少し胎動を感じられるようになったころ、
「少し動くようになってきたな〜」
「元貴くんそろそろ帰ってくるかな」
「男の子かな〜女の子かな〜!」
一人でブツブツ喋っていると
『ただいま!』
「おかえり〜」
『大丈夫?体調悪くない?』
「うん!平気笑」
『良かった笑』
「そういえば今日少し胎動感じたの!」
『え?!』
カバンを部屋に置きに行こうとしたけどカバンを置き、お腹を触って確認する
「パパだよ〜」
『わかってるのかな?』
「なにが?」
『いつも触ってる人と違うって』
「手の温度とかで違ったりしてわかるんじゃないかなー?」
『これがパパの手って覚えてね』
「なんかさ、やけにお腹が大きい気がするんだよね」
『双子?笑そんなわけないか』
「早く性別わかんないかな〜」
『早くベビー用品見たいんだよね笑』
「わかる!なんかさベビー用品可愛すぎてさ見る度に産まれてこないかな〜って思う笑」
『そういえば若井たち柚音が妊娠してること知らないらしいよ笑笑』
「え?!笑笑笑」
「じゃあなんで今いないと思ってるの?笑」
『わかんない笑笑ポンコツだなぁ笑』
とても幸せだと感じることもある、だけどそんなに幸せだと何があるのか分からない
次の日
「元貴くん?」
『ん?』
呼ぶととても優しい顔でこちらを覗いてきた
「今日さ、仕事行こっかな」
『え?』
『正気?』
「うん笑」
『…なんで?』
とても不安そうな顔をしてみてくる
それがどうしても可愛くて愛おしい
「たまには息抜き的な感じで行こうかなって!」
『…』
「大丈夫!無理はしない!」
『ほんとに?』
「うん!」
『わかった、』
「ほんと!!」
『だけど!圭史とかほかのマネージャーにも言っとくからね?』
「はぁーい!」
すごい喜んではいるけど一応5ヶ月の妊婦だ
無理させるようなことは絶対にしたくない
ダメと言ってもめげずに言ってくるであろう
「準備出来たよ!」
『、笑笑』
「行こ!」
『うん行こっか笑』
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コメント
10件
モモちゃん続き待ってるよーー!