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#4『それぞれの生活』前編
「ん”、んぅ…」
朝の4時
まだまだ日は浅いが数時間もすれば明るくなるだろう
桃「…あぁ゙〜、朝だぁ…」
夜職と言うわけでもないが最近はまともに睡眠時間を取るのさえままらない
…と言うよりも睡眠が取れない
所謂ところの不眠症と奴なんだろうが仕事も忙しく病院にかかる時間も気力もない
桃「俺も人の事言えねぇ〜…w」
最近よく行く深夜のコンビニ
流石に夜中ずっと仕事するわけにもいかずなんとなく目についたコンビニに入ったのがきっかけだった
案の定自身以外居ない客と1人の店員
…疲れてたのだろう、きっとなんとなく遊んだ
そこからダラダラ謎の関係が続いている
桃「流石にもう居ないかな…」
することもなくベランダでタバコを吸う
桃「そう言えば今日は午後休みだっけ…」
久しぶりの休み…と言っても半日もないが
タバコの苦みにももはや何も感じずただ息を吐く
タバコも一種の麻薬だ
何も考えず吸っていれば眠れない時間もただ安らぎ、快感の時間となる
ピピピッ
そうこうしているうちに夜が明けていたらしい
もう6時半を回ったためスマホのアラームがなる
桃「……、仕事しよ」
……
桃「おはよーございまーす」
と言ってもだれも居ないオフィス
自分のデスクにつきパソコンを立ち上げ日程とメールの確認をする
水「おっはようございまーすッ!」
暫くすると同僚のほとけこといむが入っきた
桃「あれ?今日早くね?」
水「急ぎの仕事あったの思い出して…(汗)」
桃「あぁ゙…お疲れ…」
水「ていうか、ないちゃんも早くない?」
「てっきり僕が一番乗りかと思ったのに」
赤「ほんとそうだよね」
「ないくんまさか泊まったりしてないよね…?」
桃「あぁ、りうらおはよ」
「泊まってはないよw」
「たまたま早めに目が覚めて来ただけ」
りうら達に不眠症の事は言っていない
言っても心配や迷惑をかけるだけだろうし
変に気を使われて仕事の割り振りを減らされるでもされたらたまったもんじゃない
赤「…ふぅ~ん?」
社員「おはよございます」
りうらが訝しげにこちらを見ていたが他社員の人が来ると自然とそのままデスクに戻っていった
……
桃「ん〜…終わった…」
水「ないちゃんも今日午前中だけだっけ?」
桃「そ、ほんとはもうちょい行けるけど…」
赤「ないくんりうら達が止めないと永遠とやるからダメ」
桃「…、だそうです…」
水「まぁ、ないちゃんだし…」
赤「そのまま帰りなよ」
桃「つってもすることないしな…」
赤「んん~…あ、じゃあこれあげる」
桃「んぇ、なにこれ」
赤「割引券」
桃「そりゃ見たら分かるけど」
「どこのだよ」
赤「猫カフェのなんだけど」
「りうら行けそうにないし、 疲れとか癒されそうだしないくん行きなよ」
桃「えぇ〜…」
赤「因みに今日までだから」
「じゃ、おつかれさまでした~」
水「あ、りうちゃんまって!お昼行こ!」
桃「え、ちょ、りうら!?ほとけっち?」
結局その場に俺と一枚の割引券だけが取り残された
♯5『それぞれの生活』後編
あの、イラストなんすけど、ちょっと総体があったり、体調崩したりしまして…👉👈
もうちょっと遅れるかもです🥲
すいません💦
コメント
6件
桃さんの不眠症をどうしたらいいか会議しなくちゃ、() 赤さんがちょい過保護気味なの好きです、 体調お大事にしてください!!
まさか桃さん不眠症とは、、 赤さん、水さんに心配かけたくないとかイケメンじゃないですか🫶 主さん体調崩したんですね… 無理せずお大事に💊( '-' 💊 )ヲクスリデス
わわ〜!! まってましたっ‼️💭💞 赤さんたちに不眠症のこと言ってない桃さんはどこまで性格がいいのか...🤦🏻♀️💞 体調大丈夫ですか...?? 無理しないでほしいです😿