あの後のことはよく覚えてない
とにかく言われた教室の前に案内する形で案内して帰ってきた。
どうして俺なんだろ
休み時間に仲良くなってそうな人沢山いたのにな
赤「つかれた…」
まあいい、明日からは昨日までと同じ日常が流れるだけだから。
そう思いながらゆっくりと目を瞑った。
朝、教室のドアを開け、一瞬集まる視線から目を避けて席に座る
あの人はまだ来てないんだ
…なんで気にしてんだろ?
少しするとドアが開いて黄色い頭が見えた
モブ達「黄(くん)おはよう〜!」
黄「おはようございますー! 」
もう馴染んでて凄いなあ
他のクラスの人も覗きに来てるし
黄「赤くんも、おはよう〜」
赤「ぇっ、、ぁ……」
もう関わらないと思って油断してた。
なんで俺にわざわざ挨拶するの?
黄「あーそういえば」
「赤くんってなんか呼びづらくてさ」
「赤って呼んでもいい?」
とりあえず頷いておく。呼び名とかどうでもいいから
こんな感じで、今日もいつもと違う1日が流れていった。
帰る頃にはもうクタクタで、すぐさまベッドに倒れ込んだ。
こんなに疲れるとかもう行きたくないな
面倒だし
面倒なのはあっちも同じはずだ。
いちいち俺の答えやすいような質問形式にしてくるし、俺の反応いちいち見なきゃいけないし
こんなに俺目線で話しかけてくるのはどうして?
今までそんな人居なかったし怖い
…
黄さんは優しくしてくれてるのに怖いとか思ったりしてしまうのはなんでだろう
話せないままでは友達も出来ないのに
黄さんとなら話せるようになったり……
するわけないよね
赤「もうわけわかんない、、、」
黄さんに話しかけられると頬が緩む
今まで喋れないこととか嫌われるとかどうでもよかったのに
この胸の高鳴りはなんなんだろう
赤「めんどくさ…」
「考えるのやめよ…」
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