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私は小説家

7 - 最終話 私は小説家

♥

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2022年02月20日

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私は小説家




























最愛の妹 日津花へ

この戦い、僕の負けさ。

自由に生きろ 日津花。

これから先どの道に進もうが何でもいい

両親は僕達がこっちの世界に来ている間

事件に巻き込まれ、亡くなった。

僕と両親はもうこの世には居ない。

すまない。僕も本当は勝負はしたくなかった。辛かった

日津花、お前は弱くない。自信を持って、これからを生きて欲しい。

僕はずっと君のそばにいる。今もいる。

大好きだ。日津花。僕は日津花の事が

大好きだ。昔みたいにいっぱいハグした

かった。

来世でも兄妹になったら、仲良くしてくれるか?

日津花。

最期にまた、 大好きだよ。

弧見栄 里津








日津花

「ウッ……何だよ、これ……泣」

「本当に、そばにいるの?」





(もちろん、ずっと見守ってるよ。)




日津花

「ごめんなさい…ごめんなさい……泣」

「お兄ちゃん…大好き……ごめんなさい泣」


「ううっ……自分…一人ぼっちじゃん…泣」

「約束…ね……お兄ちゃん…」

「そばにいてよね…泣」


ナース👩‍⚕️

「大丈夫ですか……?」


日津花

「すみません……泣」




あぁ、会いたいよ……

お兄ちゃん……



敦君、会ったばかりの自分を守ってくれてありがとう。


神様……ありがとう…


お兄ちゃんに、会わせてくれて

素敵な人達に、会わせてくれて…


本当に……本当に自分は……



恵まれてる人なんだな……


きつい両親の子でも……

ライバルになった兄でも……

別の世界の人にも……


ずっとずっとずっーーーと助けて貰ってるんだ




みんな……本当にありがとう……




日津花

「うっ………泣」


















6年後……



自分は今でも小説家。


この道は正しいと思っている。



そしてお兄ちゃんは今でも自分のそばにいると信じている。

自分は色んな人に愛された人。

この命、絶対に無駄にしない。



そして自分は最近出版した本がある。





〈私は小説家〉





自分の経験の事を書いたお話。

もちろん、兄ちゃんも両親も、敦君達もいる。










この人生という物語は自分が主人公。



もし、

この人生が気に入らないのなら自分で飾りつければいい。


自分は今まで両親の指示にだけ従っていた。

自分で人生を汚していたんだ。

その事に気づいた自分は今でも小説家をやっている。





人生という素敵な物語、自分はこの物語を憎んだりしない。



「自分は例え人生という物語の主人公になれ   なくてもいい。」


この1行で〈私は小説家〉というお話が

完結する。




































はーい主です!

毎回いいねありがとうございます😭

今回で最終話とさせてもらいました。

何か不満があったらすみません💦

今回もいいね200来ないと全部消させて貰います💦(1〜7話までです)

フォロワーもちょっとづつ増えていって主はもう幸せです⸜♡⸝‍

これからも主の応援、よろしくお願いします🙏

では!

この作品はいかがでしたか?

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