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本当に知っているのは、

歪んでいるのは、








『も…元貴ぃ、』


『ご飯できたよ。』


そう不安げな顔で尋ねてくる僕の彼女。


「んー、分かった。」






んー、美味しい。

やっぱり若井のご飯が一番美味しいわ。

付き合って結構経つからか僕の好みを熟知している。だから余りご飯を食べない僕が三食食べたいくらいには美味しい。


フツウの恋人なら“美味しいよ”と優しく言うのだろう。

そうして二人で、シアワセを育む。




フツウなら、




びくびく震えながらご飯を食べる若井。

僕に怯えてるんだろう。

その手は余り進んでない。





嗚呼…ほんっとうに可愛いなぁ❤︎




だから僕はあえて若井が“喜ぶ”言葉を言った。



「若井。」


若井の体がビクッっと震える。


『…どうしたの?元貴、』


「これさぁ、味付け。ちょっと濃すぎじゃない?」


全然そんなことはないけど。


『え、あ…ごめ』


「俺が濃すぎるの好きじゃないって知ってるよね?」

「その上で、この味で出してるの?わざと?」


『ちがっ…そう言うわけじゃ、なくて』



若井が言い終わる前に若井の頬をビンタする。

若井の白く、陶器みたいな綺麗な肌に赤い痕がつく。

ふふっ…僕の証じゃん❤︎



「…はぁ、こんなん食べる気になんない。最悪、」


『まっ、元貴っ!ごめ、ん!』

『作り直すからっ、待って!』


「いいよ、自分の好きな味付けで食べれば?」

「もう、ご飯いらない。」



そう言い放ち自分の部屋へ戻る。



あの、若井の顔…さいっこうだったなぁ❤︎

少し涙目になっていたし、可愛いすぎる。



皆んなはきっとこれをフツウとは言わない。


僕も最初は普通だったんだけどなぁ、、



いつから変わっちゃったんだっけ。






そうだ…

僕がはじめて若井を自分のものにしたと自覚したあの日からだった。







それまでは僕らは普通の恋人同士だった。


僕も若井も特別歪んでいなかった。





僕が初めて若井を殴った時を堺に、僕らはこうなったんだ。









更新速度ゴミですみません…

リアルでテストやら部活やらで忙しくて、


すみません、言い訳です。

土日の間にこれの続きと、あの夏が飽和する、新作投稿しようと思ってます。


出来なかったらすみません…

がんばります!





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