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ああ、なんか…胸の奥がぎゅっとなった。青くんが震えながら「失敗しちゃった」って言うところ、すごく切なくて。大人なのにって恥ずかしがる気持ち、わかる気がする。でもその後にみんなが全く責めずに「そんなことで嫌いになるわけない」って言ってくれるのが、本当に温かくて。家族とか仲間って、そういう弱さを見せても大丈夫な場所なんだなって思ったよ。青くんが最後に小さく笑えて、よかったね。うたの.さんの優しい描写、好きです🖤
おねしょ
朝。
いつもなら一番に起きてくる青が、なかなか部屋から出てこなかった。
赤「青ちゃん、まだ寝てるのかな?」
黄「珍しいね。」
桃は少し心配そうに青の部屋の前へ行く。
桃「青。」
少しして、小さな声が返ってくる。
青「……桃くん。」
桃「どうした?」
青「……入ってきて。」
桃が部屋に入ると、青は布団の端に座ってうつむいていた。
いつもの元気な顔じゃない。
桃「青?」
青「……。」
青はしばらく黙ったあと、震える声で言う。
青「……失敗しちゃった。」
桃はすぐに青の表情を見る。
青の目には涙がたまっていた。
青「もう大人なのに……。」
「恥ずかしい……。」
ぽろぽろと涙がこぼれる。
⸻
赤「青ちゃん。」
黄「どうしたの?」
桃がみんなに事情を話すと、4人もすぐに青のところへ来た。
橙「青ちゃん。」
紫「そんな顔するなよ。」
青「でも……。」
黄「青ちゃん。」
黄は優しく言う。
黄「失敗することって、誰にでもあるよ。」
赤「そうそう。」
橙「俺も絶対言わんだけで、失敗したことあるし。」
紫「完璧な人なんていない。」
青「……。」
⸻
青は涙をぬぐう。
青「……嫌われると思った。」
桃「なんで。」
青「だって……。」
桃は首を振る。
桃「そんなことで嫌いになるわけない。」
「青は青だろ。」
赤「心配はするけど、責めたりしないよ。」
黄「むしろ一人で抱え込まれる方が嫌。」
⸻
青は少しずつ表情を戻していく。
青「……ありがとう。」
橙「今日はもう気にしすぎ禁止な。」
紫「切り替えよう。」
赤「朝ごはん食べよ!」
黄「青ちゃんの好きなやつあるよ。」
青「……うん。」
桃「ほら、行くぞ。」
青は小さく笑った。
恥ずかしい出来事はあったけど、そばにいてくれる人がいることの方が、ずっと大きかった。