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うぅ…ぺんぐち少ないから嬉しいです!
stgr🟨🧪
本人様とは関係ありません
🟨side
「…………大丈夫ですか伊藤刑事」
「っ…ぐち、逸…また勝手に…ッ゙」
「無理して喋らないで下さい、貴方今身体のあちこちに銃創があるんですから」
「でも、…!!」
「ぐち逸が指に人差し指を当て「しーっ」と言い、慣れた手つきで身体を治している
「できましたよ」
「うん、…………まぁいいや…個人的にありがとう…いや、ダメなんだけどね?………………」
「…まぁ、ぐち逸はすごいって思ってるよ?俺は、周りに流されず信念持ってて…偉いと思う」
つい、ぐち逸の頭に手を置いて撫でてしまった
「い、いきなりなんですか?…………私は獣の類ではないのですが…」
「あ、あー…つ、つい…?」
「……そんなに子供っぽいですか…」
「そ、そういうわけじゃ…」
いや、むっとしてこちらをみる姿はそうかもな…
「あのー、…て、手を離してください…」
「うぁ゙、ごめん!!髪さらさらで結構撫で心地よくて…」
「………………急患…がでたので行きますね…」
「あ、いってらっしゃーい!!」
ぐち逸は顔をそむけながらわざとらしく何処かに行ってしまった
🧪side
…昨日から変だ…撫でられた感覚が忘れられないのだ、…子供じゃあるまいし、さっさと忘れないと…仕事にも集中できない…
「これは…お願いするしかないか…」
「あ、ぐち逸じゃん、なんか用?」
「ぅ゙、…あ、あの…」
「ど、どうしたの?ここじゃ言いにくい…?」
「そ、そうかも…しれません………………
あの、私の家に来て頂けませんかね…」
「わ、わかった…?」
「しっかし、…恐ろしく無機質な部屋だなぁ…」
「まぁ、大きな荷物置きみたいなもんですよ」
「それで、?なんか俺に相談があるんでしょ?」
「相談…というか…恥をしのんでお願いがあるんですよ」
「なるほど…?」
「え、えっと…その………も、もう一度……あ…、」
「あ?」
「頭…を撫でて欲し、く、て…///」
顔から火が出そうだ、そもそも大の大人がこんな幼稚なお願いをすること自体恥ずかしくてたまらないのだ、逃げ出したい気分でいっぱいで目を合わせられない
「…えっと、頭を、…?」
「…………そう、です…あの、変ですよね、断っても、」
「こうかな…?」
「……ん゙……………」
…落ち着く…優しい手つきだ
「ぐち逸、机越しだと撫でづらいからほら、俺の膝座っていいよ」
「え゙…い、いや、…それはちょっと…………あの…恥ずかしいので…」
「こっち、座んないと撫でてあげないよ」
「ぅ゙………///こう、…ですか、ね…重くないですか…?」
「いや…むしろ軽すぎるくらい、と…」
「あ、あの……撫で、て下さい…」
「あぁ、こうで良い?」
「…………はい」
🟨side
ぐち逸が頭を撫でて欲しいと頼んできた時は驚いたけど、やっぱお医者さんだからストレスとか溜まるんだろうな…記憶のないぐち逸の力になりたいと思っていた俺にとっては、頼ってくれることは凄く嬉しいし
正直撫でてもらっているぐち逸はめっちゃ可愛い恥ずかしそうにしつつ、撫でてもらったら目を閉じ、頬に手を当て頬ずりをする、無意識でやってるのかな…
「ねぇ、ぐち逸!またさ、撫でて欲しくなったらいつでも呼べよ!!そういうスキンシップでストレスって減るからさ!!」
「はぁ…了解しました…………伊藤刑事はもう、帰宅されますかね」
…………気のせいかな、寂しそうな顔は
「ぎゅー!をお前にお見舞いだ!!」
「うあ゙、…!?いきなり抱きつかないで下さいッ…!?」
「あと5分はこうさせてよ!!ぐち逸はめっちゃいい匂いするしなぁ、柔軟剤神ってる…」
「あの、…人にはパーソナルスペースというものがあってですね……………わ、私がおかしいのか…?」
ぎゅっと抱きついたまま頭を撫でているとぐち逸の目がとろんとしてきた、
「…ね、寝た…ありゃりゃ…ってか離してくんないな…………やむを得ないかぁ…」
俺の横ですぅすぅ寝息をたてているぐち逸、色素の薄い髪をふわっと撫でるとやはり無意識なのか手に頭や頬を擦る、なんだか猫のようだ…俺も…もう眠く…
俺が次に目を開けるともうすっかり服を整えて、コーヒーを淹れているぐち逸が見えた
「すいません、お恥ずかしいところをお見せして……………昨日……呼んだらいつでも来るって本当でしょうか」
「あ、あぁ、全然大丈夫だよ‼︎いつでも呼びな!俺が力になれるんだったら嬉しいことこの上ないからね」
「たまに呼んだりするかもしれません…それと…もう一度、頭を撫でて欲しいです」
「……………それと…あの…ぎゅー、…も…」
「うん、いいよ…おいで?」
ぐち逸はそれからほぼ毎日俺を呼んだ、
「い、伊藤刑事、…あの…はやく…」
ぐち逸はすっかり慣れて、手を広げて待っている…ちょっとばかし警戒心がなさすぎるんじゃないだろうか、それに顔が少し赤いように見える
「はい、今日は疲れてんの?」
「わかりません、…でも、今日はここに泊まっていってくれませんか?」
「やっぱなんかあったの…?」
「いや…その…そういうわけではなく…」
「んぇ?」
「あ、…甘え…………たくて……///」
「あーっ、そういう日あるよね〜、いいよいいよ」
「すいません…」
こういうとこ見るとぐち逸って今まで誰かに甘えることって少なくて甘え下手なんだろうなーと思う、記憶喪失で頼れる人なんか少ないだろうし、一番最初に俺が声かけてて本当に良かった、もっとコイツの力になれたらいいなぁ…
「疲れてるならマッサージとかしたげるよ!!肩とか、こってない?」
「肩ですか…じゃぁ、ありがたく、お願い致します」
「よし来た!!俺はプロ並みだぞ〜」
「ぅ゙ッ………お゙ぁ…ん゙っ、ふぁ……ぅも、もう、だい、じょぶです……うまいんですね…」
「あっ、…あー、ま、まぁね……うん…」
お、お、俺のふしだら!!違う!!ぐち逸はそういうのじゃないんだからっ…!うぅ…ぐち逸もなんかふにゃふにゃしてるし…かわいい…
「…伊藤刑事……あの…あ、あたまを…」
「ちょっと…今は、ちょっと待って!!」
「あの…、い、いとうけーじ…その、…おねがいです…今、欲しいです、…」
涙目で強請るぐち逸本当にかわいい、体温が頬がお互いに赤らむ
「ごめんね、後で話す、から、」
唇が合わさる、目を見開き「な…⁉︎」と言う声を遮り頬を撫で、舌を絡めた、
「ん、っは、ぁ゛?♡…///⁉︎いとぉ、んむっ…ぅ…ぇ゛あっ…うぅぁ?♡♡」
「…んッ、はぁ……ぐち逸……………ごめ…」
「い、いえ…こ、これは…なんの…」
「えー、えっと…こ、こういう……あのリフレッシュ法、という…か」
「…ふむ、成る程、全て理解しました、つまり、これはストレス解消法の一環ということですね…!」
「え?いや、えっ…と、」
「そうでないと、…こんなに…胸があったかくなるのの説明が…つかないです!!やはりストレス軽減の類ですね!!」
「う、ぁ、えと…そう…だ…よ…」
…何も言えるわけがないじゃないか…!!そう…俺は悪く…無い…うん…
「伊藤刑事もう1回しましょう、効果があるならしないと」
「!?…っう、……うぅ…うん…」
あぁ、俺はなんて悪い奴なんだ……でも、もう少しだけ…
「ん゙っ、ふっ…あぅ゙♡、っふ…ぅあ゙、ゃ♡♡け、けーじ…い、っんむ♡」
「あ…、んむ……かわい、…」
「ぅ、ぁ゙…♡はっ…う、な、…なで…てくらしゃ」
「うん、偉い、ぐちーつよくできたね、かわいいよ」
「ん゙、あ、ありがと、ござま、す…♡」
ぐち逸はそういう経験が無いのか体をびくびくさせながら撫でる手に頬を擦りこちらを涙で霞んだ視界越しにぽやぽやと見つめる姿はかわいい、
「きもち、のに…あ、の…からだ、ぞくぞくしてっ♡…こわい、です…いとお、けぇじ、♡♡たすけて、くらさい、ぃ」
「力抜いて、ほら、俺にぎゅーして…そう、このままいっしょに寝たら大丈夫だよ、
「ほ、ほんと、♡ほんとに、だい、じょーぶっ、れすか、ぁ♡」
「両手、繋いでぐちーつ、ほら…これすき?」
「すきで、す…いとうけーじすき、」
「ふふっ…かわいい、ぐちーつかわいいよ…ほっぺふにふにだね」
両手で頬を包むように愛撫すると嬉しそうに上から自分の手をかさね、俺の手を離さないので、たくさん撫でたあと、ぎゅーをしたまま2人で寝た
「あの…すいません、昨日は大変なご迷惑をおかけしまして……実は…催淫効果などある薬を服用していまして…」
「えっ……あーー…き、昨日の記憶とかは…」
「…………あの、…それはもう鮮明で…催淫だけじゃなくあれは自白剤、つまり正直になるような効果等……とにかくお見苦しいところを…」
ぐち逸は目を伏せ俯きながら赤い顔で、こちらをちらちら見ていた
「ふーん、…じゃぁ俺が好きってのは本当?、それとも、これが好き?」
昨日みたいに両手の指を絡めぎゅっと握りじっと見る
「…っ、あの…やめてください…そうゆうのは…………あの、…今夜…で、」
「ふふ、今夜なら良いの?」
「ぅ゙、あ、…じゃぁ、また、夜…に…」
「わかった夜に行くよ、頑張ってね……あ!!ぐち逸待って!!」
「え、あ、何か?」
手を当て唇を重ね頬を愛撫する、最後に頭をくしゃっと撫で見送った
「…ぐち逸、いってらっしゃい」
「…………ぅ゙、あ///じゃ、じゃぁ、もう…きゅ、急患なのでっ…!!」
ぐち逸は足早に去っていってしまった
今夜にまた二人で秘密の約束をするのだろうか
/終わり
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