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27 - 簡単なこと_2

♥

164

2024年08月08日

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それでは、どうぞ!


ショッピングモール

fw『とうちゃ〜く!』

hr「ねぇ、不破さん本当に社長がショッピングモールにいると思ってるの?」

fw『んや〜?知らん』

hr「適当すぎる…」

ty[まぁ、了承しちゃったんだし仕方ないよ]

hr「それもそうですね」

fw『じゃ、みんなでここの店全部回るぞ〜!』

ty[探す気ではあるんだ]

fw『あ、なぁなぁ見て!あれ良さそう!』

hr「本当に探す気か…?」










数十分後

ty[1階は、これで全部かな?]

fw『そうやな』

ty[…見つからなかったね、社長……]

hr「うん…でも、絶対どこかには居るから」

hr「まぁ、ここじゃない可能性は高いけどね」

fw『社長やったら、もしかしたら釣られてるかな〜と思って』

hr「それはそれで失礼だぞ()」

ty[ここじゃないってことは…どこだろ、会社とか?]

hr「あの状態で行きますかね…?」

ty[それもそっか…じゃ、どこだろ?]

fw『待って、2階まだ行ってへんのやけど?』

hr/ty「[ここには居ないから行かない]」

fw『そんな被せて言わんでも…』

hr「ん〜…やっぱ分かんないし、今日はもう解散で……」

プルルルルルル プルルルルルル

fw『あれ、誰か電話来とるで?』

hr「僕じゃないですよ」

ty[ごめん、僕だ]

ピッ

ty[もしもし?]

D《剣持さん!》

ty[わっ…!?ちょ、どうしたんですか?D]

D《緊急事態です!大急ぎで〇〇まで来てください!》

ty[わ、分かりました]

D《それとすみませんが、甲斐田さんと不破さんにも伝えといてくれませんか?》

ty[それなら、今2人と居るから一緒に行きますね]

D《そうなんですね!なんともありがたい…》

ty[とりあえず、大急ぎで〇〇まで行けばいいんですよね]

D《はい!お願いします!》

ty[それじゃ、失礼します]

ピッ

hr「Dからの電話っぽかったですけど、なんだったんですか?」

ty[〇〇まで大急ぎで来いだって]

fw『それはまた急やな…』

hr「とりあえず、タクシー捕まえて向かいましょう」

ty[うん]

もしかしたら、D達が社長を見つけてくれたのかもしれない

そうだとしたら早く行かないと…!

社長に、あのことについてをちゃんと話さないと!

でも…なんで社長を見つけた場所が、病院なんだろ……?











病院 個室

ガラガラガラガラ

fw『D〜!来たで〜』

D《あ、みなさん!》

hr「それで、病院に呼ぶなんて一体どうしたんですか?」

D《まだみなさんには、お伝えしてませんでしたね…》

D《こちらを…見てください》

ty[ベッドの上?なにがある……え…?]

この病室に1つしかないベッドの上には、僕らがずっと探していた社長が寝ていた

kg〔………〕

ty[…っッ!!社長ッ!]

社長の顔を覗くと目元が、これでもかというくらい赤く腫れていた

さらに社長の綺麗な茶色の髪の毛は、いつもの清潔感とは程遠くグチャグチャになっていた

きっと、ずっと泣いていたのだろう…

そして行き場の無くなったストレスを自分に押し付けた……

ty[ッ…社長……ッッ゙]

fw『……っ』

hr「どうして…」

……完全に、僕のせいだ………

僕が…社長を……

ty[…っッッ゙]

fw『居なくならんでや、社長…』

fw『あんたが居なくなったら…ろふまおを辞めたら、俺らはどうするんや』

hr「そうですよ、誰か1人が…社長が居なくなった時点でろふまおは解散したも同然なんですよ」

hr「これじゃ、円満解散なんて出来ないじゃないですか…」

ty[社長、ごめんなさっ…ごめんなさいッ、僕がッッ僕が悪いからぁ゙…っ]

ty[戻って来てッ、辞めないでよ゙ぉ゙ッッ…!]

kg〔………〕

ty[ッぁ゙っ゙、うッッ゙…っッ゙]

目…覚まさない……起き、ない……っッ

なんで…ッ?本当にッッ、居なくなっちゃうの……?

嫌ッッ゙、嫌だよ…ッ

ty[居なぐなん゙な゙いでよ゙ッ゙ッ゙!!ポロッ]





















kg〔…少し……やりすぎましたかね…?〕

ty[ぇ゙ッ゙…ッッ?]

kg〔みなさん、どうも〕

hr/ty/fw「[『…っ!社長ッ!!』]」

ガバッ

kg〔おやおや〕

hr「よかったぁ…本当に、よかった……」

fw『社長が居なくなったら、どうしようかと思ったわ…』

ty[ごめんなさい゙ッ゙、ごめんなさい社長…っ]

ty[もゔこんな事しない゙から゙!辞めないでよ社長ッ!!]

kg〔これは……かなり、やりすぎましたね…〕

hr「…?どういうとこ……?」

kg〔えっとですね……〕











加賀美視点

fw『は、逆ドッキリ…?』

kg〔はい、事務所を出て少しした頃にDと会ったんですよね〕

kg〔そこでさっきのが、ドッキリだったと言うのをDから聞きまして…〕

kg〔その後に、Dから逆ドッキリしないか?とノリノリの状態で提案されまして〕

hr「Dには後で説教ですね」

D《あはは〜》

fw『なんで少し嬉しそうなんよ…』

kg〔それで、やらされたって感じですね〕

ty[じゃあ…ろふまお辞めない?居てくれる?]

kg〔ん〜…まぁ、アレがドッキリだってのは分かりましたし良いですよ〕

kg〔でも、条件としてこういう事はもう絶対にやらないこと!〕

kg〔私だったからまだ良かったものの、もし甲斐田さんだったりしたらどうするんですか?〕

kg〔桜魔皇国に引きこもって終わりですよ?〕

hr「もしかしたら長尾と弦月が動くかもしれないですけどね」

fw『でももう、こうなるのは懲り懲りやからな』

ty[うん、もうこういうのはやめる、もう絶対にやらない]

kg〔それならOKです〕

ty[…!よかった……]

hr「もちさん、ず〜っと社長のこと気にしてましたからね」

ty[だって…僕のせいで…]

fw『だぁ〜から、もう…もちさんったら責任感強すぎ!』

hr「不破さんが無さすぎなだけなんじゃ…?」

fw『なんか言ったか甲斐田?(圧)』

hr「ひぃ…!?ごめんって!」

ty[自業自得、乙]

hr「酷い…!(泣)」

kg〔…っあははw〕

hr/ty/fw「[『…!?』]」

ty[急にどうしたんですか?社長]

kg〔いやぁ、なんか…よかったなぁ゙ッって、思って…ポロポロ〕

hr「ちょ、大丈夫ですか!?」

kg〔すみませんッ、安心したら急にっ…ポロポロ〕

fw『そっか、Dに言われるまでドッキリだって知らんかったから…』

kg〔ッはぃ゙…っ、ポロポロ〕

ty[社長…]

ty[…大丈夫ですよ、社長]

kg〔え゙ッ…っ?ポロポロ〕

ty[僕らは、なにがあっても離れたりはしませんよ]

ty[僕らの絆はハサミでもカッターでも、どんなものでも切れないくらい硬いです]

ty[そんな僕らの絆を見くびらないでください、これまでどれだけ一緒に居たと思ってるんですか]

fw『そうやで〜?こんなんじゃ、俺らは離れんからな』

hr「そう簡単には離れさせないので、覚悟しといてください」

kg〔…っ!〕

ty[絆を壊すようなことをしたやつが、なに言ってんだ思うかもしれませんけど…]

kg〔…いえ、そうですね〕

kg〔すみません…私は、みなさんのことを見くびってたようです〕

kg〔みなさんが、それほど思ってくれてたとは思わなくて…〕

fw『にゃはは、そしたらこれから分かっていけばええやん』

ty[これからもみんなで会う機会が、たっぷりとあるからね]

hr「社長に叩き込んでやりますよ!」

kg〔ははっwお願いします〕

fw『あ、そや、さっきここに来るまで社長を探すついでにショッピングモール行ってたんよ』

kg〔絶対それ逆ですよね?〕

hr「それは僕も思った」

fw『んで、そこで色々と買ってきたから!みんなでシェアしよ〜!』

kg〔それは良いですね〕

ty[ちなみに僕は社長を探すのに必死で、ふわっちが買ったところ見てないから、どんなのかは分かんない]

hr「もしかしたら、結構ヤバいの買ってるかもこの人」

fw『んなもん買っとらんって!ほら、見て!』

ty[あ、僕これもらいっと]

kg〔美味しいと有名の、あのプリンじゃないですか!〕

hr「もちさん、1つこれと交換しません?」

ty[なんですか?それ]

hr「ロールケーキですね」

ty[それなら良いです、はい交換]

hr「やったぁ〜!」

kg〔ていうかこれ、ほとんどスイーツじゃないですか〕

fw『疲れた時には甘いもの!なんて言いますからね〜』

ty[さすがふわっち、まぁまぁなセンスの良さじゃん]

hr「まぁまぁなんだ…」

ty[僕に勝るものはいないからね!]

kg〔そうですね〜(棒)〕

fw『あ、他にも色々あるんすよ!例えば〜……』











数分後

kg〔よし、それじゃあそろそろ帰りましょうか〕

fw『そうっすね!』

hr「あれ?Dは?」

kg〔椅子の上に、なんか紙がありますよ?〕

ty[本当だ、えっと…]

ty[”受付の方には話はしといたので、そのまま帰ってもらって結構です。撮れ高ありがとうございました。”…だって]

fw『あいつ逃げやがったぞ!!』

hr「許さん…」

kg〔まぁまぁ、これは次の収録日に回せばいいんですよ〕

ty[D、ご愁傷さま…]

hr「とりあえず出ましょ?」

fw『そやな』

kg〔…あの、みなさん!〕

hr/ty/fw「『[ん?]』」

kg〔その…これからも、よろしくお願いします!〕

hr/ty/fw「[『…!!』]」

hr「ふはっ、もう急にどうしたんですか?」

kg〔なんか突然、言いたくなってしまって…〕

fw『とりまよろ〜』

ty[軽いな]

fw『そんなもんよ、そんなもん』

ty[いや、分からんて]

ty[まぁいいや…これからもよろしく、社長]

kg〔…!はい!〕











オチ、これでいいんでしょうか…?

それでは、次回!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

2

ユーザー

逆ドッキリ!?こっちもハラハラしたぁ… てぇてぇ…病室のベッドになりたい((

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