テラーノベル
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依存しなければよかった。
そう思ったのはいつからだろうか。
気づけば相手のことを欲しがっている自分がいて、
それに応えてくれる相手がいて。
世間ではそれを「 幸せ 」と呼ぶんだろうけど
俺にとっては「 幸せ 」なんかで片付けられるような、
そんなものじゃなかった。
いつも「 幸せ 」より「 快感 」が来る。
でも、少し気持ち悪い快感。
矛盾しているのは知っている。
変にゾクゾクするような、そういう快感。
会って、抱かれて、ちゃんと好きか確かめて。
そのサイクルだけでもゾクゾクして。
変な感じがするから嫌だけど、離れられない快感。
いつしか俺は、
相手のことしか考えられなくなっていた。
赤い跡が残っていないなら欲しがるし、
口寂しい時も欲しがる。
相手からのLINEの返信が遅いなら、
嫌われたと勘違いして病む。
返信が来ても返す気力は無くなっていて。
やっとの思いで返しても、
「 会いたい。 」
の一言だけになってしまう。
一体何度繰り返したんだろう。
LINEのメッセージ検索欄に
「 会いたい 」
って打ち込めば、
100件以上俺が発している。
今日もまた怖くなって
「 会いたい。 」って
言ってしまった。
深夜の匂いがし始める23時。
今日はいつもより早めに返信が来て、
「 いつものところか? 」
って言われた。
「 うん。 」
そう返して、いつも会う時に着るパーカーを羽織って
いつも会うところへ行く準備をした。
待ち合わせ場所には、
もう既に無陀野がいた。
いつも俺より先に着いてくれるから
少し安心する。
今日はいつもと違う感じで話しかけようと思った。
走って抱きつく。
今日は感情の起伏が激しかったから、
行動で気づいてもらおうとした。
こういうことをしている自分に苛立ちを覚えるけど、
無陀野が驚いて、俺が落ち着くならそれでいい。
結局、お互い依存してるから。
『 ……! 』
俺が抱きつけば、無陀野は目を見開いて驚いた。
まぁわかっていた。
俺はいつもこんなことしねぇから。
あは……っ。
精神安定剤かよ……。
『 ……今日…何かあったのか? 』
何もなかった。
強いていうなら感情の起伏が激しくて気持ち悪かった。
「 …特に……なかった……。 」
「 …でも…いろんな感情ごちゃ混ぜだった……。 」
「 …だから……不安になった……。 」
あ”ー、こういうことしてる自分が気色悪い。
でも快感と安心感には逆らえない。
こうなっているのも無陀野に依存したせいだ。
そう思えば言い訳を認めてくれる気がする。
依存しなければ、俺はこんな風にはならなかったのかもしれない。
「 …俺がお前を殺したら、お前はどうする…? 」
『 …お前に殺されるなら本望だ。 』
「 ……。 」
お互いラッキーだな。
俺は今、返り血を浴びている状態だ。
いくら大学生であれ、数カ所刺し傷があれば失血死する。
「 …ごめん。 」
それだけ伝えて、
無陀野の血の付いた刃物で、
俺は頸動脈を切った。
閲覧お疲れ様でした。
れゆと申します💫🫧
あの、初投稿こんな激重共依存ドロドロストーリーで大丈夫ですか?WWWWWWW
一応このストーリーの解説書いときます
真澄→病みがちで依存が酷い大学生
無人→一途で無自覚依存している大学生
真澄が主人公視点のむだますです。
無陀野に真澄抱かれてます(大横転)
ただちょっとそういう描写を書くのが苦手なので察して!って感じです🥲🥲
ストーリー内容の解説
共依存を後悔した真澄が、共依存相手の無陀野を殺して、依存相手がいなくなったからハッピー!かと思いきや、罪悪感と寂しさが押し寄せてきて、やっぱり一緒がいいと思っちゃって、結局自殺して心中しました。
みたいなエンドです。
無陀野にとってはバトエン、真澄にとってはハピエンなので、メリーバッドエンドです!!😆😆
どう解釈してもらっても構いません!
コメント
4件

いやぁ……うん……一言言わせてもらいますね? ……神ですか??? いやマジでこういう共依存系良いなって とりあえずフォロー失礼します メリーバッドエンドって時点で神な予感してたんですよ とりあえずまっすー可愛い

ベリーグット。 僕の心にクリティカルヒットしたのでいいねクソほどしますね^^