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過去回


レグ「ママどこかな♪♪」

レリィ「かくれんぼだからね、きっとそこら辺にいるよ。」

過去の俺ら?この歳だけ記憶がなかった……

レグ・レリィの産みの母「わぁ!」

産みの親……俺らを捨てた……

レグ・レリィ「ぎゃぁ!」

でも楽しそうだ……

レジア「ユリ、そんないじめてやんな」

ユリ「だって、レイとレミィが可愛すぎるんだも〜ん」

は?可愛い???

レジア「ったく……、ユリはいつからそんな親バカになったんだよ」

ユリ「えへへ」

なんで幸せだった時があって……

ミィ「ママ、パパ。お仕事行ってきます 」

ここできっと早く行けって……

ユリ「大丈夫?もう2日続けてじゃない」

レジア「そうだぞ、休む時は休め」

ミィ「でもお母さんの病気早く治したいし!私頑張るよ!」

え?ここで2人は止めてたのか……

……場所が変わって

[ピンポーン]

ユリ「はーぃ」

グサッ

ユリ「カハッ……」

レジア「ユリ!」

ユリ「逃げて!!!」

グサッ……グサグサグサグサ

レジア「っ……!」

……

レグ「パパ???」

レリィ「……!?」

レリィ「レイ、逃げるよ……」

レグ「え?」

この時点でレリィはわかってたんだ……

レジア「ここまで来れば……」

レジア「いいか、お前ら。ここを真っ直ぐ行くんだ。そしたら俺のいとこの家に着く。 」

レグ「でも!」

レリィ「行こう……」

レジア「待って、記憶を消しておく。」

え?

レジア「お前らは生きろ。カナデは、すぐそっちに向かわせる。」

……これが、俺らの思い出せないところ???


レグside


父さん……もう……息がない……。

レグ「あ……あぁ……、父さん……!父さん……!」

レリィ「……」

俺らのに多分は目の色だけ。髪色は母さん似だ、でも今は。この髪色と目の色が大好きになれた。


レジアside


……俺は死んだのか???……あいつら、ちゃんと思い出せたよな……。これで父親の責務を全うしたな。……ユリ。


なぁに?レジアくん


ユリ、俺はちゃんと父親になれたのか?


なれたよ、十分な程に。


ユリ、いつもは照れくさくて言えないが


うん


愛してる。


私もだよ。

神の世界 第1章 [天界戦線編]

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