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言×伊沢
誤字脱字崩壊あり
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伊沢side
かっこいい彼氏。
俺の方が年上にも関わらず、どこにいても
余裕があって、 リードし、気遣ってくれる。
そんなかっこいい姿を崩してみたい。
今日はちょうど、エイプリールフールだった。
珍しい朝早くの撮影が終わり、空いた時間で
外の空気を吸いに出る。
そんな時、後ろから心地の良い声が聞こえた。
「あ、伊沢さんおはようございます」
「おぉ、言おはよう」
「 今日は遅れて出勤だっけ?」
「はい、昨日は出張だったので。」
「なるほどね。お疲れ様。」
「伊沢さんもお疲れ様です。」
「あ、言。」
「はい?」
「仕事以外の時はさ、距離置かない?」
言は慌てて理由を聞いてくるだろう。
そしたら、今日はエイプリールフールだよ。と
ネタばらしをしよう。
そんなことしか想像していなかった。
「… . .分かりました。」
「え… ?」
「じゃあ、撮影あるので行きますね。」
あっさり答えられるとは思っていなかった。
恋人なのに。なんで、
「言はもう、好きじゃないのかな…」
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言side
今日はエイプリールフール。
どんな嘘をつこうか。
問ちゃんと入れ替わるのもいいかもしれないし
偽の雑学をメンバーに言ってみるのもありかも
しれない。
伊沢さんなら、嘘だと気付いて訂正してくれる
だろうか。
伊沢さんの事だから、
先に嘘をついてくるかもしれない。
そっちの説の方が濃厚だ。
それなら、伊沢さんの嘘に乗っかってみよう。
そう思った。
ちょうど出勤した時、見慣れた姿が見えた 。
「あ、伊沢さんおはようございます。」
「おぉ、言おはよう」
「今日は遅れて出勤だっけ?」
「はい、昨日は出張だったので。」
「なるほどね。お疲れ様。」
伊沢さんからの言葉で、自然に笑顔になる。
「伊沢さんもお疲れ様です。」
エイプリールフールの事、忘れてるのかな。
そう思った時だった。
「あ、言。」
「はい?」
「仕事以外の時はさ、距離置かない?」
なかなか悪趣味な嘘を言ってくる。
僕のことを動揺させたい。そんな所だろうか。
僕だって、クイズプレイヤーなのだから
おおまかな予想はつく。
元々考えていたし、伊沢さんの嘘に乗っかって
みることにした。
「… . .分かりました。」
「え… ?」
「じゃあ、撮影あるので行きますね。」
少し心は傷んだが、先に意地悪な事を言って きたのはあっちなのでスルーすることにした。
今日1本目の撮影がおわり、オフィスに行く。
そこに伊沢さんの姿は無かった。
「いるはずなのにな…」
「言ちゃん、誰か探してる?」
「いや、なんでもないよ」
「言ちゃんのなんでもないは信用出来ない!」
「何かあったでしょ?伊沢さんとかな、?」
「さすがに問ちゃんには分かるかぁ、」
「分かるよ!」
「でも、伊沢さんの元気が全然なかったから
他の人も想像ついてるとおもうけど、」
「え?!?」
「ちょっと!声大きいよ、」
「ごめんごめん」
「で、伊沢さん元気なかったの? 」
「うん。だいぶ」
「まじか、伊沢さんから言ってきた事なのに」
「で、何があったの。」
問ちゃんに朝あったことを話す。
「やっぱり早めに話すのが吉だと思うよ」
「だよね。ありがとう問ちゃん」
その後すぐ伊沢さんを探しに行った。
でも撮影の時間が微妙にずれていたり、
呼ばれてしまったりで、なかなかタイミングが
合わなかった。
やらなければならない事にも追われていて、
気付けば遅い時間になっていた。
「もう帰らないと、え… .」
「伊沢さんもう帰ってる?」
伊沢さんの事だから、僕が本気で距離を
置きがっていると思っているんだろう。
伊沢さんのことが大好きで。それを、しっかり
伝えてきたと思っていた。
だけど、それがまだ足りなかったらしい。
そんな、こういうときは鈍感な伊沢さんに少し
腹が立ったし、今日中に話しておきたいという
こともあり家に行くことにした。
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伊沢side
距離を置きたかった訳ではない。ただ言の動揺
する姿が見てみたくて、すぐネタばらしをする
つもりだった。
だけど、距離を置こうという言葉は
受け入れられ、話せないうちに取り返しが
つかなくなっていった。
別れようとは言われていないけど、次会った
時に言われるかもしれない。
もう好きでは無くなったのでは無いか。と、
言のことを考える度に嫌なことが頭をよぎる。
夜の家に1人。
いつもは言が来てくれていたから、このシーンとしている空間が寂しく感じる。
自分のせいだ。
なんであんな冗談を言おうと思ったんだろう。
言わなければいつものようにこの空間で、
2人で笑っていただろうに
考えれば考えるほとネガティブになっていく。
そんな時
インターホンがなった。
扉を開けると言がいた。
言が無言で家に入り、リビングまで行く。
その光景に自然と涙がこぼれていた。
こんなことで泣くなんて、かっこ悪いな
まだ好きでいてくれている?もう別れたい?
あんなこと言ってごめんなさい
朝言ったことは冗談で、本当はずっと近くで、
クイズをする言を見ていたい。別れたくない。
「ッ…言、」
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言side
伊沢さんの家につき、インターホンをならす。
すぐに出てきたが、驚いた顔をしていた。
玄関で話すのもあれだと思い、
伊沢さんを通り越して入りリビングまで行く。
名前を呼ばれた。
「ッ…言、」
振り返ると伊沢さんが泣いていた、
気付いたら体が動いていて、抱きしめていた。
「言ッ、ごめんなさい、じょ…だんでッ」
「分かってます、伊沢さん。」
「僕もすみません。意地悪しちゃって」
「わ、かれッなく、、てもッいい?」
「絶対別れないです。」
「なので1回落ち着きましょ」
伊沢さんをソファーに座らせて、その横に
自分も座る。
少し時間が経ったら落ち着いたらしく、
話し始めた。
「言はかっこよくて、いつも余裕そうに見える
から、動揺してる姿が見てみたくてあんな
こと言った。ごめんなさい。」
「僕も悪いかったです。冗談だと分かってい ながら意地悪しようと思ってやったので。」
「言、嘘ついてごめんね、大好きだよ」
「僕もすみません、大好きです」
「あ、1つだけ訂正しときたいことが
あるんですけど、」
「なに、?」
「伊沢さんといる時は、いつも余裕ないです」
「あと、言葉だけじゃ足りないみたいですし..」
「今からしっかり体で分からせてあげますね 」
「はい…」
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やっぱり彼氏はかっこいい。
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見てくださりありがとうございました。
希望がある、もしくはハートがついたら
続きを出そうと思います。