……バレンタイン。
それは、男女共にワクワクする日。
一方私は、ずっと一緒の同い年の執事に渡すタイミングを計ってる。
ちなみに高校も一緒。
……モテモテだからな〜。
○○「あ、迎えありがとう」
西村「いえいえ、と言いますか…チョコの量が多すぎて」
○○「あぁ〜…自慢?笑」
西村「そんなわけでは!!」
○○「大丈夫よ笑笑 クラスでも沢山貰ってたものね」
西村「そういえば、お嬢様はくれないのですか?」
○○「へ?」
西村「今日はバレンタインですよ?」
○○「……貰ってくれるなら」
西村「…よかった笑 ずっと待ってました」
○○「……私のでいいの?」
西村「お嬢様から欲しかったのですよ」
○○「……それは、」
西村「お返し、期待しといてくださいね?」
私の幼なじみ兼執事の彼は、よく私のことを考えてくれてたり、癒し系のマスクでみんなをイチコロにしたり……。
モテるから大変なのはこっちの思いなのに、ずっと男から私を遠ざけてた。
大好きやからだって。
そんなん好きになるに決まってるじゃん。
てか、とっくに好きになってたよ。
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……この2人は絶対結ばれるわ笑笑