スナイパーと魔法士

近江連合の組員に撃たれたハンは目が覚めると別世界に居た。

「お主目覚めたか。」小さな老人口調の男が微笑みながら声をかけてきた。

「あなたは誰です？」ハンは老人口調の男に銃を突きつけた。

「面白い奴じゃなわしはリリアじゃ。」

「私は近江連合の組員に撃たれて…｡」ハンは頭を抱えて草を掴んだ。

「はてなんかの魔法士集団かの？」

「近江連合は関西のヤクザ集団です早く見つけ出さないと…！」リリアは首を傾げた。

「良くわからんが今切羽詰まって行動するなお主は怪我をしてるしばらく安静してろ。」

「伯爵私は一体…｡」ハンはリリアの肩を掴んだ。

「お主はおそらく転生されたんだろ。」

「元の世界に戻ならなければ…｡」リリアは少し険しい顔でハンを見つめて

「今は安静にしてろわしが図書室で調べる。」ハンは肩を落として座り込んだ。