テラーノベル
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「 死 にたい 」
彼は、何時もどんな時にでも
その言葉を、口にしていた
「なぁ、なんで手前は死にてぇんだ。」
その言葉を一度聞いてみた。
「如何して、中也に言われなきゃいけないのさ。」
「ンだよ、俺に言えねえっつうのか?」
「別に、そういう訳ではないさ。」
「でも君には死んでも話してあげないよ。」
「アン?ま、手前の趣味とか俺からすれば理解も出来ねぇし、別にいいけどな。」
「ねえ、中也……生きるのにそんなに理由があるのかい?」
「あ?」
「生きていたって、ずっと労働して、
金を稼いだと思ったらすぐに金が消える。
その上に、愛を育まないといけない。」
「そんなの、生き地獄じゃないか。」
「それが当たり前となっている世界は理解出来ないね。」
「はっ、言うじゃねえか。
だけどよ、 それがおもしれぇんじゃねーか。」
「だからだよ……」
「あ?なんか言ったか?」
「何でもないよ。
蛞蝓はついには耳まで ぬるぬるなって
聴こえなくなってしまったのだね?(笑)」
「アァン!?ンだと手前!!」
「アハハッ!単細胞がキレた〜!塩まいたら
どうなるか、検証してみよ〜!!」
【だからだよ、君が僕より人間なのは。】
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夏の穂|相棒系中心|低浮
3,943
らむね
95
#文豪ストレイドッグスBL
あたりめ
47
コメント
1件
読んだよ…第23話。 「生き地獄」って言葉、すごく刺さった。彼がそんなふうに世界を感じてるんだなって思うと、胸がぎゅってなる。でも中也の「それがおもしれぇんじゃねーか」には、ちょっと救われた気がした。 最後の「だからだよ、君が僕より人間なのは」って、声に出せなかった言葉が切なくて…。また明日も読みにくるね。