テラーノベル
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「……ん”んっ、」
尻、初めて使ったけど、あんまり気持ち良くないんだな。
なんて思いながら、大輝がナカを解かしてくれる。出会ってから今日まで、待ち侘びた今日この瞬間を盛大に楽しむために必要な工程。
だけど、
『………』
「ふっ、ぅ”……」
〔何か喋ってくれても良くないか…?〕と思ってしまうくらいには大輝が静かなのだ。それに対して、やっぱり俺なんかとヤるのは嫌なのかと感じてしまう。
そんな事を考えれば考える程、ますます感じなくなり、段々と涙が溢れてきた。
「ふ、っうぅ……は、ぁ…はぁ…っ、」
『え、なに。なんで泣いてんの、』
「……大輝は、俺とヤるの嫌…だったよね、」
『っ……な、んで、』
「だって、ずっ、と…黙ってるし、」
俺がそう言えば再び黙り、険しい顔をする。
『っ………、はぁ、』
「だい、きっ…?」
『ちょっと、もうお前喋んな…、』
「え、ぁ…ごめっ……んぁ、!」
『喋るな』と言われ、やっぱり嫌われてるのかという思い込みが大きくなり、辺りが見えなくなっていた時。
大輝のゴツゴツと骨張った指が、俺の中にあるしこりの様なところを押してきた。何か分からないが変に感じてしまう。
お腹がきゅんきゅんして、苦しい。
“俺はずっと大輝が欲しかった” そんな俺の見苦しい想いが口から溢れてしまった。
「俺大輝が……欲しいっ、」
「大輝にっ、俺で感じてもらいたい…」
そんな泣きながら言った言葉。
気持ち良くなりたくて、気持ち良くなって欲しくて。正直もう耐えられなかった。
好きでもない女の相手をしてまで大輝の隣に居たかったのかなという想いも全部飲み込んで、大輝のために尽くしてきたのに。
やっぱり大輝は機嫌が悪そう。嫌いなら嫌いで突き放してくれれば良かったのに。
そんなネガティブ思考満載な中で大輝から出た言葉。
『ちっ、お前さ、どれだけ俺が我慢してたか分かって言ってんの?』
『ゆうまを傷つけないようにって我慢してた俺が馬鹿みたいじゃん。』
「え、?」
そう言ってくれた大輝の手は少し震えてた。
“あぁ、頑張って伝えてくれたんだな”と愛おしく思うと共に”我慢してたの俺だけじゃなかったんだ”という安心からまた涙が流れた。
「じゃあもう…我慢、しなくていいよっ」
確かにゆうまから出た言葉。
正直もう限界だった。でもこの手で身体でゆうまを壊してしまうのが怖かった。
ゆうまがもう苦しそうだったから優しくしようって決めてたのに。
“俺、大輝が欲しい”なんて涙目で言われたら勝ち目がない。そこで俺の中の理性が壊れた。
ゆうまの中にいれていた手を抜き、自分のモノにコンドームを被せ、ゆうまのアソコに宛てがった。
少しくっつけただけでも分かるくらい熱い。
『痛かったら言って、』
という一言を後に先だけを挿れて様子を見た。
「ぁ、あ…ぅ”っ、」
慣れていたい圧迫感からか苦しそうな表情を見せる。やっぱり怖い。
『ゆうまっ、』
「や、だ。まだ、入る…っ」
ゆうま本人もまだ挿れて欲しい気持ちがあるみたい。でも気持ちばっかり先走ってしまって身体が追いついていない。だからゆっくりと挿入を始めた。
「はぅ”っ、ぁ”…」
『ふ、ぅっ、、』
7割入ったところで止めた。目から涙が溢れ、お腹が激しく上下する呼吸を繰り返すゆうま。
苦しそうで見てられなかった。
「っ…は、ぁ気持ちい」
『ゆう、ま。』
ゆうまの表情も和らぎ、呼吸も落ち着いてきた頃。ゆうまから”動いていいよ”と言われ、初めの方はゆっくりと、でも時折激しく動き始めた。
「はっ、ぁ、ぁ”、あっ…だ、いきっ」
『は、はっ、ぁ、ゆうま…』
「ぁ、だいき、そこっ…いや、!」
可愛い。困ったような眉も少し火照った頬も、全部引っ括めて愛おしい。
「ぁっ、んぅ”、だいきのっ…おっき、っ」
「ぁいやっ、な、んで…!ふとっ、」
あぁもうダメだ。なんでそう煽ること言うかな。
「ゃ、いくっ…!も、いっちゃ…ぁっ」
『んっ、んぅ…っ、んん”、』
いつもしてあげられない深いキス。今だけ、今だけの特別なキス。
「…っ、ぁだいき、まだ出てる…」
『ん、気持ち良かった?』
「うん、俺今…めっちゃ幸せっ、」
『ゆうま、』
「んぅ、?なぁに」
『好き、だよ。』
「ん、おれ…も、」
微笑んでそんな会話をしながら、ふたりで深い眠りについた。
久しぶり。
日中浅いキスしかしてくれないのは大輝が深いキスが下手くそだったからっていうの気づいて貰えたかな?笑
コメント
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みぅです、読んだよ🤍 ゆうまのネガティブ思考、すごく胸に刺さった……「俺とヤるの嫌だったよね」って泣いちゃうの、切なすぎるよ。でも大輝が「どれだけ我慢してたか分かって言ってんの?」って震える手で伝えてくれたシーン、もう涙腺崩壊した🥀 最後の「好き、だよ」からの深い眠り、めっちゃ幸せな余韻が残る終わり方だった……あと後書きで「浅いキスの理由が下手くそだったから」って種明かししてくれたの、思わず笑っちゃった。そういうとこも含めて二人の関係が愛おしいです🤍