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なぎ♀️りん♀️
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糸師凛は悩んでいた。
中学3年生の夏、保険の授業でプールに入る際同学年の女共が可愛らしいブラを付けているのを見てしまった。自身のスポーツブラジャーとは違う構造に大変びっくりした。
スポーツをしている凛にとってスポブラは当たり前だと感じていた。無論恋愛とは無関係なので 可愛い下着など全くと言っていいほど知らなかった。尚実の姉も同じである。
心に決めた、今日かわいい下着を買いに行くと。
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ドキドキとする胸を抑え下着屋へ入る
「うへー、…いらっしゃい、」
きだるそうな巨乳の女に会釈して自分に似合うブラを探しに行った。
小さい宝石が散らばったババアが着てそうな赤いブラと白いレースの付いた可愛いブラを手に取った。
「へー、こういうの着るんだー、意外。」
「あ、?…ンだ御前客にタメ口使うな。」
「うえ。強火?てかサイズ図らなくていいの?アンタにはでかいと思うけど。」
「…どうやるんだそれ。」
「俺がアンタのサイズを図るだけ、胸見せたくないならオススメしないけど。どう?」
「ふん。やるに決まってんだろ。」
煽られた気がしたので引き受けてやった。しかし此奴苛つくな、急に突っかかってきて。
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「ほら、脱いで。」
「言われなくても脱ぐ、そんなこっちみんな。」
「あいあいさー。」
巫山戯た店員だな、なんて思いながらセーラー服を脱ぐ。自分より背が高く胸がクソデカい女と二人でいるのに少し、少しだけドキドキとした。
「これ、ブラも脱ぐのか?」
「冷たいけど正確に測ってほしいなら脱いでほしいかもー。」
「ン。」
アスリート体型をした決して太ってはいない凛の身体に見合っている、というかしっくりくる胸の大きさだと凪は思った。
「ちょっと触るけど別にセクハラとかじゃないし気にしないでね。」
「わかってる。寒ぃから早くしろ。」
白く細い凪の指で肌に触れれば基本他人に触らせないりんは肩を跳ねさせる
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放棄