あっとまーく
「まぁ…ここは」
あっとまーく
「名の通り、”天界”だ」
あっとまーく
「空から世界を守ってる感じ」
あっとまーく
「まぁ、簡単に言うと」
あっとまーく
「天界族は世界の守護神的な感じだよ」
シャオロン
「守護神…」
あっとまーく
「まぁ、メイ達もここに来た理由…何かしらあるでしょ?」
メイ
「…実は」
ツクヨミ
「ん…」
あっとまーく
「!」
あっとまーく
「ツクヨミ!!!」
あっとまーく
「大丈夫…?」
ツクヨミ
「えぇ…なんとか…」
ツクヨミ
「って!?誰ですか!?」
あっとまーく
「マァラ国のメイ達のお友達だよ」
ツクヨミ
「え?!メイ〜!」
メイ
「久しぶりだね〜」
ツクヨミ
「でも…どうしてここに…」
あっとまーく
「今聞こうとしてたんだ…」
あっとまーく
「んで、なんできたの?」
メイ
「…実はね」
メイ
「シッマが…」
あっとまーく
「ふむ…【能力:解析】」
あっとまーく
「…明らかにおかしいね」
あっとまーく
「この子の能力、「大神犬」なのに…」
チーノ
「おおかみいぬ…?」
メイ
「いわゆる、神社にいる狛犬みたいな守り神よ」
メイ
「使うと、通常よりの倍の力を持つことができる」
メイ
「代償もなんにも無い」
メイ
「なんなら、能力を使わなくても」
メイ
「能力を持っているだけで傷が治るの」
チーノ
「まさにチートじゃないですか…」
メイ
「まぁね…弱点もないし」
チーノ
「うん…チートだ…」
メイ
「でも、体に合う人と合わない人がいるから…」
メイ
「まさに、シッマ専用の能力とも言っていいわ」
チート
「すご…」
あっとまーく
「だからこそ、おかしすぎる」
ショッピ
「え…?」
メイ
「ほら、言ったでしょ?」
メイ
「傷が治るって」
ショッピ
「!確かに…」
あっとまーく
「つまり…能力が発動していない…」
あっとまーく
「チッ…ログめ…」
あっとまーく
「能力を一時的に消したな…」
メイ
「…抹消?」
あっとまーく
「そう…かもな…」
あっとまーく
「ってか、コネシマ…?と言ったか…」
あっとまーく
「この子が怪我したところはどこ?」
春夏
「…頭」
あっとまーく
「…マジか」
オスマン
「支配人?どうした?」
あっとまーく
「ログ…アイツの能力は」
あっとまーく
「”絶望”…だ」
メイ
「たしかそれって…」
グルッペン
「絶望のドン底へ落とす…」
グルッペン
「絶望のドン底へ落とす事なら、どんな事でもできる…」
グルッペン
「まさに…最恐の…能力だ…」
あっとまーく
「そうだ…」
あっとまーく
「はぁ…昔は仲が良かったのに…」
シャオロン
「え…」
ゾム
「仲が良かったん…?」
あっとまーく
「…この話はまた今度だ」
あっとまーく
「まぁ、その子が目覚めたら話に来てくれ」
オスマン
「わかった…」
春夏
「…支配人さん」
あっとまーく
「ん?」
春夏
「コネシマさんは…大丈夫ですよね…?」
あっとまーく
「…それも目覚めてからだ」
あっとまーく
「起きるのを待つしか無い」
春夏
「そうですか…」
あっとまーく
「でも」
あっとまーく
「きっと、大丈夫だよ」
春夏
「!…はい…!」
あっとまーく
「んじゃ、地上に戻したるわ」
あっとまーく
「頑張ってね」
あっとまーく
「”Close”」
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