テラーノベル
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此処は、水中にある、図書館。
静かで、蝋燭が照らしている箇所以外は暗くて、たくさんの本しかない場所。
そんな所に僕_『雨宮澪』は、ひっそりと佇んでいた。
好きで此処にいるわけではない。
ただ__決まってしまった事だから。
此処にいる事が、此処を守る事が、僕の使命。
だからずっと、静かに僕は佇んでいた。
でも実は、ずっと独りでいるのかと訊かれたら、首を縦に振る事は出来ない。
水中にあるこの図書館、実は人が迷い込んできたりもする。
でも、此処に迷い込んでくる人達にはある共通点があるのだ。
その共通点は、悩みや迷い事を抱えているという事。
そんな人達に手を差し伸べる事が、僕が此処にいる意味であり使命である。
.☆.。.:*・゚チリン チリン.☆.。.:*・゚
あぁ、今日もほら。
__迷い人が、此処に訪れた。
コメント
3件
うわ、めっちゃ雰囲気ある世界観やん…!水中の図書館、蝋燭の灯りだけの暗がりって設定だけで既に引き込まれるわ。 「決まってしまった事」って言葉に澪くんの宿命感がにじんでて、でも迷い人に手を差し伸べるのが使命ってのがもう優しすぎるでしょ。静かで切なくて、でも確かな温かさがある導入やった。 チリンって鈴の音で始まる”今日”がどう転ぶのか、続きめっちゃ気になる🔥