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BL
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ソファに並んで座っていたはずなのに、気づけば距離がほとんどなくなっていた。
『…』
小柳の視線が近い。赤城は落ち着かないまま、視線を逸らす。
「……なに」
『耳、赤い』
「……見なくていい」
小柳がふっと笑う。
『触ってもいい?』
「な、……」
「…だ、だめって言っても触るでしょ、ロウきゅんなら」
『はは、正解笑』
そのまま、小柳の指が赤城の耳にそっと触れた。
びくり、と赤城の肩が跳ねる。
「っひ、……!」
『ほら、弱い』
「ねーさわんないでよ……」
小柳は指先でゆっくりと耳の縁をなぞる
くすぐるように、優しく。
赤城の呼吸が浅くなる。
「や、…ねえちょっと……」
『……まだ何もしてないけど』
そのまま小柳の顔が近づき、赤城の耳元に唇が寄る。
『ウェン』
低く囁かれただけで、赤城の喉から小さな声が漏れた。
「ぁ……っ、/」
『あれー?名前呼んだだけだけど、笑』
「それがだめなの……」
小柳は楽しそうに、耳元で息を吐く。
赤城の体がぞくりと震える。
「ろ、うくん…ッ、//」
『やめてほしい…?』
耳たぶに軽く触れる唇。赤城は思わず小柳の服を掴む。
「や、さしく…して…」
『やさしくしてるよ』
また、耳元に声が落ちる。
『耳、弱いの知らなかったなぁ、…?』
「言うな……」
『声、我慢しなくていいのに』
「や、……」
小柳はゆっくりと赤城の後ろに回り込み、逃げ場をなくすように抱き寄せる。
そのまま、耳に顔を近づけたまま囁く。
『ウェン、好き』
その一言で、赤城の力が抜ける。
「……ずるいよ、……/」
『なにが…?』
「耳のちかくで言わないで……」
小柳は小さく笑い、もう一度耳元に息をかける。
赤城の声がまた小さく漏れ、部屋の空気がじんわりと熱を帯びていった。
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