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何があったんでしょうか…
今回は2000文字かなあ
太宰どうなっちゃう?!あ、今回ちょっと最初らへん中也のキャラ崩壊と言いますか、ちょっと情緒が…( )
地雷の方は帰って他の神作品見ててね
それではどうぞ!
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数日
中「…」
太宰の奴が起きて寝てしまってから2日が経った。
彼奴がまた目を開けた時、俺はどうすればいいんだ?
中「織田…」
中「俺は、織田以下ってことだな。」
そういい、中原は苦笑する。
中「情けねえ」
太「……」
ピク
中「?」
太「……ムクッ」
手をピクリと動かした後、太宰がゆっくり起き上がる。
中「はっ…?テメっ…なんで……!」
太「…?」
中「お前…!何回俺に心配させたら気が済むんだよ!!」
そういいガバッと太宰を抱く。
太「へっ?!ちょっちょっとなんですか!?」
中「…あ?んだよクセェ芝居はもういいぜ」
ズビッと泣くのを堪える中原に、混乱していながらも赤面の太宰。
太「あっう…えぇ…?」
中「…?テメェ、俺のこと分かるか?」
太「えっと…」
誰ですか?
中「…!!! 」
中「……一寸待ってろ。与謝野女医を呼んでくる」
太「は…はい……」
ガタ。
ドアの閉まる音と同時に中原は言ってしまった。
中「記憶、喪失…」
手が震えていた。
部屋の中と廊下は暖かいのに、自分だけやけに冷たくて、不愉快だ。
コツコツコツ
与「…中原かい?」
中「……与謝野女医」
乱「僕もいるよー?」
中「探偵。 」
乱「名探偵ね。」
与「…太宰が起きたのかい?」
中「ええ。ですが…」
中「俺のこと、解らないって…」
乱「…!!」
ドダガタッ
太「…?」
ガタンッ
乱「太宰!!」
太「ひゃっひゃい?」
帽子を被った細目の人が、僕を見て青ざめた。
その後に蝶の髪飾りをつけた制服姿の女性と、先程僕に抱きついてきた、好みの男の子。
その後、色々聞いて状況を知った。
帽子の人はランポさん、髪飾りの人はヨサノさん、小柄な子はチュウヤさんと言うらしい。
皆成人していて、チュウヤさんは僕の相棒…と言うか、犬猿の仲らしいけど…
言わば僕は記憶喪失っていうので、短期間で治るらしい
太「なんとなく状況は掴めましたけど…僕はどうすればいいですか?」
与「嗚呼…。アンタは中原の旦那と住むのさ。此奴なら強いからねぇ」
乱「えー?また中原?僕と住もうよ太宰ー!!」
与「はいはい乱歩さん。バラされたくなきゃ大人しくすることだね」
乱「はぁ〜い…」
不貞腐れてるランポさん。
なんだか既視感があるなあ
前の記憶かな
太「ふふっ。」
くすくす、と笑い頬がほんのり紅色の太宰に、思わず2人は笑ってしまう。
だが中原だけは何か悔しそうな顔で下を向いていた。
与「さ、中原の旦那や。妾は用具を買ってこなきゃああかん。どう言うことか判るね?」
中「はいはい見てろってことですね。」
与「嗚呼!後は太宰は気付いてないが体調も悪く歩けない。便所とかは付き添ってやってくれ 」
乱「そんじゃあよろしく〜」
おや、乱歩さんも来るのかい?と聞く与謝野に、駄菓子を買いに行くだけ!と応える乱歩。
中「…」
太「…」
気不味い雰囲気。
風は雰囲気をぶち壊すかのように流れ続ける
中「アーッ…そうだな…」
太「ひゃっ……はい…?」
中「 何処まで覚えてるんだ?」
太「え、えっと…僕の、前の持ち主の記憶かも知れませんが…」
太「僕がチュウヤさんに、何かの呪いをかける…みたいな、アラ、ハバキ?みたいなのを…」
中「それは前の持ち主だろ。手前ェは?名前とか言ってみろよ」
太「え、えっと…津島…です。」
中「あ?手前ェ本名太宰じゃないのか?」
太「本名は津島修治ですが…」
中「…」
中(ずっと隠して来たのか?でもなんのために…)
津「あの…」
中「いや」
中「やっぱなんでもねえ。腹減ってねえか?」
津「!ちょっ…ちょっとだけ…」
中原は、「前よりも少し痩せたな」と思いながらも医療室の棚に向かった
中「嫌いなモノってあんのか?食べ物じゃなくてもいい」
津「え、えっと…犬と…その……」
中「?言いづらいんだったら言わなくていいぞ。」
津「あっ…いえ……実は…僕人が恐くて…」
中「人?俺とか探偵とは話せてなかったか?」
津「い、いえ!前の持ち主の慣れてる方なら話せるのですが…その」
津「外の、通りかかる人の目線が気になって」
中「…」
彼は僕に近づくや否や、そっと窓を閉めてくれた。
優しくて、暖かくて、いい人だ
津「あっ…ありがとう、ございます…」
中「…なんで人間が恐ェんだ?」
津「幼い頃から、周りの人に自分の正体と言いますか、本質が見破られてしまうのが」
津「こ、恐くて」
津島の手は少し震えて、顔も真っ青だった。
中「いつからそう思うようになったんだ?」
津「えっと…」
中「アー…悪い。無理に答えなくていい。仕事の癖が出ちまうんだ」
津「いえ、平気です。覚えてる限りでは小学校を入る時点ですね」
中「苦労してんだな。」
ぽんっと津島の頭を撫でる中原。
津「あはは…」
すると津島が頭を下に下げた。
津「………」
?「ガッ」
中「…っ?」
津島が突然中也の腕を掴む。
中(…っ!誰だ此奴……いや、まさか…)
中「…手前ェ太宰か?」
太「…中也」
太「津島修治から何を聞いたんだい…?」
中「…聞いちゃいけねぇのかよ」
太「中也は彼女と風呂でヤってるか聞かれるの嫌じゃないの?」
中「それとこれとは別だろ。てか彼女いねえわ」
そういうと中也が「太宰」のおでこにデコピンをする
太「いたっ……。津島のせいで私は一時期薬物中毒だったんだからねー」
中「中毒?解毒でも飲んだんか」
太「いや?友達に精神病院へ連れてかれた」
中「それ友達か?」
ベットにドスっと座り太宰の方を向く中也。
太「まあいいよ。外には漏らさないでよね」
中「へいへ。ほらよ小腹空いたんだろ。クッキー」
太「ええ…蛞蝓が選んだのとか美味いの?」
中「黙って食いやがれ」
そういうと中也は太宰にクッキーを投げる。ポカっと情けない音がなる。
太「…ガチャガチャ…モグモグ…」
太「……中々に美味じゃないか」
中「だろ?俺の目に狂いにゃあねえんだよ青鯖」
太「じゃあ今度中也には蛞蝓味のクッキーをあげよう」
中「いらねえよ」
乱「…静かになったね!」
与「入ってみるかい」
ガラッ…
そこにはベットで気持ちよさそうに寝ている太宰と、そこに座りながら寝る中也がいた。
乱「ずるーい!僕も「太宰」と寝たーい!!」
与「…おや?太宰は記憶が戻ったのかい?」
乱「まあね。」
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わああああああああ
太宰、ほんと短時間の記憶喪失です。
この間多分短期間って書いちゃったよね?ごめん誤字!
多分次かその次が最終回かも!!
次回♡▶︎550
beast辛いッッ!!