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【退社時間】
国木田「太宰…貴様…退社時間までしっかり仕事をするとは…」
国木田が『理想』と表紙に書かれた手帳をめくった。
中也「評価最悪だな。」
ソファの上でたくさんの契約書やそれに関する資料にサインをしながら中也は太宰に悪態をついた
太宰「あ、ちゅーや、気づいた?この中に『太宰治のお嫁さんになります。』って契約書があったの♡ 」
太宰が中也のとなりに座り資料を漁りはじめる。
中也「あれか?」
机の下を指さす中也
太宰「なんで捨てたのさ!」
中也「逆になんで捨てられないと思った?」
太宰「ひどぉい、中也がひどすぎて、今日は中也の蟹鍋食べないと自殺しちゃいそぉ」
太宰が中也の腰あたりにまきつく
中也「なっ…///作ってやるから離れろっ」
太宰「はーい♡」
中也が太宰を自分の体から引きはがそうとする。
国木田「そこの二人。もう閉めるから出ろ。」
太宰「ちぇっ、仕方ないなぁ…」
唇を尖らせながら言う太宰。その間も中也の腰を触り続けている。
中也「だ、////太宰っ、もう離せっ、!」
太宰から離れて国木田の後ろへ
太宰(え?何感じてるのこの駄犬。可愛すぎるじゃん。今日の夜、私罪をおかしそうなのだけど?『抱いて♡』って言ってるよね。これもう。ヤっちゃうよ?いいの?)約0.3秒思考
国木田「太宰!早くでろ!」
太宰「はいはーい」
太宰「じゃ、帰ろうか、」
ちゅやさんの手を握る太宰。
中也「お、おぅ、////」
太宰(照れるなー!可愛いー!食べたいー!)
【社員寮にて】
国木田「さて、と、次は買い物か…」
国木田が理想手帳をみながら独り言をつぶやく
太宰「あ、国木田君買い物行くの?中也も連れてってよ!」
中也「はァ⁉自分で行け!」
太宰「いやーワタシニハヨウジガ…」
国木田「嘘をつけ」
太宰「まーまーこの町に慣れるって意味で行ってきてよ」
中也「分かったけど…」
中也が太宰の耳に秘密話をするときのように近づく
中也「その…ポートマフィアは大丈夫なのか…?」
太宰「だいじょぶだいじょぶ。じゃねー」
そういって太宰はどこかに歩いて行った
国木田「じゃあ行くか。財布は持ったか?」
中也「太宰が財布貸してくれたから、大丈夫。」