テラーノベル
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飛び降りようとしたその時、後ろから腕をつかまれた。
ハッとして後ろを振り向く。
グレーだ。
「なんで死のうとしてるの?ウェンダは欠かせない存在なのに」
…
なんで?
さっき文句をつけてきたのも、いま腕をつかんでいるのも、グレーなのに。
「私は!みんなに責められた!いらないんでしょ!?私が!何もかもしなかったくせに、みんなを傷つけて!殺して!」
そんな私をなだめるように、グレーは言った。
「だからって、死のうとするのは間違いだよ。行こ。前よりいないけど…皆がいるし」「…………っ!」
グレーの手を振り払おうとして落ちようとしたが、余計強い力で握られ、私の手は身動きができなくなった。
「ね?行こ」
引きずられるままに、私はついて行った。
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