/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
「治ー！愛しの侑くんの来店やで〜！！ 」
平日の夕方7時過ぎ。練習終わりの侑が店にやってきた。
「まだお客さんおるんやから、静かにしとけ」
侑はよく店に顔を出すから、仲の良いお客さんが多い。そのため、笑われるだけで済んだが、常識的には有り得ない。
「ちょっと待っとけ」
身内よりお客様優先。これが当たり前。
「腹減った、おにぎり1つくらい握ってや」
「ツムはええ子やから、待てるやろ？」
そう言うと、侑はぶすくれて、「子供扱いすんなや」と文句を垂れていた。
1時間程たち、お客さんも帰って、やっと侑のおにぎりを握った。
「待たせてすまんかったな」
「無駄話のしすぎや！！」
「無駄やないよ。そのおかげでまた来てくれるお客さんも居るんやし」
侑はまだ子供やから分からんかと付け足すと、またぷりぷり怒り始めた。
「やーかーら！子供扱いすんな！！」
声色は怒っていても、俺のおにぎりを食べて頬が緩んでしまっているから、口と表情が合っていなくて、なんだか見ていて面白い。
こういうところが本当に子供。
「なに笑っとんじゃ！ 」
「いや、可愛ええな思て」
すると、急に静かになる侑。顔を真っ赤に染めて、何か言いたげな表情をしているが、声には出さない。
こういうわかりやすい所も、子供みたいで本当に可愛ええ。
侑から俺の順に風呂を済ませ、部屋に戻ると、侑はすでに寝ていた。
すーすーと、可愛らしい寝息を立てていた。
「侑」
返事はない。まあ寝ているのだから当たり前か。
ゆっくり、音を立てないように近づく。
「侑」
今度は優しく、呟くように名前を呼び、そのまま口付けをする。月明かりで、侑の顔がちょうど綺麗に見えた。
「んふ…」
あー、ほんま可愛ええ。
「愛しとるよ、侑」
お前も同じ気持ちなら良かったのに。
─────
「…ﾊﾟﾁ」
「およ、起きたん。おはよ」
いつもより寝起きがいい侑に少し驚く。
「おはよ！サム」
「なんや、機嫌ええな。いい夢でも見たん？」
すると、侑ニコニコ笑顔でこう答えた。
「好きな人にちゅーして貰った夢見たんや！」
【Mondlichtkuss】
⤿ドイツ語で『月灯の下で交わされる、幻の口付け』という意味。
土曜日に文化祭があって、投稿出来ませんでした😖すいません…
コメント
6件
か゛わ゛い゛い゛〜‼️ 尊い最高(◜¬◝ )💕💕 もうさあれは付き合ってていいでしょ 公認カップル（？） 好きな人にちゅーしてもらった……！？ハイ確定侑も絶対治好き 両片思いねうんうん最高👍👍👍👍 Ranのおかげで今日もにっこりできたよ（？？）しかも言葉選びがすごい！ 次も待ってるね〜💕
治大丈夫、百億パー同じ気持ちだから(￣ー￣)ｂｸﾞｯ! 侑がニコニコで朝起きて好きな人からちゅーして貰った夢見たとか言ってんのちょ〜ぜつ可愛い💕💕💕もうガチ天使👼 あと、めっちゃ言葉がオシャレ！！よくこんな言葉知ってるなって思っちゃう！Ranやっぱ天才だわ 次も楽しみにして待ってるね！！
はい尊い神ーーーーーーー え、まじ子供っぽい侑が大好きすぎる 大人になってもまだ子供なのまじ可愛い😚💕絶対治のほうが大人w KISSしちゃった！？もしかしてまだ付き合ってないだと！？付き合え！！！（？） え、は？もう両思いだろあれは🫵🫵🫵 まじ最高すぎる尊い( ´ ཫ ` ) 次も待ってるね🥺💕
