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肉体改造

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肉体改造

1 - 第1話

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2024年09月08日

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もう9月。海に入る人はいない。

2人はいつもの海に行く。

今日は、カメラは持って来ていない。

たまにはカメラ抜きのデートをしようと置いてきた。

車を停めた岩場の先に渡辺は佇む。

後ろから向井が抱きしめる。


ハート形の岩を見て泣いている。

すぐ泣き止んで遊ぼうと言う。



ドラマの撮影が終了した。

今日は棒倒しで勝った方が気持ちよくお昼を奢る。

だから、お弁当も作ってない。

お昼を食べたら気ままにドライブだ。



向井ー次倒れそう。

渡辺ー言わない、言ったら倒れる。

向井ー俺の勝ちや。

渡辺ーまだ分かんないじゃん。

向井ー勝たせて?奢らせて?

渡辺ー勝負だから。ほら。

向井ーえ〜何で倒れへんの?

渡辺ー早く!

向井ー待ってや。あ〜。

渡辺ー俺の勝ち〜。

向井ー翔太くん、頑張ったさかい、俺が奢りたい。

渡辺ーだめ。約束したろ?

向井ーくぅ〜。



渡辺の奢りで美味しい昼ご飯を食べた。

ゆっくりコーヒー飲みながら、どこへ行こうか相談している。



向井ー俺ら、海しか行かへんもん、行くとこないわ。

渡辺ーだよなぁ。

向井ーそれに、カメラないの、なんか手持ち無沙汰で、暇やし。

渡辺ーやっぱりカメラないとピンとこないな。

向井ーいつもの海行って、携帯のカメラで撮ろか?

渡辺ー遠くの俺なんか豆粒だぞ。

向井ーとにかく海行こう?



自分たちのデートは海とカメラがセットでないと、面白くない。

何をすればいいか分からないのだ。



結局、海に戻ってきた2人。

陽射しは夏並み。

波打ち際で、水を蹴って遊ぶ。

ジーンズは濡れたが、すぐ乾くだろう。

向井は、携帯で撮ってるが気に入らない。

2人は足だけ濡れて帰って来た。



ソファに寝転がる2人。

向井はコーヒーを淹れに立ち上がる。

渡辺は目で追っている。



向井ーほい、コーヒー。

渡辺ーありがと。

向井ー俺ら、カメラがないと、何も出来へんなぁ。

渡辺ーそうだねぇ。

向井ーつぎの休みはやっぱりカメラ持って行こか?

渡辺ーうん。



自分たちのデートにはカメラが必要だと分かった。

撮っても撮っても飽きない渡辺。

向井はやっぱり渡辺を撮りたい。

渡辺も向井のモデルをしているのが楽しい。

また、モデルになって写真を撮る。

それは、当たり前で楽しみなのだ。

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