/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
◇◇◇◇◇
これは完全に修羅場の予感！
「ちょっと待ちなさいよ！
私はもう颯さんの恋人なのよ！
それはもう決定事項よ！
でも、別に１人だけを選ぶ必要ないじゃないのよ〜！」
「「「「「え⁉︎」」」」」
「私は初めから、私が恋人になりたいのよ！
そして、恋人になった。だから嬉しいの。
あとは、好きにしなさいよ。」
「へぇ。そうなんだー！意外かも。」
「意外じゃないわよ。よく考えなさいよ。
もし、先に静さんと交際してたら、私が諦めないといけないってことよ。それはないわ。
逆だったら、静さんもそうでしょ。そんな不毛なエンドレス状態は勘弁だわ。」
「そっか。麗奈さん、その考えいいね！
で、静姉は、どうなの？」
「私もそれでいい。」
「おー！やったね！お兄ちゃん！
それじゃ、丸く収まって良かったね！
一気に恋人が２人！モテモテじゃん！」
「颯さんはどうなの？」
「颯！なんか言ってよ！」
「なんか、いろいろごめん！
俺の勝手で申し訳ないけど、２人とも、よろしくお願いします！
あと、うー、思い出したくないけど、竜崎会長にこのこと説明しないと……。」
「あ！颯さん。それは大丈夫よ。
言ったでしょ。最初から織り込み済みだって。お父様には、そういうこともあるって言ってあるから。」
「え？そうなの？抹殺されない？」
「しないわよ。逆に別れたら抹殺されるわよ！」
「良かった〜！！！！」
「麗奈さん。最初から静姉とはくっつくと思ってたんだ。」
「まあね。可能性の話よ。その時にどちらか選ばれても困るじゃない？せっかく、恋人になれたのに。だって、重婚も出来るんだし、無意味じゃない？」
「麗奈さん。ありがとうね！私、ちょっと、麗奈さんのこと好きになったかも。」
「あらそう。それは嬉しいわね。
颯さんの恋人同士、うまくやりましょ！」
「うん。そうだね。」
「静！良かったね〜！
麗奈さんもちょっとは見直したかな〜。
颯くーん！私とも付き合っちゃおうか？
３人目行っちゃえ〜！」
「あ！それはごめんなさい！」
「えー！ちょっ早なんだけど！
もうちょっと考えなよ〜！
２人も３人も一緒でしょ！」
「ごめんなさい！」
「むー！むー！ここは様子を見るか〜？」
みんなに笑顔が戻った。
一時はどうなるかと思ったが、まさかの展開に救われた颯であった。
「それじゃあさ。今日は、お兄ちゃんのおごりで外食しようよ。」
「いいね。そうしよう！」
「そうだね。高いの行っちゃお！」
「賛成！」
本日、静と麗奈が恋人にクラスチェンジ！
そして、朱美が第３の座を狙うが失敗！
さらに、実はもう一人。
○颯と同居人の相関図
麗奈：父親公認の恋人
静 ：幼馴染（実は恋人）→正式に恋人
朱美：第３夫人希望（失敗）
若葉：実は虎視眈々（妄想）
桜 ：一番の理解者であり保護者
◇◇◇◇◇
みんなで夕食も終わり、リビングで安らぎのひととき。
「もう！静姉と麗奈さん！イチャイチャしすぎでしょ！部屋の中では、ちょっとは遠慮しなさい！朱美さんも便乗しない！お兄ちゃんが困ってるでしょ！」
「だってね〜！ふふふ。」
「そうだね！ふふふ。」
「あのー。付き合うことになったけど、いつも通りの感じでお願いします！」
「だってね〜！」
「いや。朱美は混ざっちゃダメでしょ！」
「むー！」
「明日からなんだけど、俺の方はいろいろ面談の予定が立て込んでるらしいんで、その間は５人でレベル上げしておいてくれる？」
「いいわよ。私がリーダーをやってあげるわ。」
「そうだね。麗奈さん、お願いします。」
というわけで、またもや当分、俺抜きでダンジョンに行ってもらうことに。
まあ、俺の方はデイリー〈経験値〉でレベル上げ出来るからいいんですけど。もう少しで上限の９９になるし、十分といえば十分です。
◇◇◇◇◇
さあ、もう夜も遅いし、今日も日課のデイリー〈経験値〉をやったら寝よう。
デイリー〈経験値〉！
いつも通り、小部屋のダンジョンに銀色スライム登場！
シュパ！
「こいつも、いつのまにか一撃になっちゃったな。おー！これは上限に到達したんじゃないの？日々の精進を怠らず、毎日鍛錬した結果だな！我ながら、達成感！」
ステータスオープン！
〈ステータス〉
橘 颯 ２５歳 探索者ＬＶ９９
生命力：１９８０
魔法力：９９０
戦闘力：４９５（＋２０００）
防御力：４９５（＋２０００）
瞬発力：４９５（＋２０００）
〈スキル〉
なし
〈隠しスキル〉
マイ・ダンジョンＬＶ２
→ルームＬＶ３
→デイリー〈経験値〉ＬＶ２
ヨシ！レベル９９になってますな。
あら？デイリー〈経験値〉のレベルが上がってる！上限に行ったのになぜ？ＬＶ２？
どういう意味ですか？
デイリー〈経験値〉！
まあ、デイリーはデイリーか。
今日の分は終わりか〜！
明日にならないとちょっとわからないね。
それにしても、このステータスは異常だな！
戦闘力、防御力、瞬発力だけで言ったら、上限レベルの５倍ってことでしょ？
いまさらなんだけど、チートを実感。
改めて確認。
日本探索者協会ホームページにログイン。
カチャカチャ。
橘 颯 ２５歳 日本🇯🇵
東日本州・川崎支部所属
探索者《シーカー》ランク：国際Ａ級
東日本ランキング：1位
日本ランキング：2位
世界ランキング：6位
おー！世界ランキング６位！
これってＡ級探索者レベル上限者でトップってことなのかな？
やり切った！やり切ったよ！うっほーい！
上限到達で喜ぶ颯。
このあと、自分に予想外の変化が起こるとも知らずに……。
◇◇◇◇◇
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ