行かないと…!
社長に、あのことについてをちゃんと話さないと!
でも…なんで社長を見つけた場所が、病院なんだろ……?
病院 個室
ガラガラガラガラ
fw『D〜!来たで〜』
D《あ、みなさん!》
hr「それで、病院に呼ぶなんて一体どうしたんですか?」
D《まだみなさんには、お伝えしてませんでしたね…》
D《こちらを…見てください》
ty[ベッドの上?なにがある……え…?]
この病室に1つしかないベッドの上には、僕らがずっと探していた社長が寝ていた
kg〔………〕
ty[…っッ!!社長ッ!]
社長の顔を覗くと目元が、これでもかというくらい赤く腫れていた
さらに社長の綺麗な茶色の髪の毛は、いつもの清潔感とは程遠くグチャグチャになっていた
きっと、ずっと泣いていたのだろう…
そして行き場の無くなったストレスを自分に押し付けた……
ty[ッ…社長……ッッ゙]
fw『……っ』
hr「どうして…」
……完全に、僕のせいだ………
僕が…社長を……
ty[…っッッ゙]
fw『居なくならんでや、社長…』
fw『あんたが居なくなったら…ろふまおを辞めたら、俺らはどうするんや』
hr「そうですよ、誰か1人が…社長が居なくなった時点でろふまおは解散したも同然なんですよ」
hr「これじゃ、円満解散なんて出来ないじゃないですか…」
ty[社長、ごめんなさっ…ごめんなさいッ、僕がッッ僕が悪いからぁ゙…っ]
ty[戻って来てッ、辞めないでよ゙ぉ゙ッッ…!]
kg〔………〕
ty[ッぁ゙っ゙、うッッ゙…っッ゙]
目…覚まさない……起き、ない……っッ
なんで…ッ?本当にッッ、居なくなっちゃうの……?
嫌ッッ゙、嫌だよ…ッ
ty[居なぐなん゙な゙いでよ゙ッ゙ッ゙!!ポロッ]
kg〔…少し……やりすぎましたかね…?〕
ty[ぇ゙ッ゙…ッッ?]
kg〔みなさん、どうも〕
hr/ty/fw「[『…っ!社長ッ!!』]」
ガバッ
kg〔おやおや〕
hr「よかったぁ…本当に、よかった……」
fw『社長が居なくなったら、どうしようかと思ったわ…』
ty[ごめんなさい゙ッ゙、ごめんなさい社長…っ]
ty[もゔこんな事しない゙から゙!辞めないでよ社長ッ!!]
kg〔これは……かなり、やりすぎましたね…〕
hr「…?どういうとこ……?」
kg〔えっとですね……〕
加賀美視点
fw『は、逆ドッキリ…?』
kg〔はい、事務所を出て少しした頃にDと会ったんですよね〕
kg〔そこでさっきのが、ドッキリだったと言うのをDから聞きまして…〕
kg〔その後に、Dから逆ドッキリしないか?とノリノリの状態で提案されまして〕
hr「Dには後で説教ですね」
D《あはは〜》
fw『なんで少し嬉しそうなんよ…』
kg〔それで、やらされたって感じですね〕
ty[じゃあ…ろふまお辞めない?居てくれる?]
kg〔ん〜…まぁ、アレがドッキリだってのは分かりましたし良いですよ〕
kg〔でも、条件としてこういう事はもう絶対にやらないこと!〕
kg〔私だったからまだ良かったものの、もし甲斐田さんだったりしたらどうするんですか?〕
kg〔桜魔皇国に引きこもって終わりですよ?〕
hr「もしかしたら長尾と弦月が動くかもしれないですけどね」
fw『でももう、こうなるのは懲り懲りやからな』
ty[うん、もうこういうのはやめる、もう絶対にやらない]
kg〔それならOKです〕
ty[…!よかった……]
hr「もちさん、ず〜っと社長のこと気にしてましたからね」
ty[だって…僕のせいで…]
fw『だぁ〜から、もう…もちさんったら責任感強すぎ!』
hr「不破さんが無さすぎなだけなんじゃ…?」
fw『なんか言ったか甲斐田?(圧)』
hr「ひぃ…!?ごめんって!」
ty[自業自得、乙]
hr「酷い…!(泣)」
kg〔…っあははw〕
hr/ty/fw「[『…!?』]」
ty[急にどうしたんですか?社長]
kg〔いやぁ、なんか…よかったなぁ゙ッって、思って…ポロポロ〕
hr「ちょ、大丈夫ですか!?」
kg〔すみませんッ、安心したら急にっ…ポロポロ〕
fw『そっか、Dに言われるまでドッキリだって知らんかったから…』
kg〔ッはぃ゙…っ、ポロポロ〕
ty[社長…]
ty[…大丈夫ですよ、社長]
kg〔え゙ッ…っ?ポロポロ〕
ty[僕らは、なにがあっても離れたりはしませんよ]
ty[僕らの絆はハサミでもカッターでも、どんなものでも切れないくらい硬いです]
ty[そんな僕らの絆を見くびらないでください、これまでどれだけ一緒に居たと思ってるんですか]
fw『そうやで〜?こんなんじゃ、俺らは離れんからな』
hr「そう簡単には離れさせないので、覚悟しといてください」
kg〔…っ!〕
ty[絆を壊すようなことをしたやつが、なに言ってんだ思うかもしれませんけど…]
kg〔…いえ、そうですね〕
kg〔すみません…私は、みなさんのことを見くびってたようです〕
kg〔みなさんが、それほど思ってくれてたとは思わなくて…〕
fw『にゃはは、そしたらこれから分かっていけばええやん』
ty[これからもみんなで会う機会が、たっぷりとあるからね]
hr「社長に叩き込んでやりますよ!」
kg〔ははっwお願いします〕
fw『あ、そや、さっきここに来るまで社長を探すついでにショッピングモール行ってたんよ』
kg〔絶対それ逆ですよね?〕
hr「それは僕も思った」
fw『んで、そこで色々と買ってきたから!みんなでシェアしよ〜!』
kg〔それは良いですね〕
ty[ちなみに僕は社長を探すのに必死で、ふわっちが買ったところ見てないから、どんなのかは分かんない]
hr「もしかしたら、結構ヤバいの買ってるかもこの人」
fw『んなもん買っとらんって!ほら、見て!』
ty[あ、僕これもらいっと]
kg〔美味しいと有名の、あのプリンじゃないですか!〕
hr「もちさん、1つこれと交換しません?」
ty[なんですか?それ]
hr「ロールケーキですね」
ty[それなら良いです、はい交換]
hr「やったぁ〜!」
kg〔ていうかこれ、ほとんどスイーツじゃないですか〕
fw『疲れた時には甘いもの!なんて言いますからね〜』
ty[さすがふわっち、まぁまぁなセンスの良さじゃん]
hr「まぁまぁなんだ…」
ty[僕に勝るものはいないからね!]
kg〔そうですね〜(棒)〕
fw『あ、他にも色々あるんすよ!例えば〜……』
数分後
kg〔よし、それじゃあそろそろ帰りましょうか〕
fw『そうっすね!』
hr「あれ?Dは?」
kg〔椅子の上に、なんか紙がありますよ?〕
ty[本当だ、えっと…]
ty[”受付の方には話はしといたので、そのまま帰ってもらって結構です。撮れ高ありがとうございました。”…だって]
fw『あいつ逃げやがったぞ!!』
hr「許さん…」
kg〔まぁまぁ、これは次の収録日に回せばいいんですよ〕
ty[D、ご愁傷さま…]
hr「とりあえず出ましょ?」
fw『そやな』
kg〔…あの、みなさん!〕
hr/ty/fw「『[ん?]』」
kg〔その…これからも、よろしくお願いします!〕
hr/ty/fw「[『…!!』]」
hr「ふはっ、もう急にどうしたんですか?」
kg〔なんか突然、言いたくなってしまって…〕
fw『とりまよろ〜』
ty[軽いな]
fw『そんなもんよ、そんなもん』
ty[いや、分からんて]
ty[まぁいいや…これからもよろしく、社長]
kg〔…!はい!〕
オチ、これでいいんでしょうか…?
それでは、次回!
コメント
2件
逆ドッキリ!?こっちもハラハラしたぁ… てぇてぇ…病室のベッドになりたい((