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すっかり気持ちよくなって、お母さんとジェミンオンマは眠ってしまった。
明日の朝、ジェミンアボニムがホテルまでお母さんを連れてきてくれるって、、、
『オッパ、みんなに迷惑かけてごめんね。』
久しぶりに歩く韓国の夜。
『お父さんもお母さんも喜んでるよ。まちことまちこオンマに会えて』
静かな夜。
低くなったオッパの声。
心地いい声だな。。。。
『ほら、手、繋いで。』
パーカーを被って振り返ったオッパ。
あ、、、、、
デジャヴュだ、、、、
差し出された大きな手を握る。
『昔も、、、スケートが下手で泣いてたあたしと手、つないでくれたよね?』
『ん、、』
夜風が気持ちいい。
『スケートも学校も辞めちゃって、、、。毎日これでいいのかなぁって考えたことも正直あったけど、、』
少しだけあたしをみて、低い声で話すオッパはもう大人の男性って感じで、、、、。
『いまは、仕事がんばりたいなって、、、、楽なことばかりじゃないけど。』
月明かりでオッパの長いまつげがみえる。
『そっか、、、、。あたし、、、実はオッパが芸能界に入ったって聞いたとき、、、正直ピンとこなくて。』
聞いてないようで、聞いてる。
『マイペースだし、大人しくて真面目なイメージがあったから、、。』
少しだけ、オッパの口もとが緩んだ。
『仲間がいるからね、パフォーマンスはもっと上手くなりたいし、もっとかっこよくなりたいなって、、、、。』
ぴたっと止まる。
「でもぼくがいっちばん、かわいいですよん」
唇に人指ゆびを当ててウィンクした。
『ちょっ、日本語?上手!!か、かわいいし笑』
あはは
オッパは笑いながら
『かわいい?よかった。日本語もホントにすこーし勉強してる。まちこにかわいいって言われる日がきたかぁ〜』
満足そうな顔しちゃって、、、。
『ジェミンオッパ!あたしはビックリしたんだからね!?』
『何?何?なんですかー?」
韓国語と日本語まざっとるってば笑
『オッパがここまでカワカッコよくなって、、、何か、変な気分だったし、、、気まずいし、、、。』
これは、本当に、、、。
昔からかわいかったし、かっこいいお兄ちゃんだったのが、、、、あたしの予想を軽く飛び越えすぎに、ステキになりすぎてる、、、。
『あのなぁ、まちこもめっっっちゃくちゃ、ぼくの予想を越えてきてるの!自覚あるっ?』
急に両手であたしの頰を挟む。
「ひょ、ひょっと、、、へ」
ずいっと近づくオッパの顔。
『まちこーーー!かわいすぎだー#%#☆☆%#!』
何を言っているのかわっかんないけど、手で顔挟むのやめてーー!!
か、顔がタコチュウの(˃͈ દ ˂͈ ༶ )変顔状態のあたし。。。
韓国、1日目。
久々の幼なじみは、想像出来ないくらいかわかっこよくて、、、
ちょっと変な方向に大人になっていた。