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前回の投稿が初めてでしたが、♡やコメントなど、ありがとうございます✨

nmmn注意

akfw 恋人同士

ふわ『』あきな「」

⚠️ナンパのおねーさん［ ］

あきな視点

今日はふわっちと初デートだ！俺は待ち合わせの時間に遅れないように早めに家を出た。

楽しみだなぁ…ふわっちとデートだなんて…早く会いたいなぁ〜…手とか繋いじゃったりするのかなぁ〜…

そんなことを考えて歩いていたらもう待ち合わせの場所が見えてきた。

あれ、ふわっちもういる。俺でも20分くらい早く着いたんだけど……

俺より先に待ち合わせの場所に着いていたふわっちは、2人組の女の人に話しかけられていて、何だか表情は困っているように見えた。え、…もしかしてナンパじゃない？早く助けに行かないと！

「ふわっちー！」

『あきな？！』

急いでふわっちの方に向かい、名前を呼ぶ。それに気づいたふわっちの顔が、パッと明るくなる。

「待たせてごめんね。行こっか。」

『うん…！じゃあ、俺、行くんで…。』

ふわっちは女の人たちにそう言った。でも女の人たちはふわっちの話を無視して、

［え〜！おにーさんのお友達もめっちゃかわいー！］

［2人とも一緒に私たちと一緒にあそびましょーよ！w］

まじか。全然懲りないなこの人たち…

今までにたくさんナンパされてそうなふわっちが困ってるってことは結構厄介な相手なのかもしれない。ど、どうしよう。ナンパってどうやったら諦めてもらえるの。

［私たちいいお店知ってるから！ほら、行きましょー？]

女の人たちがそう言って、ふわっちの腕を引っ張った。

俺がぐだぐだと考えているからふわっちが連れていかれちゃう。そんなのは絶対にいやだ。

俺はもう片方のふわっちの腕を少し強くひっぱる。

『うぉっ…？！』

俺とバランスが崩れたふわっちの顔が近づく。

女の人も驚いて掴んでいた手を離した。

『あ、あきな、…ん？！』

何か言おうとしているふわっちの口にキスをする。ふわっちの顔はぶわっと真っ赤になった。

［え…？］

女の人たちはその様子を呆然として見ていた。

「…あのぉ！俺たちこういう関係なんで！」

そう言って、まだぽかんとしている女の人たちをそのままにし、パニック状態のふわっちの手を引いて歩き出した。

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あの人、勝手にふわっちに触ってくるし、何なのー？許せない…いくらふわっちがイケメンだからって…

『あ、あのー、あきなぁ？』

「ん、？ぁ、あ？！ごめんふわっち？！」

ずっと繋いでいたふわっちの手をパッと離す。

俺、やっちゃったんだった。ナンパから助けるためだからって、初デートでいきなりキスするし、その後なにも言わずに手を引っ張って歩き続けるとか、最悪やん。

「ほんとにごめん…いきなりこんな…」

『ううん、大丈夫。むしろ、助けてくれてありがとな。』

『…でも、いきなり人前でキスするなんて、明那って大胆やなぁ？』

ふわっちはにやにやしながらそう言ってきた。

「うっ…それは、ついカッとなって…」

『あのぉ！俺たちこーゆー関係なんでぇ！』

「わ”ー！やめて！忘れてー！」

『んははw』

「うぅ…」

すごい恥ずかしいけど、ふわっちが怒ったり引いたりしてなくてよかった。

『…ん。』

「ん…？」

ふわっちが手を差し出してきた。なんだろう…

『手、もう繋がなくていいん？』

「ぁ…繋いでもいいの？」

『うん…またナンパされちゃったらやだから、俺のこと守ってよ。』

顔を赤くしながら手を差し出してくるふわっち。かわいすぎ…

「っ！もちろん！」

ふわっちの手をとって、また歩き出す。

初デート、スタートは怪しかったけど最高の1日になりそうだ。

🔚