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srhb
ご本人様とは関係ありません
hb「わぁ、綺麗…」
雲雀が思わず、といったようにつぶやいた。
今日は雲雀と水族館でデートをしている。
彼がこういうところに来るイメージはなかったけれど、俺と一緒に行きたいと言ってくれた。
チケットを買い、水族館の中に入ると沢山の水槽が俺達を迎えた。
キラキラと光りを反射して輝くサバ。
淡水魚の中に紛れるオオサンショウウオ。
ひらひらと尾びれをなびかせながら泳ぐグッピーなどなど、みていて飽きない。
hb「セラお、あっちにもお魚さんいるって!!」
sr「行ってみよっか」
イルカショーの時間はすでに把握していたため、その時間に合わせて他のものを見に行く。
hb「すっげぇ〜〜」
華やかにライトアップされ、筒状の水槽の中を泳ぐアカクラゲ。
イソギンチャクの中に身を寄せ、こっそりこちらを眺めるカクレクマノミ。
ひょっこりと頭をのぞかせるチンアナゴ。
その水族館には、様々な生物がいた。
sr「雲雀、そろそろイルカのショーの時間かも」
hb「ま!?」
雲雀の手を引いて会場に向かう。
ここのイルカのショーはとても人気なようで、かなり人が入っていた。
sr「どこか座れるかな」
hb「あ、せらお、あそこ行くべ」
雲雀が指さしたのは、前から三番目の席。
sr「水被るかもしんないけど、平気?」
hb「へーき!」
ちょうど二席空いていたため、そこに座る。
前に座っているのは元気な小学生や、チャラい大学生くらいの集団ばかりだった。
何人か、雲雀を目で追っている人がいてちょっとムッとする。
確かにひばりは可愛いけどさ…。
sr「セラお?」
そんな事に全く気づいてない雲雀は、キョトンと目を丸くしていた。
sr「なんでもないよ」
そいつらに見せつけるようにして雲雀の肩を抱き寄せる。
hb「へ、セラ!???」
sr「なんでもないよぅ」
hb「なんでもないことあるか!?!?」
sr「んふふ〜」
hb「まあ、ええけど…」
赤くなった耳を隠すように雲雀はそっぽを向く。
sr「かわいい」
hb「んなっ!!」
sr「ほら、そろそろ始まるよ」
5分前のアナウンスが流れる。
雲雀はそれを聞いて目を輝かせた。
hb「そろそろや」
sr「そうだね」
水槽の中にいるイルカたちはくるくると泳いでいて、自分たちの出番を今か今かと待ち望んでいるようだった。
開始のアナウンスがはいった。
飼育員の方々が出てきて、イルカたちの紹介をしていく。
キューとイルカたちは鳴いてそれに答えていた。
上からボールが吊り下げられる。
笛の音がなって、イルカたちが泳ぎだす。
ザパーン!!と空中に飛んだ。
hb「すげぇ…」
雲雀がそうつぶやいた。
イルカたちが着地する。
その衝撃で、水が飛んできた。
hb「わぁっ!!」
sr「わあ」
かなり濡れてしまって、苦笑する。
雲雀も楽しそうに笑っていた。
その後もいろんなパフォーマンスが続いていく。
何度か水を被り、服はびしょびしょだ。
イルカのショーが終わって、人がまばらに出ていく。
hb「せらお〜。これどうするべ」
sr「だから言ったじゃん〜」
hb「ごめんて」
sr「まあ、そんなことだろうと着替え持ってきてるけど」
hb「え、マジ神!」
sr「俺の服だけどいい?」
hb「おん」
どうやら更衣室が備え付けられているようで、そこに向かう。
sr「…雲雀、気をつけて」
hb「なにが?」
sr「…」
チラチラと雲雀を見る男ども。
濡れて透けている服をまじまじと眺めていた。
sr「ひばり」
hb「ぅお!?」
肩を抱き寄せ、彼の身体を隠す。
sr「早く行こ」
hb「お、おん…」
見ていた男どもを睨みつけ、更衣室に入る。
中に人はいないようで、俺と雲雀の二人っきりだ。
sr「はい、これ服ね」
hb「あんがと」
カバンに入っていた服を手渡し、自身も着替える。
sr「ふう、」
身体に服が張り付いてきて、ちょっと気持ち悪い。
若干潮の香りがする服をビニール袋に入れて口を閉じる。
hb「あ、俺のもいれてくれん?」
sr「了解〜」
雲雀の着ていた服も、袋に入れる。
着替えを終えたらしい雲雀は、後ろにおいてあった椅子に座っている。
sr「よいしょ」
俺も着替えを終えて、雲雀の横に座る。
身長にたいして差はないものの、雲雀が俺の服を着るとやはり大きいようだった。
hb「せらおの服おっきいな〜」
sr「そう?」
hb「まあ、身長186だもんな…」
sr「雲雀も183でしょ」
hb「そうなんやけど。…やっぱ筋肉か」
sr「筋トレしてるからねぃ」
hb「俺ももっと筋肉つけないとなぁ…」
そのままでいい、と思ったが口には出さない。
なにげに彼はストイックだからなぁ…。
hb「セラお!つぎのとこ行こ!」
sr「うん」
雲雀と手を繋いで色んなところを回っていく。
アシカやカワウソ、アザラシなどもいて、見ていて飽きない。
hb「っはぁ!楽しかった」
sr「だね〜」
ほぼ丸一日水族館にいて、楽しんだ。
夕暮れの中、外に出る。
雲雀は伸びをしていた。
hb「また来ような」
sr「そうだね」
ふわりと微笑んで雲雀が言う。
楽しんでくれたようでよかった。
sr「ひばり」
hb「ん?どした?」
sr「んふふっ、なんでもない」
hb「んぇ〜!?気になるんやけど」
sr「いや〜雲雀かわいいなって」
hb「絶対それだけじゃないやろ!」
ム〜と雲雀がほっぺを膨らます。
その顔が可愛くって、手で雲雀のほっぺを掴む。
hb「んにゅ、」
sr「んふふ」
hb「にゃんらよ」
sr「ふふ、いや、」
hb「んにゅ〜〜〜!!!」
ほっぺを掴んでいるせいか、まともに話せてなくって可愛い。
にゃーにゃーなにか言ってるが、よくわかんない。
そのうるさい口をふさぐようにキスをした。
hb「んっ」
sr「ぁはっ」
みるみるうちに雲雀の顔が赤くなってくる。
hb「せ、せらお…今っ」
sr「かわいい」
もう一度キスをする。
こんどはさっきよりも長く。
はじめは驚いたように身をこわばらせていた雲雀だったが、だんだんと受け入れるように目を伏せた。
hb「んぅ…」
sr「雲雀、大好き。愛してるよ」
hb「…俺も、」
sr「嬉しい」
ぎゅっと雲雀をハグする。
hb「ちょ、セラ!」
sr「ふふっ」
hb「もう、」
雲雀も俺の後ろに手を回す。
そのままいくらかハグをしていたあと、手をはなす。
sr「帰ろっか」
hb「うん」
手を差し伸べると雲雀がそれを取ってくれる。
そうして、このデートは終わった。
いつか、また行けるといいなぁ…。
コメント
1件
口角が上がりっぱなしで、ニマニマしてました😆hbの可愛らしさにsrも満足ですよね😁🩷モブの登場ではsrの威圧に悔しさ見えます🙈🩷