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エンディング 繋がる未来
夜明けの空に淡く光る朝日。
リンク首都の街並みは静かに息づき始めている。
アカリとレインは並んで立ち、互いの存在を確かめ合うように視線を交わす。
「戦いは終わった。だけど、私たちの物語はまだ続く。」
アカリが微笑みながら呟く。
レインも答える。
「私はもう、ただの兵器じゃない。あなたと繋がって、生きている。」
二人の心理同期回路は、もう単なる戦闘のツールではなく、希望の証になった。
遠くで、子どもたちの笑い声が響く。
世界はまだ壊れてはいない。
アカリが小さく手を差し伸べる。
「これからも一緒に、未来を創ろう。」
レインはその手を取って、強く頷いた。
光が二人を包み込む。
コード・エコーの波動は、希望の共鳴となって世界に広がる。
「繋がる、それが私たちの力。」
カメラは空へと引いていき、朝日に照らされた街を映し出す。
エンドロールが静かに流れ始める。
END
