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bl、nmmn、
akfw
地雷の方注意.
微 R18
fw→「」
ak→『』
fw side
明那に、好きと言われた。
俺の事が、好きだと。
『好き。ねぇ、ふわっちは??』
そう言われ、ギュッと俺の手を握ってくる。明那、普段はこんな積極的じゃないのに…、、
「ぇ、えと、明那??好き??俺の、事が???」
『うん、今気づいた。』
「し、親友、とか、言って…」
『親友の延長線的な?』
俺が何を言っても、何を聞いても直ぐに返されてしまう。真剣な眼差しで。俺の事を逃がさまいと言うように真っ直ぐ見ながら。
「…、、なんで、気づいたの…?」
あっさりと受け入れてしまった。
akn side
ふわっちがおじさんとホテルに入ろうとした、あの日。
咄嗟に体が動いた。
それは、「親友」が変な事に巻き込まれるのが嫌で、てっきり親友を守る為に出た行動だと思っていた。
のだが、どうやら違っていたらしい。
思えば、俺は前からふわっちには特別な感情を抱いていた。
後ろから抱きつかれたりする度、鼓動が速くなっている事に、内心気づいていた。
童貞だから、そういう経験がないからとか思っていたが、あれも間違っていたのか。
こんな事がふわっちにバレて「童貞だもんな〜?♡」なんて煽られるのが嫌でずっと言ってこなかったのだが。
……そっか、好きだったんだなぁ〜……。
ずっと。
…でも、そうか。
ふわっちは、俺の知らない色んな人とヤってたんだ。
なぜその道に走ってしまったのだろうか。
もっと、もっと早く、そんな事に手を染める前に、 俺に言ってくれれば。
ふわっちの為なら、まだただの「親友」としか思っていなかったあの時でも、なんだってしていたのに。
俺の家に住まわせて、ご飯だってしっかりしたのを食べさせて、朝は一緒に学校に行って。
もっと早く気づいてれば良かった。
『ふ、わっち…』
その整った顔に手を伸ばす。
そして、そのまま手を下に下ろしていくと…今朝も見かけた、あのキスマーク。
『ふわっち、これは、誰につけられたの?』
「ッぇ゛…??…たぶん、一昨日とかの、お客さん…」
『…ふーん……』
そのまま、その赤い跡を消すようにごしごしと擦った。しかしそんなので消える訳もなく、擦った部分が更に赤く、ぼんやりとした跡を付けるだけだった。
「ッん゛、明那、痛い゛……」
『…うん、ごめん。』
そのまま見つめていくのにつれて、俺の擦った跡がどんどん消え、元の赤いキスマークに戻っていくのが本当に苛立たしい。
早く消えてくれないかと願う。ふわっちの体に、誰かとヤった印が残っているのが嫌だ。
……それでも時間が経つにつれて跡は消えていく。俺が認識できないだけで、きっと沢山の跡が付けられていたのだろう。
『……くそ………。』
無性に腹が立ってきた。
怒りを発散させるように、彼の体の隅々に噛み付く。
「ッぁ゛、いたッ……!!♡♡」
そうやって顔をしかめる彼を見て、俺は、
「可愛いな」
なんて思った。
ふわっちの体に、どんどん赤い跡が付いていく。
ここも、ここも、ここも。
全部俺の知らない人に触られたのか?
俺以外の奴に。俺だってまだ触っていない所があるのに。
誰かの手が触れたのか。唇が触れたのか。
彼を、俺だけのものにしたい。そんな欲がどんどんと溢れてくる。
『……ふわっち。』
『ふわっちは…』
俺だけのものだよね…。
fw side
未だに頭が回らない。
今までノンケ気味だった明那が急に噛み付いたりしてきて、まるで童貞じゃないみたいに積極的になって。
ずっと体を噛まれていて、多少の痛みと快感で訳が分からなくなりそうだ。
「ッあきな゛、止まって…」
『……、、ん』
明那の頭に軽く手を乗せると直ぐに噛むのを止めて、その綺麗な瞳に俺を映す。
「明那…なんか、変だよ…、、」
『…変にさせたのはふわっちだよ。』
「……」
『…ねえふわっち?…なんでパパ活なんか続けてるの。』
「…ぇ…??だから、家出してきて、稼がないとって思って、バイトとか出来ないから…、、 」
『ううん、違う。知らないおじさんとヤるの、嫌じゃないの?』
「ぇ、……」
唐突に、そんな事を聞かれた。知らないおじさんと、ヤるの…。
「そりゃ、嫌な時もあるけど、稼がないとだしッ… 」
『すっごい嫌だったらさぁ、稼げても止めない?そうしないって事はそこまで嫌じゃないって事じゃないの?』
「…明那、怒ってる……?」
『好きな人が知らない人とヤってんの誰だって嫌じゃない?』
「……」
『さっきアプリでやり取りしてるって言ったよね、スマホ貸して?』
「…、、ぇ…」
凄く嫌だった。
いくら先程ヤって、全てをさらけ出したとはいえ、パパ活をしているという自分の汚い一面を見せたくなかった。
ただ、そんな明那の言葉に逆らうことも出来ずに俺はスマホを差し出した。
『……』
明那がやり取りの全てを見ていく。
怒られるのかな。何言われるんだろう。怖いよ、怖い。
『…焦ってるみたいだけど、俺がこのアカウント消すかもって不安になってんの?』
「…ぇ、いや、違…」
『ならこのアカウント消していいよね?』
「……っそれは…」
いいよ、という事が出来なかった。
きっとここで頷かないと、怒ってしまう。
「…ぃ…ッ…」
『あのね、ふわっち。この人達と早く関係切って欲しいの。ふわっちにこれ以上危ない事してほしくないの…。』
そんな事分かってる。
けど…
「もう、ちょっと考えさせて…」
『……このアプリの中に、本命でもいるの??』
「違ッ!そんなんじゃッ…!!…けど…」
『…じゃあ何?』
呆れている。
呆れられている。
「…明日とかも、約束してる人とか、いるし…、、多分、学校も、1人バレてる…から、怖い…。」
「せめて、最後に…、、」
『…分かった、じゃあ、その人にだけ最後に話してきな?でも、ホントにそれで最後だから。』
「…うん、…分かった…。」
そう言うと、彼は俺の頭を優しく撫でてくれた。…さっきの明那は、怖かった。
『今日はもうここで寝ていいからさ、ふわっちも疲れたでしょ。』
明那は本当にお人好し。自分だって相当疲れただろうに…
「ありがと、明那…おやすみ。」
今回めちゃ少なくてごめんなさい
次もうちょっと長くできる予定です(未定)
あと前回いいね1000?いったら次のお話書くみたいな事やったんですけど即日くらいで突破しちゃってたので、今回は2000でいかせてもらいますごめんなさい