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「やばっ!!もうこんな時間じゃん!!!」


「行ってきます!!!」



朝からこんなに慌てている女の子。彼女の名前は田中 流梨。(たなか るり)

今日はいつもより寝坊してしまい運動嫌いな彼女でも全速力で走っている。


「今日に限ってなんで寝坊しちゃうかな〜、」


今日は中学の入学式。この日に限って寝坊してしまった。


「(ここが私の教室かな、?)」 ガラガラ


と彼女は1年4組と書いてある教室に入って行った。

中を見ると同じ小学校だった人も違う学校から来た人も居た。

残念ながら彼女と仲のいい友達は2組へ行ってしまった。



入学式が終わり、1年間使う教材が沢山配られた。彼女はガッカリしながら配られた教材に名前を書く。


すると、隣の席の男の子から声をかけられた。


「油性ペン貸してほしいな」


と、顔がとても整っている見るからに優しそうな男の子が声をかけてくれた。


「うん、勿論」


と彼女は笑顔を添えて彼に油性ペンを渡す。



「ありがとう、助かったよ 」

と彼が油性ペンを笑顔と一緒に返してくれた。


「(この笑顔を見た人は絶対倒れそうだな)」


と彼女は思った。



校舎から全員出て、クラスで写真撮影も終わった。周りには帰る人も居れば、友達と写真を撮っていたり、家族や親戚と写真を撮っている人も居る。

彼女は仲のいい2組の高橋 海來 (たかはし みらい)と写真を撮っていた。

「クラス離れちゃったの最悪〜、、 (泣」


「それな〜、」


「クラスが離れちゃっても絶対にずっと仲良くしようね?!」


「勿論笑こんな可愛い子と仲良くしないでどうするの?笑」


「ええ!嬉しい!海來も可愛いよ!?」


「ありがとう笑 」

と仲良く話して居ると、隣の席の彼が声をかけてきた。

「田中流梨さんだよね?」

と声をかけてくれた。

「そうだよ!」

「もし良かったら俺と写真取ってもらってもいいかな?」


「私でいいの?!」


「うん笑流梨ちゃんがいい」


「ありがとう!笑」


「海來〜!写真撮影お願いしていい?」


「任せて!」



「ありがとう」


「こちらこそ!!」


「写真送りたいから、連絡先教えて貰ってもいいかな?」


「いいよ!!」




「凄いイケメンと写真撮れちゃったな〜、」


「凄いよ流梨!!モテ期来ちゃったんじゃない?!」


「無いね笑笑」


と楽しく帰っている最中、彼から写真が。


写真と共にお礼の言葉と自己紹介文が送られてきた。


「今日は油性ペン貸してくれてありがとう。おまけに写真もありがとう!すごく嬉しかった!」

「俺の名前言ってなかったよね、俺の名前は黒田翔太だよ。これから1年間よろしくね!」


と連絡が来た。

彼女は慌てて返信した。


「こちらこそ写真ありがとう!私の名前は田中流梨だよ!るりって読むからね?!笑 1年間よろしくね〜」


数分後リアクションが返ってきた。




「海來と話してると時間があっという間に感じる〜!」


「分かる〜!流梨と話してるとまじ楽しい!」


「また明日も一緒に帰ろうね〜!」


「うん!勿論!!」


「また明日ね〜!」


「明日ね〜!」



海來と別れた帰り道。スマホに一通のメッセージが届いた。


「明日もし良ければ一緒に登校しない?」


隣の席の黒田君からだった。


「え!いいの?嬉しい!!」

「じゃあ、明日位置情報送るね〜!」


「了解。ありがとう!」


「こちらこそ!」



「(男の子と登校なんて初めて!!)」

「(少し楽しみ、!)」 


待ち望んでいる次の日の登校。流梨と黒田君にはどんなハプニングが?!







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