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君が羨ましい。
私にない全てを持っているから。
『羨ましいな。』それだけ思っていた。
その気持ちが_に変わったのはいつからだろう。
『おはよう!』いつも通り友達のりあ、みなみ、るると挨拶をする。
『どこ見てるの?』その声ではっとした。
私は目線を3人に戻し『なんでもないよ!』と言った。
『へぇ…あ!絶対あいつの事見てたでしょ?』みなみが指さした先には、蓮くんがいた。
別に私はそういう意味で見てたわけじゃない。やっぱり学年1って言われるだけあってイケメンだなっと思っていただけ。
『顔がかっこいいだけでチヤホヤされて羨ましいよ』と私。
『まぁ、たしかに。』と、りあ。
もちろん顔だけではない。スポーツもできるし性格もいいらしい。常に完璧だからモテモテなんだ。
私はそんな完璧な彼が羨ましい。
私にとって彼は、憧れの存在。
だったはずなのに…。
いつからだろう。
君を好きになったのは。