潔「さてと、なんで凛が泣いてたのか教えてもらおうかカイザー?ニコニコ(怒)」
カイザー「冴にも言ったが話しかけただけだ」
潔「はぁ…(額に手を当てる)あのなぁ…」
冴「おい潔世一、なんで凛は怯えてた」
潔「ここで話すのはあれだからモニタールームで話す」
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モニタールーム
潔「で、一から話すと、凛は虐待されてるんです」
皆「え?/は?」
潔「冴、知ってるだろ?お前らのご両親が亡くなったの」
冴「…あぁ」
潔「サッカーが忙しくてお葬式に来れなかったらしいな」
冴「……」
潔「そこからなんだよ、凛は冴と凛のお父さんの妹さん夫婦に引き取られたらしいんだけど、毎日蹴られたり殴られたり、暴言吐かれたりしてるんです」
皆「ッ…」
潔「ノア、昔に凛と会った事ありますよね」
ノア「あぁ」
潔「その時から凛は売春させられてたんです」
冴「は…?」
潔「そのせいで人と話すのが怖くなって、唯一の身内の冴に、この事を言おうとして冴が帰国するのを待ってたんだ、でも、お前が一方的に凛を傷つけてスペインに帰ったから凛は言う事ができなかった」
冴「ッ…」
潔「凛は自分より大きい人が怖くて、見下ろされる事が嫌いなんです」
ネス「なら、どうすればいいんです?」
潔「まず、凛と少しずつ仲良くしてかないといけないんです、話す時は凛と目線を一緒にするか、凛を見上げるようにして話さないと無理です」
シャルル「へぇー」
潔「この事を知ってるのは、ノア達の他に、蜂楽と千切と凪と玲王と士道と蟻生と時光と氷織しかいません」
ロキ「他の人には言わないんですか?」
潔「あまり話した事がない人ばっかりなんで、少しずつ距離を縮めれば話せると思います」
ロキ「そうですか」
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