── 「 大丈夫ですか? 」
と言いながら、私に傘を差し出してくる朝の人。あまりにも急な出来事で、私は泣いてしまった
「 え、あ、大丈夫ですか !? やっぱ僕なんかが … 。 」
『 いいえ … 嬉しいんです、
嬉しくて泣いているんです … ! 』
「 えっ … と、ハンカチどうぞ … ?? 」
『 ありがとう、ございます” ッ … 』
朝の人から貰ったハンカチで私は涙を拭きながら、朝の人は声を掛けてくれた
「 あの … すぐそこに僕の家があるので … 」
「 すぐお風呂入らないと … 」
『 え”っ” … !? 』
『 そんなっ … いいですよ … 』
「 だめです。ほら早く。キュ 」
朝の人に手を握られ、私達は朝の人の家へ向かった。
「 早く入って下さい … 風邪引いちゃう 」
『 ありがとうございます … ッ 』
数分後。
私は朝の人にお風呂を借りて、服まで借りた。
… これ朝の人と私が付き合ってたら
彼シャツになってたじゃん … ←
「 もう、寒くないですか? 」
『 あ、はい … 何から何まで
本当にありがとうございます 』
「 いいえ、人として当然の事をした迄です。今日は泊まっていきますか? 」
『 え 』
名前も知らない人の家に … !?!?
「 ぁ、すみません … 名前も知らない人の家に泊まりたくないですよね … 」
まるで私の心を読んだ様だな … 。
「 黄瀬 琉羽です。 」
きせ、るう …
『 琉羽、さん? 』
「 琉羽でいいですよ。貴方の名前は? 」
『 逢沢○○です 』
「 ○○さん … 」
私と同じように、琉羽さんは私の名前を繰り返す。
『 あのっ、今朝は有難うございました ! 』
「 全然いいんです .. こちらこそ、急にごめんなさい 」
『 謝らないで下さい … 本当に
ありがとうございました … ペコリ 』
『 服はまた今度返しますので … 今日は帰ります 』
「 … あの … 夜女子高生が出歩くなんて危なくないですか? 」
『 ゔ ッ … 』
『 中三の頃にふざけてひとりで、夜に出歩いた時 .. 誘拐されそうになったので何も言えマセン 』
「 今日は泊まりましょうねっ ! ニコニコ 」
『 ハイ … 』
そうして、私は琉羽さんの家に泊まることになったのだった
コメント
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小説書くのお疲れ様です !! 🙌🏻 今回も神作だったんで♡いっぱい押させて頂きました !! 👍🏻👍🏻 嫌だったら申し訳ないんですが 、 1人で♡999押させてもらいました 🤞🏻 これからも頑張ってくだせえ (( あ 、これからも頑張ってください !! (((