コメント
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最高ですね。誘われてなくて拗ねちゃうロシアかわいい
イタリア「妖怪: ブレーカー落とし! なんちゃってアハハ」
ドイツ「イタリア、今はふざけるんじゃない。異 常事態なんだぞ」
おちゃらけた態度のイタリアをドイツが適 当になだめながら言い聞かせた、その時。
ロシア「お前ら、酷い。俺を仲間外れにするなんて」
日本「………..この声…「「「「「ロシア (さん)!?」」」」」
ぽつりとつぶやかれた一言がここにいない はずの者の声であることに、国々は様々な 反応を示した。
イタリアはドイツに全身全力でしがみ付い た。
ドイツは恐怖に駆られたイタリアのしがみ 付きの衝撃に耐えきれず後ろに倒れた。
フランスは即席の白旗を作ろうとしてい た。
カナダはロシアが殴りかかってきたら、お たまでいつでも反撃できるように身構え た。
イギリスは軽く眉を上げただけだった。
アメリカはほっとかれていた。
ロシア「…… なんで誘ってくれなかったんだよ」
いじけたようにロシアが体育座りをして床 に指で円をくるくると描く。
可愛らしいが、忘れちゃいけない。彼は日 本宅に不法侵入をしている。
一体いつからいたんだ?
日本「す、すみません…… ロシアさんこういう の嫌いかなーって」
ロシア「嫌いじゃない」
ロシアは更にいじけて頭を膝の隙間に突っ 込んだ。
フランス「んもーっロシアも参加したいならさっさと言えば良かったのにっ!」
フランスが白旗(完成間近だった)を放り投げるとロシアの肩をぎゅっと掴んだ。
ロシアは顔を上げると少し照れた様子でフ ランスの指を握った。
フランス「ふふっアメリカが起きてたら、えずいてるね」
カナダ「ちょ、暗くてよく見えねぇ」
カナダがアメリカをツンツンしたり揺さぶ ったりした起こそうと試みるが、ダメそう だった。