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ベンチから立とうとした時__
『○○』
…………、え?
「ヒョン…?」
どうして…
「サ、サークルはどうしたの?」
『○○が急に出ていったから追いかけ
た。○○いないとつまんないし』
うそ…私を追いかけてきたの?
『どうして急に出ていったの?』
「え、えっと……なんとなく」
『なにそれ、なんとなくって 笑』
私もつられて笑う。
こういう時間がすごく幸せ。
…だけど、私の心には疑問が残っていた。
どうしてヒョンは、LINEを交換することが
ダメだと言ったんだろ。
…聞いてもいいのかな。
先輩とは交換してるのに…
実際、私もヒョンとLINEがしたいし。
…よし、頑張って聞こう。
「ヒョン!あ、あの…」
『ん?』
ヒョンの目を見たら固まってしまう。
恥ずかしくて、直視できない。
「ヒョンは、その…どうしてLINEを交換す
るのがダメなの? 」
『え?』
…どうしよう!もしかして、引かれた…?
『…あー、もしかしてさっきの会話聞いて
た?』
「あ、えと…うん」
『別に交換するのがダメってわけじゃない
けど、普通に俺がしたくなかっただけ』
「ぇ」
『っていうか…そういうこと聞くって、
○○は俺とLINEしたいの?』
…!!
「……//」
『いいよ。○○なら』
「…えっ」
私ならって…どういうこと?
『はい。スマホ出して』
「あ、う、うん!」
夢みたい…、ヒョンとLINEができるなん
て。