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氷羽



夕暮れの倉庫。

羽京が扉を開けようとした途端、後ろから手首をぐいっ、と引っ張られた。


羽「わっ、氷月 ?! びっくりした…」

羽「ひゃ…どこ触っ、。」


言い終える前に、壁に押し付けられ上から氷月の体が覆い被さった。


羽「ど、どうしたの?…怒ってる?」


微笑を崩さず、目だけを鋭くし羽京の方を見つめる。


氷「…逃げられませんよ。」

氷「ッ、へ…別に逃げようとしてるわけじゃ、。」


そうですか、と言いながら顎に指を添え顔を持ち上げた。


そのまま丁寧ながらどこか強引なディープキスをした。


羽「誰か来たら…」

氷「ッ〜!んっ… ぷはぁッ、。」


氷「こういうキスは鼻で息をするんですよ。」


羽「はぁッ、知ってるよ。きみが強引すぎて…」

氷「それに人が来るかもしれないというスリルもいいですよ。」


羽「氷月…?」


?! 、呼吸もままならないというのに氷月はさっきよりもきついキスをする。


壁際で唇を重ねたまま、腰が抜けたように羽京の脚から力が抜けていく。


羽「っ、あ…」


押しつけられていた背中がずるりと滑り、気がつけば床に座り込んでいた。


氷月がそのまま距離を詰め、すぐ横に膝をつく。


氷「キスだけでこんなになるとは、可愛いですね。」


羽「…氷月、//」

氷「…続きは私の部屋で。」





終わり



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