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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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スマイル視点


sm「待っ、待って?…俺、男だけど。」

寝ぼけて間違えてる説(?)あるし、それに第一、このえちちで大人なものたちは女の子が入れられる側だ。

勿論のこと、男なんかじゃない。

kr「え?知ってるけど。」

sm「はい…?」

想定していなかった答えに混乱が隠せない。

そもそも、この状況に1番混乱してるんだけど。

kr「ね、スマイル…いいよね?」

ジリジリと躙り寄ってくる。

それに続き俺も後方へと後退るが、行き止まりたるものは必ずしもあるもので、冷たく無機質なコンクリートの塊を背中に感じる。

…どう足掻こうとも、俺には逃げ場なんてものは何処にも無いらしい。

kr「大丈夫、怖くないから。」

怯える子供をあやすように優しく声を掛けられる。今の状況故か、それですら気持ち悪く感じてしまう。

怖い…、唯それだけが俺の中にあった。

sm「ぃやッ、きりやんさん!」

四肢をジタバタさせ、抵抗する。

それすらも虚しく、気づけば彼に抱き抱えられていた。

小さい子供を愛でるように、ゆさゆさと一定のリズムで揺れながら頭を撫でられる。

小さい頃の記憶か、将又そのときに身体が覚えたのか。ひどく安心できる。

何処となく、懐かしい。

sm「きりやんさん…。」

ふわふわだったり、ぽやぽやだったりと、完全に彼のペースに呑まれている。危ないと頭では分かっていても、身体が言うことを聞いてくれない。

kr「ん?どうしたの?」

sm「…呼んでみただけです。」

行き場のない自らの腕を、きりやんさんの首に回す。

今までの抵抗が嘘のような言動に驚いたのか、不意に立ち止まり、俺のことをまじまじと見つめてきた。

そんなに見られると恥ずかしいというか、何というか。

kr「はぁ、もう…可愛過ぎだってば。」

そう言って、唇に柔らかい感触がした。

少しだけお酒の香りが鼻を通った。

きりやんさんの俺に対しての優しさが心地よく、何よりも行為一つ一つが嫌ではない。寧ろ、快く思うような、言葉足らずな未知の感覚だ。

kr「もーいっかい、」

優しく嬉しそうに微笑んで、キスされる。

まだ足りないからと、何度も、何度もキスされて、気づけば身体中が甘く痺れて来て、きりやんさんに抱きつくので精一杯で。

俺の様子を見たきりやんさんは、落ちないようにしっかりと抱え直してまた歩き出した。

向かう先は、普段使わせてもらっている部屋だった。部屋の中にあるベッドの上に、割れ物を扱うように丁重に降ろされた。

sm「きりや…っ、んッ♡」

また塞がれた。

でも、さっきと違って長くて、苦しい…だけど、何だか気持ちいい。

sm「ぃ…やんさ…くるしぃ…////」

頬が火照て、ボーっとする。

sm「はっ…ぁ、はぁ、////」

kr「あー、口開けてて?」

sm「え?ぁ、あー?」

指示通りにしていると、今度は口腔内に異物が入ってきた。

生温かくて、ぬめっとして、太い何か。

気持ち悪いはずなのに、歯列や上顎を擦ったり、舌先をじゅっと吸われたりと、細かなところからピリピリと快感を拾っていく。

その度に下腹部…?や下半身がズクリと疼く。

sm「あ♡きりやんさんッ////」

kr「…きりやんでいい。」

「きりやんって呼んで。」

そう言った彼は、丁寧に俺の纏っている衣類を脱がす。

kr「…wここ、どうしたの?」

意地悪くニヤけた彼が指す場所には、緩く勃ち上がったモノが見えた。

sm「あっ////やだ、見ないで…、」

自分だけ一方的に裸体を見られるのは嫌だったから、きりやんの服を引っ張って脱ぐように促す。

果たして、彼は誘導に引っ掛かってくれるだろうか。…そもそも意図を理解していない可能性の方があるけど。

kr「え〜、俺はまだいいよ。」

sm「やだ、きりやんも脱げって、」

kr「ヤダヤダって…w我儘だなぁほんとに。」

一向に脱ぐ気配が無いため、きりやんを引き寄せて着ている寝巻きに手をかけ、スルスル…とまではいかないが順調に脱がしていく。

sm「ふ〜ん、きりやんも人のこと言えないじゃん?」

煽るように言い放ち、足先でツンツンと刺激してみる。

kr「スマイルってば…知らんよ?もう。」

何だか変にスイッチを押してしまった気がする。

だって、目が笑ってないもん。マジの目してるもん。

kr「スマイルってさ、ここ…使ったことある?」

やらしい手つきで触ってきたのは、到底ナニかを入れるための場所ではない。未知の領域。

kr「この様子じゃあ、使ったことないみたいだね。」

スマイルのはじめてかぁ…今日で沢山もらっちゃったなぁ。と嬉しそうにボソボソ言っている。

sm「ね、何するの…?」

何をするのか、分かっているけど、男としての尊厳がなくなるようで、そんなの認めたくなくて…。無駄だって分かってるけど恐る恐る聞いてみる。も、もしかしたら勘違いかもしれないしね?

kr「ん?今から、スマイルのここを痛くないようにしーっかり解して、俺のを入れるんだよ。」

「怖いの?震えてるけど。」


きりやん視点


スマイルの震えが気になり聞いてみた。

彼は何も喋ろうとしない。

kr「スマイル?」

彼からの返事を待っていると、突然起き上がり近づいてくる。

sm「ぎゅって、してて?////」

恥ずかしいのか目を背けて言われた。

はぁ…、可愛いなぁ。昔っからそうだけど。

kr「ん、いいよ。おいで。」

手を広げると足の間に入ってきた。

幾ら大学生と言えども、俺からしたらまだまだ小さな子供だ。

kr「腰上げれる?」

sm「ん、これでいい?」

kr「そ、いい子だね。」

スマイルのナカに指を入れると、抱きつかれている力が強くなる。

sm「ぅ…気持ち悪…、」

確かに本来は入れるための機能をしていない。気持ち悪いのも当然と言えば当然だ。

kr「ごめんな?もうちょっとだけ我慢しててな。」

そう言い撫でてやれば、彼は素直にこくりと頷く。

早く見つからないかな。スマイルのいいところ。

以前気になってネットで調べた知識を思い出しながら弄ってみる。

kr「ここ…とかどう?」

sm「ぁひっ!?♡…へ、何今の…////」

ふ〜ん、成る程ね。

もう一度確かめるように、反応がよかった場所を擦ってみる。

sm「そこっ、そこやだ♡きりやんっ…!♡♡」

kr「スマイルはここがいいんだね?」

sm「ぃや、よくなぃ♡よくないからぁ/////」

こいつの性格上、1人遊びなんてしないだろう。してたとしても頻度こそ少ないはず。あまり馴染みのない感覚に戸惑っているようだった。

kr「逃げちゃだ〜め♡」

逃げようとする彼の腰を自らの方に引いて、がっちりと逃げれないようにホールドする。

ジタバタしても体制上逃げにくいはずだし、第一身体に力が入っていない。

何か言いたそうにこっちを見つめていたが、どうせ文句かなにかなので無視する。

sm「あふっ…うぅ…♡」

先程とはまた違った震え方をしている。

ビクビク…があってるのかな?

恐怖心からじゃなくて、快楽から来る震え方だった。


結構な時間念入りに解したから、入れたところで痛がることはまずない…と思う。

kr「入れていい?」

sm「え?///あっ、うん…♡」

自身のモノをスマイルの後孔に宛がい、ゆっくりナカに入れる。

さっきとまた違った質量に戸惑っているようだった。

sm「あ”っ、おっきぃ♡♡」

ウグっ、何でこんな可愛い、しかも股間を煽るようなことを言って退けるんだ?

sm「全部、はいった?」

kr「ん〜、後ちょっとかな。」

sm「へ?!なんでぇ…////」

「まだあぅの?♡♡」

ごめん、後ちょっととか言ったけど半分ぐらいしか入ってないんだよね…。

でも、悪いのは俺じゃなくてえっちで煽り上手なスマイルだから(?)。

仕方ないよな?

無意識でも自分で煽って大きくさせちゃったんだもんね?

一気に入れちゃっていい、かな?…いいよね。

sm「ひぐっ、あ”ぁ♡っ、ふぅッあ”ぐ…♡♡」

一気に入れたから苦しいのかな…、

kr「大丈夫…?」

自分でやっておきながら大丈夫だなんて薄っぺらいことをよく聞けるなぁ…。せめてちょっとでも楽になればいいなと思って、スマイルのお腹に手を当てる。

sm「ひぁ!?♡」

逆効果だったみたいだ。

sm「あっきりやっ、なんかぁ変だよ…♡♡」

kr「変?何が?」

sm「なんか、気持ちいいのきちゃう♡///」

kr「イきそ?」

コクコクと頷いたので、スマイルの反応がよかったところを突いてやる。

sm「イっぢゃう♡でちゃう♡♡」

kr「いーよ、イきな?」

sm「きりやッ♡あ”あぁ〜ッ♡♡////」

kr「…かーっわい♡」

可愛くてえっちな顔を晒しながらイく彼は実に愛おしく可愛らしいの権化である。

sm「はぁ…ぁ”♡」

可愛いと言われたのが嬉しいのか、ナカがきゅっと締まる。

もう、本当に、可愛い。

kr「嬉しいの?ナカ締まったけど。」

sm「ちがっ、嬉しくなんか…!//////」

kr「本当は嬉しい癖に、素直じゃないなぁスマイル君は。」

そう言って、奥の方にぐりぐりと自身のモノを押し付けた。

sm「お”ッ♡おぐやだぁ♡♡」

あ”〜、奥に入りそ、…奥嵌めれるかも♡

sm「あっ♡あっ♡入んなぃ♡♡入んないからぁ♡♡♡」

その割には俺に縋りついて、自ら腰を振ってるんだけど…。まあ、そんなところもえっちで好きなんだけどさ?

kr「大丈夫、奥まで俺の嵌めちゃお?♡」

sm「えっあっ♡だめ…っ♡ひぐっ♡♡」


スマイル視点


きりやんから何か言われた途端に、ものすごい快楽の波が押し寄せてきた。

涙でボヤけた視界には星が散り、脳は機能を全てシャットダウンしたように馬鹿になって、全身がスパークしたと勘違いするほどの甘く強い刺激が駆け巡った。

sm「もっ♡もうやだぁ♡♡」

唯、この暴力的な快楽から逃げたい。

逃げ出してしまいたい。

これ以上は、流石に死んじゃう。

kr「…もういや?」

言葉を上手く咀嚼出来ない。でも、なんだか哀れな目を向けられていたため、コクリと頷いた。

kr「俺がイくまで付き合ってくれる…?」

sm「んへ♡いーよきりやん、俺でイって?♡♡////」

kr「はぁ、…ほんとに、スマイルってやつは…。」

溜め息を吐き、きりやんは律動を再開した。

容赦なく奥をぐぽぐぽ♡ってされる。

ストローク一回一回が重くて、自分で煽っておきながら、冗談抜きで壊れそう。

…きりやんになら壊されてもいいか。

そんな柄でもないことを考える。

kr「何考えてんだよ、俺に集中しろって!」

口調は厳しいけど、俺は向ける目線が優しい。

こう言うところ、なんだか好き…だな。

彼はちゅっとキスしてくれた。

実はずっとキスして欲しいなと心の奥深くで思っていたものの、言えていなかったのでキス出来てすごく嬉しい。

sm「もっとしたい♡キスしよぉ?♡♡////」

kr「んふふ、我が儘だな。」

もう一度、ちゅっ♡とキスされれば自ら舌を絡める。

すると幸福感で心がいっぱいになる。

sm「ちゅっ…んんぅ♡…ふはっ////」

「お”♡あ”ぁ〜ッ♡♡」

kr「んっ♡ごめん…でるっ♡」

sm「へ♡あっゃ♡////」

お腹の奥深くに生温かい感覚とドロっとした気色の悪い感覚。

ナカで渦巻き、逆流し流れる感覚が擽ったくて気持ちいいと錯覚してしまった。

kr「だ、大丈夫…?」

sm「ん〜?へーき…多分。」

kr「取り敢えず後処理はやっとくから、眠いなら寝てていいし、」

sm「ちゅー…、」

kr「へ?ちゅー?」

sm「だめ?」

kr「いいや、だめじゃない。」

「おやすみ、スマイル。」

唇に触れる柔らかい感覚の後、瞳を閉じた。


翌朝、起きて早々土下座され、なんやかんやあって2人は付き合いましたとさ。

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