テラーノベル
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シリアスが書きたくなりました。続くかはわかりません。
戦争賛美や政治的意図等はございません。又、実際の国とは全くの無関係です。キャラクターとしてご覧ください。(次回から書きません)
!注意!
・文才、語彙力なし
・cp表現あり
・死ネタ
・史実表現あり(主は歴史弱者の為、間違っていたら申し訳ございません)
以上が大丈夫な方のみお進みくださいませ
ざぁぁ、と窓の外から木々が擦り合う音が聴こえる。書斎の机に放られたままの万年筆や手紙をそのままにして、視線をミヤコワスレが生けられた花瓶へ向けながらその音に耳を傾けた。
「英国殿。」
ふと、書斎の扉の方から自分を呼ぶ低く落ち着いた声が聴こえたような気がした。
ばっ、と振り返ったものの、その姿は見えない。
「日帝、」
つい漏れ出してしまった自分の声は、酷く震えていたように思う。気が付けばじわじわと瞳から涙が溢れ、時々嗚咽を漏らしながら手元にあった手拭いで目頭を押さえた。
_嗚呼、これも彼がくれたものだったな。
先程の手拭いをじっくりと見て、彼、、、、、、大日本帝国との会話を思い出す。
『英国殿!』
『おや、大日本帝国さん?どうかなさいましたか?』
『長いから日帝でいい。、、、その、同盟も結んだことだし、お近付きの印に。粗末なものですが。』
『これは、、、?』
『手拭い。うちの国の伝統的な柄なんだ。』
『そうなのですね。柄のお名前は?』
『嗚呼、それは__』
「、、、市松模様。」
日帝の言っていた言葉を反芻する。彼曰く日本で言う古墳時代には既にあった模様だそうで、江戸時代の歌舞伎役者が衣装にこの柄を使ったことで広まったそうな。私が市松模様について訊ねた時の日帝の嬉しそうな顔が、今でも頭の中で飽和して止まない。また鼻腔がつん、としてきた。
___殺したのは、連合軍と言うのに。
それから一時間ほど経ったらしい書斎は、一時間前と然程変わらない様子だった。強いて言えば、書類に雫の跡が所々残っていることぐらいだろう。
漸く落ち着いて、書類に手をつけはじめた頃。不意にこん、と書斎の扉が叩かれた。
「、、、誰です?」
「親父〜?俺だ俺!!世界のヒーローアメリカ様だぜ! ちょっと入っていいか?昨日悪戯しようと侵入した時に忘れ物しちまってさぁ」
「なにしようとしてるんですか。まぁ、どうぞ。」
「Thanks!」
そう礼を言われると同時に、扉からばん!!!!となってはいけない音がした。
「扉壊れたらどうしてくれるんです??」
「まぁそん時はそん時だろ、、、っておい!大丈夫か?!」
おちゃらけた返事が返ってきたと思ったら、急に心配の言葉を投げかけられる。
怪訝そうな顔をしてアメリカの方を見ると、「だってさ、、、」ともごもごとしだした。
「なんです?私の顔が汚いとでも??」
「違うぞ!!いや、目ぇ腫れてたからさ。さっきまで泣いてたのか?」
「は?」
アメリカの言葉にはっとして慌てて手鏡を覗き込む。写る自分は目元が腫れ、頬には涙痕が残ったなんとも醜い顔していた。そういえば自分は一時間ほど泣きっぱなしだったか。
「、、、なんでもないです。さっさと物を取って帰りなさい。」
「、、、、、、」
終始心配の目をこちらに向けながら去っていったアメリカ。アメリカが居なくなったことにほっとして、また書類に手をつける。
本当に、なにをしてるんですかね。
俺はゴミ小説を書くプロやと思います。なんだこのゴミ小説。続きとか知りません。
では、また別の作品でお会いしましょう。
#雑談
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コメント
1件
ああ、第1話、とても沁みました……。イギリスがひとり書斎で手拭いを握りしめて、日帝との思い出に浸るシーン、胸がぎゅっとなりました。市松模様の意味を嬉しそうに教えてくれた日帝の顔が脳裏に焼きついて離れない、という一節があまりに切なくて。 戦争で失ったものの大きさと、残された小さな品の持つ重みが、静かに、でも確かに伝わってきました。続きがあるなら、読みたい気持ちと、この余韻を大事にしたい気持ちと、両方あります。素敵な作品をありがとうございます🌷