テラーノベル
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「あっち…」昭仁がソファーに倒れ込んでそんな声を漏らすと、より一層気温が1,2度上がったように感じられた。そんな暑さを嘆く彼にアイスを手渡した。
「んー…冷たい」
アイスを舐める彼をじっと眺めていれば、アイスを持つ手に溶けた液が棒を伝って手につきそうだった。彼は溶けかかった部分に気付いたようで舌で器用に舐め返した。
俺がそんな何気ない風景にドキドキしながら眺めていたら、彼から刺激的なことを言われた。
「いつもそういうこと考えてるの?」
「…いや、これはっ…」
間反対に俺が座っていたソファーに隣に突き詰めるように座った。
「なによ?」
「器用じゃなって見とったじゃけやし」
彼に突き詰められれば突き詰められるほど、俺の心拍数が上がる。
「はるちゃんも器用よ?だって夜とか…」
「もう良い…からっ…」
彼は”そう?”とか満更でもないことを言って、アイスを食べるのを再開した。脳内では落ち着きたいのに、妄想とさっきの言葉がぐるぐるリピートする。
アイスを食べるときに毎回この日を思いだしてしまって、これには参った。
コメント
1件
はるちゃんと昭仁さんの距離感、めちゃくちゃいいですね…!アイスを♡♡♡しぐさをじっと見てしまう視点の熱が、読んでるこっちまでドキドキしました。「いつもそういうこと考えてるの?」って突かれたときの焦り方が、もう恋してるじゃないですか(笑)。日常のワンシーンなのに、甘さと照れがぎゅっと詰まっていて、続きがすごく気になります!