*nmmn
*stxxx
*桃赤
*ご本人様と関係はございません
↓
ぼふんと音を立て二人で一緒にベッドへ倒れる。
俺に腕枕をされている莉犬の背中を反対の手でゆっくり叩く。
「…さとちゃん、」
「んー?」
「もっと、くっついていい?」
「いいよ、おいで」
可愛すぎるお強請りに即答してしまう。
莉犬は少しずつこちらに寄ってきて、気付けば目と鼻の先に莉犬がいる状態になった。
「…あったかい」
そう呟くときゅっと俺の服を握る。そんな彼の額に小さくキスをしてから呟く。
「おやすみ、りいぬ」
耳元で言うと、彼はくすっと笑ってから目を閉じる。
しばらく背中を叩いていると、すぅすぅと穏やかな寝息が聞こえてきた。
俺は布団を引っ張り莉犬の肩まで持ってくる。そしてその隣に寝転び、もう一度顔を見つめる。
「……かわい、」
ふっと微笑んでから、俺はスマホのシャッターを切った。
またひとつ宝物が増えてしまった。
写真の莉犬にキスをしたあと、本物の莉犬にもキスをする。
ああ、今日はいい夢が見れそうだ。
***
「…ん、…ぅ、」
瞼の裏が眩しくて顔を歪めた。
ぎゅうっと強く目を瞑ってからゆっくり伏せた瞳を開くと、彼の寝顔が視界いっぱいに広がった。
思わず間抜けな声が漏れた。
伏せられたことによってわかる長い睫毛が揺れる様子に目を奪われる。
相変わらず綺麗な顔をしているさとちゃんの胸に顔を埋めた。
とくん、とくん、と心音が聞こえる。
それが心地よくて、彼の優しいシトラスの香りに包まれながら俺はもう一度眠りにつく。
「さとちゃん、ありがと」
小さく呟いたその言葉は彼に届いただろうか。
コメント
12件
フォロー失礼します🙇🏻♀️⸒⸒
初コメ失礼しますm(*_ _)m フォロー失礼しました。 書き方がよく分からないので参考にしても宜しいですか??
ふぉろ〜失礼します♡