テラーノベル
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サスケに手を引かれたまま、オレは流れるようにサスケの家に行く。
サスケの住んでるマンションの前で住居人とすれ違い、サスケの手の力が異様に強くなったり。
二人きりのエレベーターが寒いのに暑く思えたり。
そしてサスケは、玄関の鍵を開けて「入れよ」と、オレを先に通した。
「お、お邪魔しま〜す……」
と、返事をする。この前来た時はこんな感覚じゃなかったのに! 靴とかちゃんと揃えないと……
「緊張してんのか?」
サスケがオレを煽るみたいに言う。そりゃしてるに決まってるけど!!
「べ、別に……前も来たことあるし」
いつも通りで冷静な物言いのサスケにムカついて、つい張り合うような事を言った。だって、ここで「キンチョーしてます」なんて言うのはすっげーダサイってばよ!!
サスケの部屋に入る。前とは特に変わらないけど、いつもより整理整頓されているような気がした。片付けたばっかりなのか?
サスケは自分のベッドに、オレは何故だか床に正座してそれぞれ座る。
「カバン、テキトーに置けよ」
「お、おう……」
オレはサスケに言われるがまま、カバンを部屋の隅に置く。
サスケがずーっとオレを見るから、オレは視線を逸らした。
ドキドキ心臓が激しく脈打つ。オレは気を紛らわす為に、もう何回か見たサスケの部屋をもう一度見渡す。
新品のティッシュの箱。巻ごとに綺麗に並べられた本や漫画の数々。
調べ物や勉強に使うパソコン。机の上に重ねられたノートや教科書。あとベッドの下は……あんまり見えねーけど。
オレがベッドの下を凝視してると、カチャカチャとベルトの外れる音がする。
まさかと思って視線を上げると、サスケがズボンを脱ごうとしていた。サスケはオレの視線に気がつくと動きをピタリと止めて、唇を噤んだ。
「……あんまり見んなよ、ドベ」
頬が少し赤かった。
オレが顔を逸らすと、スルスルと布が肌を擦れる音がする。なんだか焦れったくて、見ないなんてことはできない。
目線だけサスケに向けると、本当にズボンを脱いでいてなんだか驚いた。
体毛ひとつ無いサスケの局部が露わになる。
いつも見ている肌と変わらない白さと、ふくらはぎ辺りの長さの黒い靴下。そして、華奢で細い足。
そんな体を見せつけられたら、サスケのスタイルに騒ぐ女子の気持ちが嫌でも理解できてしまう。
サスケは何も言わず、黙ったまま足を抱えて自身の唾液で濡らした指をケツの穴へ入れた。
眉間に皺を寄せて、目を伏せて、口も噤んで、声も息も押し殺してただ指を動かしている。
オレは何も言わず、吸い寄せられるように一部始終を見ていた。下腹部がドクドクと脈打って、熱くなっていく。
抑えられたサスケの息遣いだけが部屋に響いて、クチクチといやらしい音が微かに聞こえた。
「……っ、な、なるとっ……っく」
サスケはオレの名前を呼び、酷く痙攣した。ビクビクと、大きく肩が震えている。
サスケが、イったのか……?
サスケってイくのか? そりゃまあイくだろうけど……って、何考えてんだってばよ!!
サスケはしばらく固まり、短く息を繰り返す。それから深呼吸して呼吸を整えると、熱っぽくなった瞳をオレに向けた。
「……お、まえも、早く準備しろ……」
「わ、わかったってば!!」
サスケがそう急かすから、オレは少しデカい声で返事した。それから、制服のポケットからクシャクシャになったゴムを前に差し出す。
「……一回分か」
「そう、だけど……」
「一回だけで終わらすつもりなのか?」
サスケはオレのゴムを足で踏んで、何処かへ蹴飛ばした。
「え、いや……ちげーけど……今日はたまたま一個しか持ってなくて……」
オレはサスケの顔色を伺いながらそう言った。コイツってば、案外すぐ怒るからな……ほんっと、こえーってばよ。
サスケはため息をつきながら、さっき脱いだズボンのポケットから、オレとは違って綺麗なゴムを四個取り出した。
「これで五回分だな。生でヤっても構わないが、感染症の恐れがある。初めてでそんな思い出は嫌だろ?」
サスケがスラスラとそう説明するから、俺はなんだか感心した。いつか受けた保健の先生みたいだ。
「お前って、すげー詳しいんだな!!」
オレがそう言うと、一瞬だけサスケの瞳孔がキュッと開いた。
「べ、別に……これぐらい知ってて……ぜ……だ」
と、サスケがモニョモニョ何か言ったが、語尾の方は何を言ってるか聞き取れなかった。まぁ、なんでもいいけどよ。
オレは漫画の知識だけでゴムを装着する。上手く付けられたか分からねーけど、多分大丈夫だ。
「付けたか?」
「おう……」
「ならこっちに来い」
と、サスケがオレをベッドに誘う。オレは全身ガチガチに固まりながら、ぎこちない動きでサスケの所へ歩いた。
「ここに寝ろ」
オレはサスケに言われた通り、ベッドに仰向けになった。って、なんでオレが寝てんの? 普通、サスケが寝て……いや、変なこと考えるのはやめよう。
オレが悶々としていると、サスケがオレの上に跨いできた。オレは少し動揺したけど、自分の熱に浮かされたせいで抵抗なんかしなかった。
サスケが腰をゆっくり下ろす。サスケのケツと、オレのがピタリとくっついた。
サスケは両手でオレの手を握る。いつも冷たい指先が、なんだか生温かい。
「……っふーー」
サスケは息を吐きながら体の力を抜き、そのままオレのを中へ押し込んだ。
「うわっ!!」
と、思わずオレは叫んだ。熱い体温が全身へと巡り、四方八方から迫り来る肉圧に締められて、こんなの叫ばない方がおかしい。
まだ半分しか入ってない。じゃあ、全部入ったらどうなっちまうんだ?
自分の腰がピクピクと勝手に動く。
「ば、ばかっ! まだ動くんじゃねぇ……」
サスケは、眉間に皺を寄せたしかめ面で、目を瞑っていた。サスケの手の力が強くなっている。
「……っゔ、く……んん」
サスケが呻きながら、残りの半分も挿入れていく。
ナカでぬるぬると擦れて、ギュウギュウ締められて、心臓がバクバクと脈打つ。
今すぐに死にそうだ……ってか、今日オレの命日なんじゃないか?
サスケがオレの前で頬を染めて、オレの手を掴んで、オレに跨って、ケツでオレのを咥えてる。
こんな夢にまでみたことが現実で、信じられないくらいで、幸せが溢れすぎて甘くなる。
ボヤけた視界でサスケの頬に滲んだ光を見ていると、オレの先端が肉壁に当たった。
「っ!!!!」
と、サスケが声を堪える。それから、またピクピクと肩を震え始めた。サスケのそんな姿を見てると、体温が急上昇してくる。
「さ、サスケ……まだ動いちゃダメ?」
オレはそう言いながら、上半身だけ起き上がらせる。サスケは足でオレの腰をしっかり掴んでいた。
「いや、だめだ……お、れが……きもちよくしてやるから」
吐息まみれの弱々しい声に、オレは一層熱くなった。
ぎこちない動きで、サスケが腰をゆっくり動かす。ぬこぬこと音を立てて、ナカがギチギチに締まって、時折肉壁に突き当たる。大体そこに当たると、サスケはしばらく止まって痙攣を始める。
「ふ……っ、う、ぁあ……っぐ、ん」
と、サスケの喉奥から抑えられるよう絞り出される声が……ものすごくエロい。
「サスケってば……さっきからイきすぎ……」
オレは俯いたサスケの顔を掴んで、無理矢理上を向かせた。
「イっ、て……ね゙ぇ」
歯を食いしばってサスケが言う。コイツ、こんなときにもキレててすげー怖いってばよ。
「またまた〜、オレもイきてぇんだけど」
オレはサスケの肩を押してベッドへと倒した。
「あっ、な……なると……」
蕩けた虚ろな瞳孔がオレを捉える。ズリズリと、サスケがゆっくりと後退して退いていく。
オレは逃がさないように腰を掴んで、奥に思い切りゴツンと打ち付けた。
「ぐっ、かは……」
サスケの腰がピクピクと痙攣する。ナカがキツく締まって溶けそうで、追い打ちをかけるみたいに何回か腰を振った。
熱い。
ものすごく熱い。
全身の筋肉が縮むような感覚で、このままプツプツと何かがちぎれてしまいそうで、頭の奥がグラグラ熱くなった。
「ゔ、っく……ぃ、ぎゅ……」
サスケがそう唸る。オレの手を掴む力が強くなったと思ったら、サスケが身震いながらイった。パタパタと、液体が落ちるような音がする。
「うお、ぁ……やべ」
ナカがぎゅっと一番キツくなって、腰が砕けそうになりながらオレまでつられて射精してしまった。
急いで抜くと、ゴムにオレの精液が溜まっている。そう簡単に破ける物では無いと思うが、零れてないか少し不安になる。
オレは余ったゴムの端っこを結んで閉じて、ベッドの上にそっと置いた。まだ呼吸が整ってないサスケが短く息をしながら、それを虚ろな目で見ている。
オレはまた新しいゴムを付け直して、サスケの意識が使用済みゴムに向いている間に奥へ突きつけた。
「あ゙、ん゙っ……ふ」
サスケの腰が浮いて、またピクピク震える。
「っん、ぐ……ぁ、まだ、だっ……んう」
何度動いてもやっぱり気持ちよくて、腰が止められない。
オレの下で喘ぐサスケがエロくて、いつもスカしてるこいつがこんな調子で、オレがサスケをぐちゃぐちゃに壊しているんだと思うと、何とも言えない優越感に浸ることができた。
「な、なるっ……ぐ、い゙ぎゅ、いっ〜〜〜!!」
サスケが歯を食いしばりながらイった。サスケのワイシャツの裾に少しかかって汚れる。
「お前、服脱いだ方がいいんじゃねーの?」
オレはサスケの服の中に指を伸ばして、手探りでそのまま硬くなっているものを抓る。
「っふ、ゔ、ううぅ……」
サスケは縮こまりながらまた痙攣した。
「乳首、気持ちいい?」
「気持ちよくね゙ぇ!」
と、サスケが呻きながら強気に反論する。
でもオレは、サスケが感じる度にナカがぎゅうぎゅう引き締まるから、サスケが嘘つきだってすぐに分かる。
それでもオレは天邪鬼なサスケのことが、やっぱり好きだし愛おしくてたまらない。
「っサスケ、も、でる……」
オレはサスケの腰をしっかり掴んだままそう言った。
止まらない腰に、サスケの髪が何度も揺れる。
「……いい、出せよ、オレのなかに……」
そう言って、サスケは余裕そうに口角を上げる。それを見るとなんだかゾワッと鳥肌が立って、オレは呻いたまま射精した。
それにつられて、サスケのナカも締まって震える。
オレの制服を強く掴む、サスケの手の力だけがじんわりと事後の余韻に浸っていた。
「お気に召したか?」
オレが水筒の水を飲んでいると、サスケが寝そべりながら聞いてきた。
「え、あ、うん。大満足だってばよ!」
そう言って、オレは親指を立てる。それを見ると、ふいっとサスケが顔を背けた。
「……オレは最悪だった」
と、サスケがぽつりと呟く。
オレは普通に驚いて、「え゙!?!?」と喉から変な声を出した。
「なんだその顔。腕前に自信があったつもりか? 童貞のくせに」
「さっ!! サスケだって、初めてじゃん……」
オレがそう反論すると、サスケが如何にも嫌そうな顔をした。
「ゴムの用意もちゃんとできてねーし、腰の振り方も雑。自分本位でバカな抱き方で、お陰でケツが痛い」
サスケがツラツラと文句を言う。こいつ、こんなこと思ってたのかよ……
「お、オレってば、そんなにダメだったのか……」
オレはなんだか恥ずかしいというか、惨めな気持ちになって頭を搔いた。
それを見てサスケが鼻を鳴らす。
「……だが、悪くはなかった。お前らしいと言った方が聞こえがいいな」
サスケの言葉で気分がパッと温かくなって、胸がギュンとした。
思わずサスケに飛びかかり抱きしめる。
「さ、サスケ〜〜!! お前って、オレのこと大好きだなぁー!!!!」
「はぁ? っくそ、バカひっつくな!」
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