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『今から俺の家来るでしょぉ?美味しいもの食べさせてあげるぅ、』
この言葉の意味はひとつしかない。
先輩はカフェの会計を済ませると僕の手を引いて先輩の家まで連れていった。
今にも目眩が起きそうなほどの
甘いキャラメルの様な匂い
『俺と湊音くんさぁ、性格の相性も体の相性もいいと思うんだよねぇ、まあケーキとフォークだからさぁ…』
『もう恋人ってことでいいよねぇ?』
頭が回らない
揺さぶられている身体と
視界いっぱいに映る先輩
耳から聞こえる自分の嬌声
口に広がる甘い甘いキャラメルの味
僕はさっきなんて返事をしたのか
そんなこと考えられない程
僕は甘く溶かされているのだろう