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一応この回で登場人物が、全員出るので紹介します。
広瀬 眞一
男性。
16歳。169cm。
本作の竿役。平々凡々のモブ中のモブ。 違うとしたら、性格はちょっとクズなだけ。
後述の澪雨とは、幼馴染で付き合っている。
朝日 奈央
男性。
16歳。173cm。
眞一の親友。黙ってれば、イケメン。性格は、ずる賢くて、何かと器用。
地頭が良い。
眞一と親友になったのは、FPSゲームで2人で協力して1位になっのがきっかけ。
生粋のクズ。
如月 澪雨
男性。
18歳。180cm。
容姿端麗、文武両道。つまり高嶺の花。学校に澪雨を崇めるファンクラブがある。
性格は、お淑やかで温厚。本人は無自覚だが、近づきたくないオーラを放っており、みんなから一目置かれている。
眞一とは幼馴染で、幼少期に結婚しようと約束し、澪雨が高校に入ってから正式に付き合っている。
※注意
・こっからガッツリエロです。
・ソニュウなし。
・語彙と文章力がない。
それでもOK・大丈夫な方どうぞ
突然の言葉に俺は、羞恥心云々の感情が頭のどこかに一瞬でなくなった。
あいつはなんて言った?俺が抜いてあげるって?
こんな状況で何を馬鹿げた事を…
「な、何を言ってんだ?」
「何って、そのままの意味だって」
俺の問にこの馬鹿は、ポカンとした表情で首を傾げる。
首を傾げたいのはこっちだ。
「それにさ……」
そして、すぐに含みのある笑顔を作った。
「……………は?」
嘘だと言ってくれ……頼む!!
「オナニーしている時の声、ぜぇーんぶ聞いちゃいました♡」
淡い期待が一気に砕かれた。もう、言い逃れできない。
「教室の外まで聞こえたぜ?『澪雨、澪雨…』って♡」
奈央は、俺の後ろに回り、耳元でこう囁いた…
「っ!?」
「あははっ♡図星じゃん♡」
奈央は、俺の雄立を握ろうとした。
俺はその行動を狙っていた。雄立に手を伸ばす寸前の奈央の腕を咄嗟に掴む。
先程、玩具を見つけたかのように無邪気な顔だった奈央が、俺が腕を掴んだ途端、スンと無表情になる。
「……………ふーん、嫌なんだ」
「当たり前だろ。…大体、友達に抜いてもろうとか――――」
「澪雨先輩とえっちしたくせに?」
「そ、それは……関係ないだろ!」
奈央が俺の手を振り払う。
やっと、諦めたか…
「関係ないならさ…………」
「ここで騒ぎになっても関係ないよな?」
「なっ!? 」
「今から、叫んだら…きっと、あのうるさい担任が、すぐさま駆けつけてだろうな?なら、俺はこう言うよ…?『眞一が女子の机に擦り付けてた!その行為を俺に見せつけて、愉しんでた!眞一は変態です』……ってね」
「…そんなことで騒ぎ立てないだろ」
だけど、奈央はしたり顔をし、続ける。
「担任は慌てふためくだろうな〜?なにせ、想像できないよねぇ?生徒が女子の机でオナニーしてるなんて。あの担任、うるさいから1年のみんなはすぐに野次馬を作るだろうな。噂好きなやつらがお前をこう評価するさ…”気持ち悪い、学校の恥知らず”ってさ♡」
奈央は、まるで、この瞬間を予知したかのように俺を脅迫する。
こういう罪の擦り付けの言い訳だけ饒舌だ。いや、ずる賢いと言った方が正しい。
「きっと……澪雨先輩も噂を耳にするかもね………♡」
如月澪雨は、2つ上の先輩で容姿端麗・文武両道。美麗な佇まい、品の良い振る舞いをしている。
――――つまり、高嶺の花だ。
決して、彼はど こぞの国の王子様とかではない。彼の生まれつきの性格からこうなったのだ。
対する俺は、平々凡々のモブ中のモブ。
一般的からして、彼とはまったく世界が違う。
むしろ、こんな彼と付き合えるのなんて相当、相性がいい美人さんぐらいだ。
そんな彼と付き合っている俺は、端からしてみれば豪運な持ち主なんだと思われるだろう。
俺の場合、そんな理由じゃない。
なぜなら―――― 俺と澪雨は幼馴染だからだ。
付き合った理由は本当にくだらない理由だ。澪雨が小学校に上がったころ、『大人になったら、結婚しよう』という幼稚園生と小学生の他愛ない約束。そんな約束を純粋な澪雨はずっと覚えていた。
ただそれだけ。
―――問題は奈央が言った噂を彼が耳にする事だ。
澪雨は俺の事なら何でもする。
文字通り、”何でも”だ。
俺が中学2年の頃、俺の自転車を川に捨てた男子生徒2人を暴虐の限りを尽くし、病院送りにした。
また、澪雨が高校に入学直後、校舎裏に呼び出されたと思ったら、息が荒い男に襲われそうになり玉蹴りしその場を去った。
校舎裏の件は相手が悪いが、自転車を川に捨てた男子生徒の件は訳が違う。彼に自転車を川に捨てられた、と泣き入りで話したが…まさかここまでするとは思わなかった。
これが年上の威厳というやつなのだろう、と当時は思っていたが、今になってそれは、ただ俺の為に怒っていただけだったってこと。
そんな彼が、もしも噂を耳にしたら…きっと、俺の為に無理をするに違いない。俺が一番バレたらいけないのは、俺と澪雨が付き合っているっていうことだ。
もし、この騒動で俺らが付き合っているってことを知られたら………たまったもんじゃない。いや、俺が面倒事を起こしたくないというのもあるのだが…
「………分かった、俺の負けだ。出来れば、早くしろよ」
奈央の顔がぱぁあっと明るくなる。それはまるで、餌を出されるのを待ち望んでた犬のようだ。
「なら、遠慮なく〜♪」
奈央がそういうと、俺の肉棒を握る。そして、手を上下に動かし、扱き始めた。
肉棒越しだが、奈央の手の温かさが伝わる。
奈央は手を休めない
「……あぁっ……!」
今まで体験したことのない快感に襲われる。
澪雨のときは、口でしてくれたが、手コキはしたことがなかった。
というか、してくれないっと言った方が正しいかもしれない。
奈央の手コキによって与えられる快感は計り知れなかった。
「…っ……!」その快感に耐える。
「あはっ♪ 気持ちいい?」
「……くっ……!」
「あはは♡ガチ勃起してんじゃん♡先走り、めっちゃ出てるぜ♡?」
奈央がそういうと、手コキのスピードを速める。
そして、俺の亀頭を重点的に攻めてきた。
「うっ………!」
「ほら、イけ♡イけ♡精子出せ♡♡親友の手コキでイけ♡」
奈央はそういうと、手コキのスピードをさらに速める。
よく、そんな卑猥な煽りが出来るな…
人のことを俺がいう立場じゃないのだけれど。
ついに限界が訪れ、俺は白い精を奈央の手にぶち撒ける。
同時に俺の精子が奈央の手に付く。
「あはっ♡いっぱい出したな♡」
奈央は己の手に付いている粘液を俺に見せつける。
「おい。見せるなよ」
「何でだよ?自分の出した精子だぜ?」
俺は、ポケットにあったティッシュを奈央に渡す。
奈央は、さんきゅー、といい汚れていない手でそそくさと拭く。
「このことは、絶っ対誰にも言うなよ?」
「はいはい、わかってるって」
本当に分かっているのだろうか。
こういう時の奈央は理解しているのか見当がつかない。
突然…奈央の顔が近づく。いつもより真剣な表情で。
こうも真剣な表情だと、俺も思わずドキッとする。
目が合い、奈央の息遣いがわかる。
唇が重ねそうになる―――
「な、奈央―――」
「なーんてね♡」
奈央の顔が遠ざかる。
一体、何だって言うんだ?
俺は、有りもしない安心感に胸を撫で下ろす。
「そう、易易と他人のキスを許すなよ。この浮気者♡」
「は!?」
唖然としている俺を見て、奈央はニヤニヤとする。
「じゃ、俺は匂い落とすために手、洗ってきまーす」
奈央は置いていくかのようにその場を去る。
取り残された俺は、露わになっている雄立を仕舞う。
時刻を見ると、3限が終わるまで後数分、といったところだ。
俺は、ひらきっぱなしの官能本に目をやる。
(もう、奈央にはバレてるかもな……)
開いてるページより後ろのページをめくる。
俺の本命はこれだった。
タイトルは―――『屈辱!悪の女スパイ、捕獲され敗北メス落ち公開セックス』
このページで抜こうとしたが、どうも顔が嘘くさく見え、仕方なくあのページで抜いていたら……この様だ。
アイツはこう見えて、勘が鋭い。
なら、いっその事、打ち明けてみようか?
これだったら……それにアイツはどうせ、卒業まで直接ではないがからかってくるだろう。
意外かもしれないが、奈央は約束は守るタイプだ。
そう簡単には言いふらさない……と信じたい。
いや、大丈夫だろう。なにせ、澪雨と付き合っていることを言いふらしていなかったのだから。
俺はその期待を胸に抱き、戻ってくるであろう奈央を待つのだった……
あとがき
閲覧してくださり、ありがとうございます!
1話から日が大分、開けてしまいましたが、なんとか書き終えました!
今回、ガッツリエロを書きましたが、まだソニュウしてません。
次回はソニュウありますので、期待してください!!
あと、タイトルも変わりました!
こんな遅筆な私ですが、気長に更新を待っててください。