「ここがエネガーのアジトか,随分豪勢だねぇ」
エネガーのアジトはすぐにわかった.奴らは,ヘルガー地区で栄えておりその象徴して立派なアジトを見せびらかすようにしている.
まぁ勢い付いてる半グレは、大体こんなもんだ.
そして俺がアジトに行くとすぐに数名の半グレが出てきた.
「何奴だ!刺客か,ならば殺すか.」
この手の武闘派はコロシしか脳がない.
そして一直線だ.
俺はすぐに躱すとカウンターで相手を刺した.
ナイフ,チャカ,暗器全てに精通しているのが俺ベリー•ラルバルだ.
次々に襲いかかってくる有象無象を倒してると奴は潔く出てきた.
「君か,命知らずな挑戦者は.」
他のやつと明らかにオーラの毛色が違ぇ、奴がトップのアシュナリーか.
アシュナリー,ナイフの速度は一級品と言われており、一瞬にしてヘルガー地区の半グレを次々に倒した武闘派だ.
だがな
そんな奴らなら俺は少なくとも100万回はコロしてる.
「俺を見たのに怯えがない,相当な強者と見て良いだろう.」
奴はそういうと一直線にナイフ片手に突っ込んできた.
直線的なナイフだが速度は速い.流石は武闘派のトップって訳か.
しかし俺には及ばない
俺はそのナイフを避け,カウンターの姿勢でナイフを取る.
「クッ!速いカウンターだなぁこの野郎」
俺は何も言わずにナイフで奴を切りあげる
しかし奴も反応はできた.
本来なら殺せせた筈のこのカウンター.奴も深傷は食らっていたがギリギリで踏ん張った。
しかしそもそもの土台が違うんだよ.
俺は立つこともままならない奴目掛けて一直線にナイフを刺す.
「グガァァァー!!」
その一撃は致命傷となり奴は永遠に目を閉じた.
「半グレのトップにしては中々ようやった方だぞ」
俺はそう言い残し場所を後にした.
一方その頃国枝は調べ物をしていた.
「ヘルガー地区を一瞬で壊滅など馬鹿だ,あそこにはあのアイアントがあるんだぞ.」
アイアント,ヘルガー地区のきっての武闘派だ.
トップのムナダは,暗器を得手とする巨漢のアホらしい男だが,
戦闘面に対しては一流という他ない.
そんなムナダがアシュナリーに一瞬で倒せれるとはどう考えても思えなかった.
そして調べるうちにそれは簡単に出てきた.
「まさか奴らが関与していたとは,これは裏社会最悪の殲滅戦になる.」
その組織とは,
デビルゴッドだった.
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