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零くん良いな… (大空って書いてそらとかどうですか?)

零くんありだなぁ... 大"樹"のような"光"で光樹(みつき)くん推しときます
朝から、なんとなく様子がおかしいことには気づいてた。
吉田:なんかお前今日うるさくないね。
夢主:それは遠回しにdisってるのかな?
吉田:まぁそんなかんじ。
夢主:否定してよっ、!
でもまぁ多分気のせいだと思うよ?
その笑い方だよ。
いつもより軽いの分かってるから。
誤魔化してるときのやつ。
吉田:絶対なんかあるだろ。
夢主:ないってば〜!ほら、早く行くよ?
吉田:っわ、!
コイツ…昔っからそうだよなほんと。
自分のことは後回し。
わかっているのになんで俺は止めなかったんだろう。
帰り道。
夢主:じゃっ!また明日〜!!
そう言って背を向けたコイツの足元が、一瞬ふらつく。
吉田:ちょっと、!!
思わず手を掴む。
吉田:ねぇ、ほんとに大丈夫?
近くで見る顔は、どこか火照っている気がして。
夢主:ちょっと心配しすぎじゃない?笑
そういってするりと手を抜かれる。
吉田:絶対平気じゃねぇだろ。
強く言ったつもりだったのに、コイツは困ったように笑うだけ。
夢主:大丈夫だって!笑
そのまま、軽く手を振って家に入っていく。
残された手の感覚だけが妙に残る。
吉田:無理すんなって言ったのに、
そう思ったのに声をかけなかった自分に腹が立つ。
次の日。
連絡が返ってこない。
既読もつかない。
吉田:っ、また、、なんかあった、、?
嫌な予感しかしなくて。
もう離れるのは嫌で。
俺は急いで準備をしてアイツの家の前に立った。
一度だけ、深く深呼吸をする。
でも、インターホンを押しても無反応。
そういえば合鍵渡されてたなと思い出して、勝手に家の中に入る。
吉田:… 寝てんの〜?
返事はない。
アイツの部屋であろう奥の扉を開けると、明らかに空気が違う。
ベッドの上でぐったりと横になっている姿。
吉田:お前さ…… 、
夢主:ぁえ、、仁人、?
近づいて頬に手を当てると、思ってたよりずっと熱は高かった。
吉田:おまっ、、こんな熱で昨日練習してたの、??
呆れと、苛立ち。
でもそれ以上に、焦りという感情が芽生える。
吉田:ほんとばか…!!
夢主:ごぇんなさっ、、おこらないでっ、すてなぃで…っ、、!
吉田:っ、ちが… 、ごめん…っ、!
体を起こして無理やり水を飲ませる。
力なく寄りかかってくる姿に、少しだけ息が詰まる。
夢主:ごめん、迷惑かけて…
吉田:気にしてない。昔から体弱いじゃん。
そのまま、肩に顔が当たる。
正直近すぎて、心臓はドクドクと高鳴る。
夢主:じ、んと、、?
吉田:動くな、ちゃんと寝とけ。
無意識かは知らないが、弱々しい手で袖を掴まれる。
吉田:はーっ、無理すんなっち言ったやろが、
夢主:ふへっ、なんで今方言でると、?笑
吉田:お前もじゃん、そんだけ心配だったとよ、
でも、返事はなくて。
吉田:(あーもう、ほんと無理。)
このままじゃ俺がコイツのペース崩される。
ササッとコイツの休みの連絡を済まして、ふと、寝顔を見る。
ちゃんと寝ている姿を見ると何故か安心して、この掴まれたままの袖は、緩むことなく、ぎゅっと掴まれていた。
吉田:どんだけだよ、笑
困ったように笑いながらも外そうとはしない。
熱のせいで少し上がった体温がじわじわと伝わってくる。
顔、よくみたらすげぇ整ってんだな。
昔からずっと一緒にいたのに、こんなことで意識するとか思ってもいなかった。
弱々しい声で呼ばれた俺の名前がまだ頭の中に残っている。
弱っているだけ、それだけなのに。
なんであんなにー。
吉田:っ、あーもぅ、、
自分で自分がわからなくて、軽く顔をしかめる。
ただの幼馴染だろ。
熱が出たら心配する。
こうやって看病するのも別に普通なんだ。
吉田:なのに、なのになんてこんなに落ち着かんとよ、
胸の奥がザワザワする。
視線を逸らしても、また観てしまう。
なぜ、さっき訛りが出たのか。
自分でもわからない。
吉田:マジでなんなん、、
こんな時に出るとか意味わかんない。
握られている手が、少し力が強まった気がした。
それだけなのに、何故か心臓が跳ねた。
吉田:やめろて、ほんと。
誰に言ってるのかもわからないまま、小さく呟く。
離せばいいのに、
そう思っているのに指が動かない。
吉田:なんなんだよ、これ、、
心配なだけにしても変。
こんな気になるのも、離れたくないと思うのも。
理由がうまく言葉にならない。
吉田:わかんねぇ、、
小さく吐き出して、握られた自分の手を見下ろす。
そのまま、すこしだけ握り返してしまった自分に、眉を顰めた。
吉田:ほんとに、意味わかんねえんだけど、
答えは出ないまま。
でも、このままにしておくにはちょっと厄介すぎる感情で。
視線を逸らし、ゆっくり息を吐く。
吉田:あとで誰かに聞けばいっか、
ぽつりと落としたその一言だけが、やけに現実的だった。
夢主くんの名前が欲しい!!
零(れい)くんもいいなーとか…
なんか案ありません?