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冨岡炭香「義勇口数少なくないかな」
冨岡義勇「俺は、嫌われていない」
炭香「(。´･ω･)ん?なんか叫び声がする」
義勇「行くぞ姉さん‼️」
炭香「ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ」
義勇「ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ」
竈門禰豆子「ｲﾔｱｱｧｧｧｧｱｱｱｧｧｧｧｱｱｱ!!!!(´；ω；｀)」
炭香「なにこれ」
炭香「どうしたんですか」
禰豆子「一晩中、家を空いていたら」
禰豆子「朝帰ってきたら、こんな風でした(´；ω；｀)」
炭香「ありがとね」
炭香「悲しい事情を話してしまって、ごめんなさいね」
禰豆子「大丈夫です」
竹雄「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」
義勇「(竹雄をわしずかみにしている)」
禰豆子「竹雄⁉️」
炭香「何してるの義勇‼️」
義勇「………」
炭香「その子を離して‼️」
炭香「私たちは、「鬼殺隊」で鬼を倒すけど」
炭香「まずは、人を食べない鬼か人を食べる鬼か」
炭香「まだ分からないのに鬼を切ってしまうの‼️」
炭香「その子は、この子と一緒に生き残った子だよ」
炭香「そんなことをしたら、1人になってしまうよ‼️」
炭香「もしも私があの時死んでたら、義勇は、ひとりぼっちだったのよ‼️」
炭香「だから…だから……その子を離して……お願い義勇(´；ω；｀)」
義勇「姉さん‼️(´；ω；｀)」
義勇「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい(´；ω；｀)」
炭香「わかってくれたなら、いいよ」
禰豆子「あなたがたも襲われたんですか⁉️」
炭香「鬼だよ」
炭香「あの時は、義勇は、小さかった頃に鬼がきたの」
炭香「でも、同じになってしまったから、お互い様ね」
禰豆子「そうですね」
禰豆子「私の名前は、竈門禰豆子ですそして、弟の竹雄です」
炭香「私は、冨岡炭香」
義勇「俺は、冨岡義勇だ」
義勇「お前の弟に人間を噛まないように口を抑えておいた」
炭香「(｡´-д-)ﾊｧ-」
炭香「禰豆子に言うね……あなたは、竹雄君をどうしの？」
禰豆子「人間に戻したいです‼️」
炭香「いい顔立ちだね」
炭香「良かったら、私たちの育手に行って、修行をしようか」
禰豆子「はい‼️」
炭香「ここだよ」
禰豆子「ありがとうございました」
炭香「頑張ってね」
禰豆子「はい‼️」
炭香「ｽﾀｽﾀ(((((*´･ω･)」
義勇「ｽﾀｽﾀ(((((*´･ω･)」
炭香「義勇‼️」
胡蝶しのぶ「=≡Σ((( つ•̀ω•́)つﾋﾞｭｰﾝ」
しのぶ「あら？
どうして邪魔をするんです、冨岡さん
鬼とは仲良くできないって言ってたくせに、何なんでしょうか
そんなだから、みんなに嫌われるんですよ
さぁ冨岡さん、どいて下さいね」
禰豆子「⁉️」
炭香「しのぶ」
しのぶ「炭香さん♡♡‼️」
炭香「またいじってる」
義勇「俺は、嫌われてない‼️」
禰豆子「⁉️」
しのぶ「⁉️」
しのぶ「あぁ、それ……すみません
嫌われてる自覚が無かったんですね
余計なことを言ってしまって申し訳ないです」
義勇「⁉️」
しのぶ「お嬢さん」
禰豆子「は、はいっ！」
しのぶ「お嬢さんが庇っているのは鬼ですよ
危ないですから離れてください」
禰豆子「ちっ……！ 違います！
いや違わないけど…あの…
あの……弟なんです！
私の弟で！ それで……」
しのぶ「まぁ、そうなのですか、可哀想に
では――
苦しまないよう、優しく毒で殺してあげましょうね」
炭香「(木箱に竹雄を入れて、それをしょう、禰豆子を抱える)」
禰豆子「キャァ⁉️」
炭香「逃げるよ‼️」
禰豆子「はい‼️///」
炭香「ε≡≡\( ˙꒳˙)/ｼｭﾀﾀﾀﾀ」
しのぶ「これ、隊律違反なのでは？」
しのぶ「でも、もう1人いますよ」
義勇「⁉️」
炭香「⁉️」
栗花落カナヲ「(空から、飛んでくる)」
禰豆子「炭香さん⁉️」
炭香「=͟͟͞͞( ˙-˙ )ｻ」
カナヲ「刀を振るう」
炭香「( ˙꒳˙ 三 ˙꒳˙ )ﾋｭﾝﾋｭﾝ」
炭香「よっ(カナヲの刀が吹き飛んだ)」
カナヲ「⁉️」
炭香「ε≡≡\( ˙꒳˙)/ｼｭﾀﾀﾀﾀ」
カナヲ「強い(くずれる)」
鎹鴉「カァカァ……竈門禰豆子とその弟竹雄を連れてくるように‼️」
炭香「柱会議に呼ばれちゃたなんて」
禰豆子「なんですかそれ？」
炭香「(禰豆子を下ろす)」
炭香「禰豆子が鬼を持ってる隊士だから、気絶させるね」
禰豆子「え？」
炭香「(禰豆子を気絶させる)」
禰豆子「ヾ(⌒(_×ω×)_ﾊﾞﾀﾝｷｭｰ」
炭香「ごめんなさいね」
しのぶ「冨岡さんのこれは隊律違反です
鬼殺の妨害ですからね
どういうつもりなんですか？
何とかおっしゃったらどうですか？」
義勇「……あれは確か、二年前のこと……」
義勇「(姉さん無事でいてくれ)」
しのぶ「そんな所から長々と話されても困りますよ
嫌がらせでしょうか？嫌われていると言ってしまったこと、根に持ってます？」
鎹鴉「伝令！！ 伝令！！ カアァァ！！」
鎹鴉「禰豆子・竹雄、両名ヲ拘束！本部ヘ連レ帰ルベシ！！」
カナヲ「………」
炭香「お願いしますね」
隠「はい分かりました」
炭香「ｽﾀｽﾀ(((((*´･ω･)」
隠「額に傷がある
よし、拘束だ」
隠「ほら、さっさと行くわよ
他の皆も撤収し始めてる」
隠「この山での戦いは、終わったのよ」
？？？「それでも、まだ禰豆子のことを
快く思わない者もいるだろう
証明しなければならない これから――」
隠「よう、目ぇ覚めたか
お前、ここに移動してぐっすり眠っちまってさ
全然起きねぇし、皆が心配するしで、仕方ねぇから、俺がずっと見張ってたんだぜ
大方、気が緩んだんじゃないかって
アオイちゃんが言ってたけど…まあそうだよなぁ」
禰豆子「はあ……」
隠「どうしたんだよ」
禰豆子「ちょっと頭がぼーっとしてて…
記憶が朧げというか…」
隠「なにをのんきな…
（あれだけのことをやっといて、この感じ…
こいつ、本当に図太いな…
…俺は胃が痛くてしかたなかったてのに……）」
禰豆子「(那田蜘蛛山の任務が終わって……
……そうだ 私は……）」
隠「やい、てめぇ！！ やい！！いつまで寝てんだ！！ さっさと起きねえか！！
柱の前だぞ！！」
？？？「何だぁ……鬼を連れた鬼殺隊員っつうから、
派手な奴を期待したんだが……
地味な野郎だな、オイ」
？？？「うむ！ これから！
この少女の裁判を行うと！ なるほど！」
？？？「（鬼になった妹をずっと庇っていたなんて……
素敵な姉弟愛……健気だわ……）」
禰豆子「な……何……？ この人たち……」
隠「まだ口を挟むなバカヤロウ！誰の前にいると思ってんだ！！ 柱の前だぞ！！」
禰豆子「：（柱……？ 柱って何？ 何のこと？この人たちは誰なの？ ここはどこ？）」
しのぶ「ここは鬼殺隊の本部です
あなたは今から裁判を受けるのですよ
竈門禰豆子さん」
しのぶ「裁判を始める前に、君が犯した罪の説明をします(ペラペラ)」
煉獄杏寿郎「裁判の必要などないだろう！」
炭香「でも、必要ありますよ杏寿郎」
煉獄「⁉️///」
炭香「裁判をしないで倒すのは、ダメだと思いますし」
炭香「禰豆子の話を聞いてから、裁判をしましょう」
炭香「お館様が来るまでは、何もしないようにした方がいいと思う」
煉獄「だが鬼を庇うなど、明らかな隊律違反！
我らのみで対処可能！ 鬼もろとも斬首する！」
宇髄天元「ならば、俺が派手に頸を斬ってやろう
誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ
もう派手派手だ！」
蜜璃「(えぇぇ……こんな可愛い子を殺してしまうなんて
胸が痛むわ 苦しいわ）」
悲鳴嶼行冥「ああ……なんというみすぼらしい子供だ
可哀想に 生まれてきたこと自体が、可哀想だ」
炭香「禰豆子、喉が乾いてるから、これを飲んで」
禰豆子「(/◎＼)ｺﾞｸｺﾞｸｯ･･」
炭香「ありがとうございます」
炭香「隠が強く締めすぎたから」
隠「今、緩くします💦」
禰豆子「緩くなった！」
炭香「緩くなっても、動かないでね」
禰豆子「はい」
時透無一郎「（何だっけあの雲の形 何で言うんだっけ）」
禰豆子「（竹雄は……竹雄……）」
隠「お前 柱が話をしているのに、どこを見ている
この御方たちは、鬼殺隊の中でも
最も位の高い九名の剣士だぞ」
炭香「ダメだそんなことを言っては」
隠「すみませんでした💦」
禰豆子「柱……」
隠「おい！」
炭香「ん？(*^^*)」
隠「ｶﾀｶﾀ( ;´꒳`;)ｶﾀｶﾀ」
禰豆子「竹雄！ 竹雄、どこ！竹雄！ 善逸さん！ 伊之助さん！村田さん！」
伊黒小芭内「そんなことより、冨岡はどうするのかね
拘束もしてない様に、俺は頭痛がしてくるんだが
胡蝶めの話によると、隊律違反は冨岡も同じだろう」
小芭内「どう処分する どう責任を取らせる
どんな目に合わせてやろうか」
蜜璃「（伊黒さん、相変わらずネチネチして蛇みたい
しつこくて素敵）」
蜜璃「（冨岡さん、離れた所に一人ぼっち 可愛い）」
義勇「………」
炭香「ｽﾀｽﾀ(((((*´･ω･)」
義勇「姉さんどうした？」
炭香「一人でいるのは、寂しくないの？」
義勇「…………」
炭香「義勇の隣にいるよ(*^^*)」
義勇「姉さん♡♡」
蜜璃「(ヾ( 〃∇〃)ﾂ ｷｬｰｰｰｯ♡……冨岡姉弟尊いわ‼️)」
しのぶ「まぁ、いいじゃないですか
大人しくついて来てくれましたし
処罰は後で考えましょう」
しのぶ「(義勇さんずるいですよ)」
しのぶ「それよりも、私はお嬢さんの方から話を聞きたいですよ」
禰豆子「（私のせいで、炭香さんと冨岡さんまで……！）」
禰豆子「……私の……私の弟……」
しのぶ「鎮痛剤入りの水を飲んだ方がいいですね
顎を痛めていますから、ゆっくり飲んでください
鎮痛水を飲んだ方がいいですね
顎を痛めていますから、ゆっくり飲んでください
鎮痛剤が入っているため楽になります
怪我が治ったわけではないので
無理はいけませんよ
では、竈門禰豆子さん――」
禰豆子「鬼は私の弟なんです 私が家を留守にしている時に
襲われ、帰ったらみんな死んでいて――
弟は鬼になったけど、人を喰ったことはないんです
今までも、これからも、人を傷つけることは絶対にしません！」
小芭内「くだらない妄言を吐き散らすな
そもそも身内なら庇って当たり前
言うこと全て信用できない 俺は信用しない」
禰豆子「聞いてください！ 私は竹雄を治すために
剣士になったんです！竹雄が鬼になったのは二年以上前のことで、その間、竹雄は人を喰ったりしてません！」
宇隨「話が地味にぐるぐる回ってるぞ、アホが
人を喰ってないこと これからも喰わないこと
口先だけでなく、ド派手に証明してみせろ」
蜜璃「あのぉ……
でも疑問があるんですけど……
お館様が、このことえお把握してないとは思えないです
勝手に処分しちゃっていいんでしょうか？
いらっしゃるまで、とりあえず待った方が……」
禰豆子「弟は……！ 弟は私と一緒に戦えます！鬼殺隊として、人を守るために戦えるんです！だから――」
炭香「義勇………竹雄が入ってる箱は？」
義勇「…………しらない」
炭香「………あれ？実弥が来てない気が……まさか⁉️」
不死川実弥「オイオイ、何だか面白いことになってるなァ
鬼を連れた馬鹿隊員ってのは、そいつかいィ」
実弥「一体全体どういうつもりだァ？」
炭香「やっぱり‼️」
蜜璃「（不死川さん、また傷が増えて素敵だわ）」
実弥「鬼が何だって？ 嬢ちゃんよォ
鬼殺隊として、人を守るために戦えるゥ？
そんなことはなァ…」
実弥「ありえねえんだよ、馬鹿がァ！」
実弥「( ᐛ )/(刀)ｸﾞｻｯｸﾞｻｯｸﾞｻｯ」
竹雄「ぅう～～！！」
炭香「（#＾ω＾）ﾋﾟｷﾋﾟｷ(鬼化する)」
義勇「姉さん⁉️」
炭香「ごめんね義勇εε＝(((((ﾉ･ω･)ﾉﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ」
実弥「⁉️」
禰豆子「⁉️」
しのぶ「⁉️」
天元「⁉️」
蜜璃「⁉️」
小芭内「⁉️」
煉獄「⁉️」
無一郎「⁉️」
行冥「⁉️」
炭香「ふぅふぅ」
炭香「竹雄大丈夫‼️」
竹雄「コンコン」
炭香「良かった」
実弥「おいおい‼️何してるんだ‼️」
炭香「こっちが聞きたい💢」
炭香「お館様を待たないで自分たちでするのは、ダメだ」
炭香「禰豆子の話を聞いて、お館様が来るまで話を聞けば、いいのに今年の柱は、ダメなやつらが入ってるな💢」
義勇「姉さん………」
炭香「義勇は、竹雄が実弥に刺されたら、すぐに助けないとダメでしょ‼️💢」
義勇「ごめんなさい🧎🏻♀️」
炭香「(｡´-д-)ﾊｧ-」
炭香「鬼殺隊に入る前にお館様が言ってたな💢」
炭香「この刀に刻まれている悪鬼滅殺は、悪い鬼を滅殺することだ‼️」
炭香「柱なのにそれを理解できないとは、憎い💢」
柱たち「ｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ」
炭香「もうすぐお館様が来る」
？？？「お館様のお成りです」
産屋敷耀哉「よく来たね 私の可愛い剣士たち
おはよう、みんな 今日はとてもいい天気だね
空は青いのかな」
耀哉「顔ぶれが変わらずに、半年に一度の
”柱合会議”を迎えられたこと、嬉しく思うよ」
禰豆子「（傷……？ いや、病気か？この人がお館様？）」
炭香「お館様におかれましては、お元気そうで何よりです(*^^*)」
耀哉「ありがとう炭香」
炭香「お館様は、刀に悪鬼滅殺をご存知でしょうか」
耀哉「知っているよ」
炭香「悪鬼滅殺は、悪い鬼を滅殺することですよね」
耀哉「そうだね」
炭香「でも、音柱と炎柱がその鬼を話を聞かずに切ろうとしました」
煉獄「ｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ」
宇隨「ｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ」
炭香「ですけど、風柱は、もっと残酷なことをしておりました」
炭香「その子の持っている鬼が入った木箱を持って、刀で木箱に穴を開け、その子を傷つけました」
炭香「(実弥の方を見る)」
炭香「鬼じゃなかったら、今頃死んでましたよ（#＾ω＾）ﾋﾟｷﾋﾟｷ💢」
実弥「ｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ」
炭香「すみません、私のお話が長くて」
耀哉「いいんだ」
炭香「………」
炭香「すみませんですがお館様のところに行ってもよろしいでしょうか」
耀哉「大丈夫だよ」
炭香「ｽﾀｽﾀ(((((*´･ω･)」
炭香「血鬼術爆血‼️」
実弥「何をしてるんだ⁉️」
炭香「待ってろ」
実弥「ｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ」
産屋敷耀哉「………見える‼️」
耀哉「私の子供たちが見えるよ、実弥の傷がちゃんと見えるよ」
柱たち(炭香を除く)「お館様⁉️」
炭香「あいつの呪いが解けて、何よりです」
耀哉「炭香のおかげだよ」
耀哉「本当のことを話したら、どうかな……炭香」
炭香「御意」
炭香「皆さんには、炭香と言われてますね」
炭香「でも、私の年齢は、お館様と同じ年齢でして」
炭香「あとは、鬼化もしています、柱は、日水鬼柱ですね」
杏寿郎「日水鬼柱とは？」
炭香「日は、日の呼吸……禰豆子では、ヒノカミ神楽と言われてるかな」
禰豆子「はい‼️」
炭香「水は、水の呼吸、義勇の型も使えるよ」
義勇「ムフフ」
炭香「最後に鬼は、鬼だから」
炭香「仲間がいて嬉しいな(*^^*)」
実弥「鬼なら、お前も切ってもいいよな‼️」
炭香「切る？………切るなら、切ってみな」
実弥「εε＝(((((ﾉ･ω･)ﾉﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ」
義勇「不死川やめた方がいい」
実弥「(ꐦ°᷄д°᷅)ｱｧﾝ？」
義勇「姉さんに喧嘩を買うと」
炭香「(腹パンをする)」
義勇「腹パンをしてくるんだ」
実弥「(*´’Д’):;*:;ｶﾊｯ(╳ω╳)」
炭香「喧嘩は、うったら、ちゃんと喧嘩をかわないと……ね(*^^*)」
しのぶ「言うの遅いですよ⁉️」
炭香「小さい頃から、義勇を守ってきたからね(*^^*)」
蜜璃「(炭香さんかっこいいわぁ‼️///♡♡)」
炭香「(木箱を持って行って、お館様のいるところに持ってく)」
竹雄「むう？」
炭香「(自分の腕を刀で切る)」
炭香「竹雄ほら、美味しい血だよ」
竹雄「うぅ(ヨダレが出る)」
竹雄「ふうふう」
竹雄「(-ω-´ )ふうふう‼️」
炭香「(腕を治し、汚れたところも綺麗になった)」
炭香「我慢できて偉いよ(*^^*)( *ˊᵕˋ)ﾉˊᵕˋ*) ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
竹雄「ムウ♡♡(*^^*)」
炭香「これで食べない鬼とわかりましたでしょうか」
産屋敷耀哉「そうだね」
産屋敷耀哉「これで会議は、終わりだよ」
しのぶ「でしたら、私のところでお世話をします」
しのぶ「(‘ω’ﾉﾉ”ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ」
隠「εε＝(((((ﾉ･ω･)ﾉﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ」
禰豆子「（…お館様……柱……竹雄……竹雄……）」
禰豆子「竹雄は…！？」
隠「は？弟ならそこにいるだろ」
隠「ずっと眠ってるよ まあ…色々あったからな」
禰豆子「そ、そうですか そうでした…」
隠「お前、また寝ぼけてるみたいだな
ちょっとその辺歩いて目ぇ覚ましてこいよ
この蝶屋敷の中なら、どこも安全だろうし…
それに俺もお前を見守るもの、いい加減飽きた
起きたこと、皆に伝えとくからな
お前も皆に顔合わせたら、挨拶しとけよ」
禰豆子「あの！ ありがとうございました！！」
隠「お、おう さっさと回復させろよ」
禰豆子「（……挨拶……そうだね、皆に心配をかけたようだし……行こう）」
禰豆子「（蝶屋敷…しのぶさんの屋敷……
任務で負った怪我を治すために
ここに連れて来られたんだったのかな…
ちゃんと起きたことを、
自分の口で報告しないとね…）」
なほ「あー！ 禰豆子さんが起きてる！」
きよ「隠の方が言ってた通りだ よかった～！」
禰豆子「ありがとう！ 心配かけてごめんね！」
すみ「禰豆子さん、傷は大丈夫ですか？」
禰豆子「傷は…うん、大丈夫 もう痛くないよ」
すみ「それは何よりです～！」
なほ「だからって激しい運動をしたらダメですよ
しのぶ様に怒られてしまいますー！」
禰豆子「うん、しばらくは大人しくしてるね」
禰豆子「あ！ 善逸さん！ 伊之助さん！！」
我妻善逸「ああ、禰豆子ちゃん 起きて早々元気そうだね、
君は」
禰豆子「二人とも、こんな所で何してるの？」
善逸「なにって…日向ぼっこだよ
特にやることないし…伊之助もこんなだし」
嘴平伊之助「弱クテ…ゴメンネ…」
禰豆子「そ、そう…」
善逸「あ、そうだ お前さ、お館様って人に会ったんだろ？
どうだった？ どんな人だった？ 主に見た目！
もしかして、すごい美人だったんじゃないだろうな！？」
禰豆子「お館様は男だよ」
善逸「この会話は終わりな」
神崎アオイ「お目覚めになりましたか！」
禰豆子「あ、はい！ お世話になってすみません！」
アオイ「ここは任務で傷ついた方を治療する場所
私たちがお世話をするのは当然です
謝る必要はありません」
禰豆子「それじゃあ、ありがとうございます！」
アオイ「目が覚めたといっても、
体が元に戻ったわけではありません
今後のためにも、もうしばらくは
しっかり休息をとるようにしてください いいですね」
禰豆子「はい、がんばります！」
アオイ「（本当にこの人が柱合会議で大騒ぎしたのでしょうか…）」
禰豆子「（ふう…起きてすぐ体を動かしたからかな…、ちょっと疲れてしまった…
無理はするなって言われたし、病室に戻ろう…）」
産屋敷耀哉「皆の報告にあるように、鬼の被害はこれまで以上に増えている
人々の暮らしが、かつてなく脅かされつつあるということだね
鬼殺隊員も増やさなければならないが、皆の意見を」
実弥「今回の那田蜘蛛山で、はっきりした
隊士の質が信じられないほど落ちている
殆ど使えない まず”育手”の目が節穴だ
使える奴が使えない奴かくらいは、
わかりそうなもんだろうに」
しのぶ「人が増えれば増えるほど、制御統一は難しくなっていくものです
今は随分、時代も様変わりしていますし」
行冥「愛する者を惨殺され入隊した者、代々鬼狩りをしている優れた血統の者以外に――」
煉獄「それにしてもあの少女は、入隊間もなく
十二鬼月と遭遇しているとは！
引く力が強いように感じる！
なかなか相見える機会のない我らからしても、
羨ましいことだ！」
産屋敷耀哉「そうだね……
しかし、下弦の伍が大きく動いたということは、
那田蜘蛛山近辺に無惨はいないのだろうね
浅草もそうだが、隠したいものがあると
無惨は騒ぎを起こして巧妙に私たちの目を逸らすから
何とも、もどかしいね
しかし、鬼どもは今も
のうのうと人を喰い、力をつけ、生き長らえている
死んでいった者たちのためにも、
我々がやることは一つ
今、ここにいる柱は戦国の時代、”はじまりの呼吸”の
戦士以来の精鋭たちが揃ったと私は思っている」
産屋敷耀哉「宇随天元」
耀哉「煉獄杏寿郎」
耀哉「胡蝶しのぶ」
耀哉「甘露寺蜜璃」
耀哉「時透無一郎」
耀哉「悲鳴嶼行冥」
耀哉「不死川実弥」
耀哉「伊黒小芭内」
耀哉「冨岡義勇」
耀哉「冨岡炭香」
産屋敷耀哉「”はじまりの呼吸”と言ったら、使えるのは、あの子だけじゃないようだね」
炭香「あの子のサポートは、私にお任せ下さい」
産屋敷耀哉「そうだね、同じ呼吸を持ってるから、お願いするよ」
炭香「御意」
耀哉「私の剣士（こども）たち 皆の活躍を期待している」
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